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更新日:2025年10月2日 英語コラム

「色々」「その他」英語で何ていう?言い方別の使い方と併せて解説します!

日本語で「色々」や「その他」を表現したい場合は、表現は比較的限られてきます。

ところが、英語ではいくつかの種類があるため、状況やニュアンスによって使い分けるのが重要です。

今回は「色々」や「その他」をはじめ、英語で何かをひとまとめに表現する方法について解説します。

ビジネスでもプライベートでも非常によく見かける表現なので、ぜひ押さえておきましょう。

英語での「色々」や「その他」の言い方

さて、「色々」に相当する表現を見てみましょう。

どれも非常によく使う表現となっています。

Various

より正確には「様々な」というニュアンスで使われますが、「色々」を堅く表現したものと考えてください。

主にビジネスの場で使われる機会が多いです。

余談ですが、多様性などを表す「Variety」はこの「Various」と語源を同じくしていて、どちらもラテン語の「varius (様々な)」から来ています。

例文:
We have various options for pursuing this project.
(本プロジェクトを進めるためには様々な選択肢がある。)

Several

「様々な」や「いくつかの」と訳されます。

これも「色々」を細かく分けた分類の一つで、先ほどの「Various」と比較すると選択肢がより狭まっているニュアンスで使われます。

例文:
We have several options to move this project forward.
(本プロジェクトを進めるためにはいくつかの選択肢があります。)

→「Various」の例文を、選択肢が限られたニュアンスで言い換えたもの。

All kinds of / All sorts of

こちらはよりカジュアルな表現で物事をひとまとめに言うための表現です。

訳としては「いろんな」が近いでしょう。

いずれの表現もほぼ同じニュアンスですが、「sorts」の方がよりカジュアル感が出ていると言えます。

また、「All kinds of」はアメリカ英国、「All sorts of」はイギリス英語でよく使うと言われていますが、どちらでも問題なく通じます。

例文:
All kinds of snacks are sold in the store.
(そのお店ではいろんな種類のお菓子が売られている。)

A lot of / many

単純に「たくさんの」と表現することでも「色々な」という意味合いを持たせることができます。

例文:
I have a lot of things to do today.
(今日はやることが色々ある。)

Others

シンプルに「他のもの」と表現することで「その他」や「色々」というニュアンスを持たせることができます。

人や物、両方に対して使えます。

例文:
I talked with Johnathan and some others.
(ジョナサンとその他の人たちと話しました。)

The rest

訳は「残り」や「それ以外」となります。

「色々」というニュアンスを持たせることも可能ですが、どちらかと言うと「その他」として使う方がしっくり来ます。

例文:
Hey, everything is a mess! I’ll do the rest tomorrow!
(ちょっと、メチャクチャだよ!残りは明日やるよ!)

And so on / And so forth

訳は「〜など」です。

基本的に文末に使い、その他諸々、と言うニュアンスです。

どちらを使ってもいいですが、「and so on」はアメリカ英語的、「and so forth」はイギリス英語的な響きがあります。

例文:
We have to prepare paper, pens, erasers, and so on.
(私たちは紙とペンと消しゴムなどを用意しないといけません。)

Stuff

何かをひとまとめに「もの」と表現するのに非常に便利な表現です。

人、モノ、事、素材まで何でもこれで表現できます。

注意点は、これは不可算名詞であるため「a stuff」や「stuffs」とは言わない事と、カジュアル寄りな表現なため、フォーマルな場面ではもう少し意味を限定した表現に置き換える必要がある事です。

例文:
I gotta put that stuff away before my parents come back! I’ll be dead if they see this!
(あれを両親が帰ってくる前に片付けないと!見られたらめっちゃ怒られるよ!)

※「あれ」の部分は、今回の主題である「色々なもの」を指してカジュアルに意訳しています

Things

「Stuff」の部分で、フォーマルな場面では意味を限定するように書きましたが、ものに意味を限定したい場合は「Things」を使うのが簡単です。

「some」や「several」とくっつけて表現すると、よりニュアンスも伝えやすいでしょう。

例文:
We purchased several things -mainly tools and also services – to move the business forward.
(ビジネスを進めるため、私たちは道具やサービスをメインにしたあらゆるものを購入した。)

etc.

日本語でも使う方が多いのではないでしょうか。

元は「Etcetra」の省略形で、「その他」と言う意味です。

ただ、こちらは典型的な書き言葉で、会話で意図的に使われることは滅多にないと思った方がいいでしょう。

逆に、eメールやホームページ、広告等ではよく使われます。

例文:
Please bring whatever you like: Blocks, toy cars, etc.!
(何でも好きなものを持ってきてください!ブロック、おもちゃの車、その他何でも!)

なぜ「色々」や「その他」の英語表現が多いのか

ここまで色々な表現を見てきましたが、日本語では「色々」「その他」「諸々」など表現が限られる中、なぜ英語にはここまでバリエーションがあるのでしょうか。

理由はいくつかあるのですが、代表的なものは、英語が曖昧な表現をあまり好まず、状況やシーンを明快にした上で表現される傾向にあると言われています。

例えば、「Stuff」は万能に使える表現ですが、カジュアル寄りの表現のためフォーマルで使おうとすると人や場合を選びます。

また、「Various」も「Several」も直訳は「様々な」となりますが、「Various」はより多くの選択肢を感じさせるのに対し、「Several」はもう少し手段が限定されたニュアンスがある、などです。

もう一つの理由は、英語が複数の言語をルーツに持つ事に起因します。

例えば「Various」は語源はラテン語であることはすでに触れましたが、「Several」はラテン語およびフランス語それぞれあったり、「all kinds of」はゲルマン系の言語にルーツを見出すことができます。

覚えるのが嫌になってしまうかもしれませんが、このような理由を知った上であれば、表現の幅を増やす取り組みもまた違った見え方がするのではないでしょうか。

まとめ

今回は「色々」や「その他」を英語で表現する方法について解説してきました。

英語では頻繁に使うものばかりなので、ぜひ押さえておいた上で、英語表現の幅を広げていってもらえればと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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