【乗るを意味する英語フレーズ】「自動車に乗る」や「流行に乗る」を正しく言えますか?

- 「バスに乗る」
- 「流行に乗る」
- 「意見に乗る」
日本語ではすべて「乗る」という一つの動詞で表現できます。
しかし英語となると話は別。
乗り物の種類や状況によって、まったく異なる英単語を使い分けなければならないのです。
そこでこの記事では、様々な乗り物の「乗る」から、「流行」や「チャンス」など現象や状況に「乗る」まで、それぞれ「乗る」にまつわる正しい英語表現を解説します。
ネイティブスピーカーが使っている実用的な例文もご紹介するので、この記事を読めばあなたの英語スキルがさらに磨かれること間違いありません!
「(乗り物に)乗る」を表す英語表現
まずは、英語圏でよく使われる「乗り物」に関する表現からマスターしていきましょう!
それぞれの乗り物によって英語表現を使い分けなければなりません。

1. ride(またがる、乗車する)
「乗る」と聞いて、多くの方が頭に思い浮かべる英単語は「ride」です。
重要なニュアンスは「またがって乗る」ということ。
そのため自転車やバイク、馬など、またがって乗るものの対象に使われます。
ただしアメリカでは「ride a bus(バスに乗る)」や「ride a train(電車に乗る)」などと、公共交通機関に使われることもあります。
例文:
I ride my bike to school every day.
(毎日、自転車で学校に通っています。)
She likes to ride her motorcycle on weekends.
(彼女は週末にバイクに乗るのが大好きです。)
Can you ride a horse?
(あなたは馬に乗れますか?)
※ちなみに「ride」には「楽しい体験をする」という意味合いもあります。
遊園地で見かける「◯◯ライド」は、ただ乗るのではなくアトラクションとして楽しむというニュアンスも含まれているのです!
2. take(公共交通機関に乗る、利用する)
普段「取る」という意味で使っている「take」ですが、公共交通機関に「乗る、利用する」という意味も持っています。
特に「移動手段として◯◯を利用する」というニュアンスがあるため、電車やバスなど公共交通機関全般に使える英単語です。
例文:
I take the subway to work.
(地下鉄で通勤しています。)
Let’s take a taxi to the airport.
(タクシーで空港まで行きましょう。)
We took a ferry to Miyako Island.
(私たちはフェリーで宮古島に行きました。)
3. board(搭乗する)
「board」はややフォーマルな響きがある英単語です。
日本語で言うところの「搭乗する」や「乗車する」「乗船する」にあたります。
空港や駅のアナウンスでよく耳にする表現です。
例文:
Passengers are now boarding flight 100.
(100便の乗客は現在搭乗中です。)
We will board the train at platform 3.
(3番ホームから電車に乗ります。)
Please board the bus in an orderly manner.
(バスには所定の方法で乗車してください。)
4. get on / get in(乗り込む)
「get on」と「get in」はどちらも乗る動作を表す便利なフレーズです。
日常英会話でもよく使われ、バスや自転車などを利用するときに使われます。
しかし、この2つのフレーズは「乗り物の種類」に応じて使い分けなければなりません。
ポイントは乗り物の大きさです!
「get on」→大型の乗り物&またがって乗るタイプの乗り物
比較的大きく、内部が広々とした乗り物が対象です。
加えて「接触」を意味する前置詞「on」があるため、乗り物自体の上に乗るときにも使われます。
- バス(bus)、電車(train)、飛行機(airplane)、船(ship)など
※内部で動き回ることができる - 自転車(bicycle)、オートバイ(motorcycle)、馬(horse)、スクーター(scooter)など
※またがって上に乗る乗り物
例文:
Quick! Get on the bus before it leaves.
(早く!バスが出る前に乗って。)
I got on the plane just in time.
(ギリギリ飛行機に乗れました。)
「get in」→小型の乗り物
「〜のなかに」を意味する前置詞「in」がある通り、乗り物のなかに入る・乗り込むイメージがあります。
身をかがめて内部に入る小型の乗り物に対して使われ、ほとんどの場合、内部では自由に動けません。
- タクシー(taxi)、自動車(car)、トラック(truck)、SUV(スポーツ用多目的車)など
※かがんで入る小型の乗り物
例文:
Get in the car, we’re running late.
(車に乗って、遅れているから。)
She got in the taxi and went downtown.
(彼女はタクシーに乗って繁華街へ向かいました。)
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「get on」 と「 get in」 の使い分け |
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英語表現 |
乗り物の種類 |
降りるときの表現 |
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get on |
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get off |
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get in |
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get out of |
「(乗り物に)乗る」を表すカジュアル英語表現
日常会話でよく使われるくだけた表現も覚えておきましょう。
1. hop on(さっと乗る・ひょいと乗る)
「hop on」は素早く軽やかに乗り込むというニュアンスです。
車や自転車など乗り物全般に使うことができます。
例文:
Let’s hop on the train and explore the city.
(電車に乗って、街を探索しよう。)
I hopped on a train after work.
(仕事の後、電車に乗りました。)
2. jump on(飛び乗る・急いで乗る)
「jump on」は「hop on」とほぼ同義で、よりスピード感がある表現です。
急いでいる状況で使われることが多いです。
例文:
I saw the bus coming and jumped on just in time.
(バスが来たので、ギリギリ飛び乗りました。)
Jump on, we’re leaving in two minutes!
(飛び乗って、2分後で出発するから!)
「(現象・状況に)乗る」を表す英語表現
物理的な乗り物だけでなく、流行や機会に「乗る」といった抽象的表現も覚えておきましょう!
これらをマスターすれば、表現の幅がぐっと広がりますよ。
1. jump on the bandwagon(流行に乗る、人気に便乗する)
「bandwagon」は元々サーカスのパレードで音楽隊を乗せたワゴン車のこと。
直訳すると「楽隊車に飛び乗る」となりますが、現在は「流行に加わる」という意味の慣用句として使われています。
例文:
Everyone’s learning English, so I decided to jump on the bandwagon.
(みんな英語を学んでいるから、私も流行に乗ることにしました。)
Don’t just jump on the bandwagon—think about what’s right for you.
(ただ流行に乗るのではなく、自分に何が合っているか考えなさい。)
Many companies jumped on the bandwagon and started offering remote work.
(多くの企業が流行に乗って、リモートワークを提供し始めました。)
2. be in(流行している、流行りに乗る)
こちらはファッションやアニメなどが「流行っている」ときに使われるカジュアルフレーズです。
相手の提案に対して「それ乗った!」と言いたいときにも使うことができます。
例文:
Earth colors are in.
(アースカラーが流行っています。)
A: Could you hang out to watch the movie?
(映画を観に出かけない?)
B: I’m in!
(乗った!)
3. ride the wave(波に乗る・勢いに乗る)
文字通り「波に乗る」を表すフレーズで、良い流れや勢いに乗って成功するというニュアンスが含まれています。
The company is riding the wave of the AI boom.
(その会社はAIブームの波に乗っています。)
4. take advantage of(機会に乗る・利用する)
訪れた良い機会やベストなタイミングに乗って、うまく活用するという意味の表現です。
例文:
You should take advantage of this opportunity.
(この機会に乗るべきです。)
We took advantage of the sale and bought a new smartphone.
(セールに乗じて、新しいスマホを買いました。)
おわりに
本記事では、「乗る」を意味する様々な英語表現について、乗り物に関するものから抽象的なものまで詳しく解説しました。
日本語では一つの「乗る」で済むところを、英語では乗り物の種類や状況、フォーマルさの度合いによって使い分ける必要があるのです!
最初は「たくさんあって覚えられない…」と思うかもしれませんが、まずは基本の「ride」や「take」を覚えましょう!
カジュアルシーンでは「get on」と「get in」がとても便利です!
ぜひ実際の会話で積極的に使ってみてください。
きっと数週間後には、自然と口から出てくるようになっているはず!
あなたの英語ライフがより有意義なものになることを、陰ながら応援しています。
















