英語で「いかがでしょうか」はどう言う?ビジネスで使える丁寧フレーズ完全ガイド

日本語の「いかがでしょうか?」は、ビジネスシーンでとてもよく使われる表現ですが、実はひとつの意味ではありません。
状況によって、提案の確認や日程調整など、まったく違う目的で使われる多機能なフレーズです。
そのため、英語では「いかがでしょうか?」に対応する決まった言い回しはなく、場面ごとに最も自然な表現を選ぶことが大切です。
本記事では、ビジネスでよく登場する以下の4つのケースに分けて、それぞれにぴったりの英語フレーズをわかりやすく紹介します。
- 提案・確認(プラン・金額・日程案を提示するとき)
- 日程調整(希望日時の都合を問い合わせたいとき)
- 進捗・状況確認(作業や案件の進み具合を尋ねるとき)
- 意見・判断の把握(案やアイデアへの印象・意見を知りたいとき)
ビジネスメールやオンライン会議でそのまま使える自然な言い回しを、例文つきでまとめました。
英語でのコミュニケーションをより丁寧に、スムーズにしたい方は、ぜひ参考にしてください。
ビジネスで使われる「いかがでしょうか」を英語で表現すると?
ビジネスで使われる「いかがでしょうか」は、一見シンプルなようで、実は状況によって意味が大きく変わる表現です。
職場でこの言葉が使われる場面を整理すると、一般的に次の4つに分けられます。
- 提案・確認(プラン・金額・日程案を提示するとき)
- 日程調整(希望日時の都合を問い合わせたいとき)
- 進捗・状況確認(作業や案件の進み具合を尋ねるとき)
- 意見・判断の把握(案やアイデアへの印象・意見を知りたいとき)
それぞれの場面にぴったり合う自然な英語表現をわかりやすく解説していきます。
「こちらでいかがでしょうか?」提案・確認の英語表現
案・日程・条件などを提示し、相手の都合がよいか/受け入れ可能かを丁寧に確認したいときに使う英語表現です。
How does ~ sound?|最も自然に伝える表現
相手に提案をするときに最も自然で柔らかいニュアンスを出せる表現です。
「〜はどのように聞こえますか?」という直訳から転じて、「この案をどう感じますか?」という、相手の意見を尊重した言い方になります。
押し付けがましさがまったくなく、ビジネスでもカジュアルでも使える万能な提案フレーズです。
例文:
How does this schedule sound to you?
(この日程でいかがでしょうか?)
How does this price sound?
(この価格でいかがでしょうか?)
Would ~ work for you?|条件・日程・価格提案に使える万能表現
「この条件で問題ありませんか?」という実務的な確認に最適な表現です。
「work」 は「機能する・都合がつく」という意味で、予定・価格・条件などが相手にとって適切かどうかを丁寧に尋ねるときに使われます。
ビジネスメールでの使用頻度が非常に高く、押しつけずに相手の都合を尊重できる便利なフレーズです。
例文:
Would this plan work for you?
(このプランでいかがでしょうか?)
Would 3 p.m. tomorrow work for you?
(明日15時でいかがでしょうか?)
Would you consider ~?|正式に提案するときの表現
「〜をご検討いただけますか?」というフォーマルで丁寧な提案表現です。
ビジネス提案書、契約関係のメール、慎重な判断を求める場面などでよく使われます。
ストレートすぎず、かつ丁寧に相手の検討をお願いするニュアンスを出したいときに最適です。
「consider」 の後には名詞・動名詞・提案内容が続きます。
Would you consider the following proposal?
(以下の提案はいかがでしょうか?)
「ご都合いかがでしょうか?」日程調整の英語表現
日程調整の場面で最もよく使われるのが「ご都合いかがでしょうか?」という確認表現です。
英語では、相手の予定を丁寧に伺うために、直接的すぎず、柔らかい言い方を選ぶことが大切です。
以下の3つはビジネスメールで定番のフレーズです。
Are you available ~?|最も一般的な表現
日程調整で最もよく使われる標準フレーズです。
「その時間に応対いただけますか?」という意味で、シンプルで丁寧、どんな相手にも使える表現です。
会議設定、電話の予定、面談のリクエストなど幅広い場面に適しています。
例文:
Are you available on Friday morning?
(金曜午前、ご都合いかがでしょうか?)
Are you available this week for a quick call?
(今週、お電話のご都合いかがでしょうか?)
Would it be convenient for you ~?|より丁寧な表現
より丁寧に相手の負担を気遣うニュアンスを出したい場合に使うと効果的な表現です。
直訳すると「〜はあなたにとって都合がよいでしょうか?」で、フォーマルなビジネスメールや社外向けの連絡に向いています。
相手の予定に配慮した、柔らかな印象の言い方です。
Would it be convenient for you to meet next Wednesday?
(来週水曜日のご都合はいかがでしょうか?)
How is ~ for you?|柔らかくこちらの案を提案する表現
「How is ~ for you?」 は、こちらの提案日時を提示しつつ相手の都合を確認するときに使う表現です。
堅すぎず、ほどよい丁寧さで「この時間はどうでしょう?」と提案することができ、社内外どちらでも使えます。
How is 10 a.m. tomorrow for you?
(明日10時はいかがでしょうか?)
「その後いかがでしょうか?」進捗・状況確認の英語表現
催促になりすぎず、丁寧に経過や状況を確認したい場面では、ストレートな言い方を避けて、柔らかい表現を選ぶのがポイントです。
以下はビジネスでよく使われる控えめな進捗確認のフレーズです。
How is the progress on ~?|直接的で丁寧な進捗確認の表現
プロジェクトや作業の進み具合を丁寧に確認する定番の表現です。
直接的ではありますが、ビジネスとして自然な聞き方で、社内外問わず使えます。
How is the progress on this project?
(このプロジェクトの進捗はいかがでしょうか?)
Could you give me an update on ~?|丁寧な問い合わせの表現
より丁寧に、相手にプレッシャーを与えず状況を尋ねたいときに適したフレーズです。
フォーマルな社外メールでも自然に使え、「最新の状況を教えていただけますか?」という丁寧な依頼になります。
Could you give me an update on the shipment?
(出荷状況はいかがでしょうか?)
Just following up to see ~|柔らかいフォローアップ表現
催促メールの中でも最も柔らかく、圧がない表現です。
「念のため確認させてください」というニュアンスが含まれ、相手に負担をかけず進捗を確認できます。
英語圏で一般的な 「follow-up」 メールの定番です。
Just following up to see how things are going on this matter.
(本件、その後いかがでしょうか?)
「ご意見いかがでしょうか?」意見・判断を聞く英語表現
提案書へのコメント依頼、会議での意見収集、意思決定前の確認など、相手の考えや判断を丁寧に聞きたいときに使える表現です。
どれも柔らかく、相手の意見を尊重するニュアンスがあります。
What are your thoughts on ~?|丁寧な意見確認の表現
「この件についてどのようにお考えですか?」という丁寧な言い方で、提案へのフィードバックを求めるときに最適です。
柔らかく幅広い答えを引き出せるため、ビジネスシーンで非常によく使われます。
What are your thoughts on this proposal?
(この提案についていかがでしょうか?)
How do you feel about ~?|印象や評価を尋ねる表現
相手の印象・評価・好みを尋ねるときに便利な表現です。
ややカジュアルで、感覚的な意見や率直な感想を求める場面に合っています。
デザイン、企画、アイデアの評価を尋ねる際によく見かけるフレーズです。
How do you feel about the new design?
(新しいデザインはいかがでしょうか?)
まとめ|英語の「いかがでしょうか?」は用途ごとに使い分ける
日本語の「いかがでしょうか?」は、提案、日程調整、進捗確認、意見の問い合わせなど幅広く使われますが、英語では一つの表現で置き換えることができません。
そのため、状況ごとに最適なフレーズを選ぶことが大切です。
- 提案・確認:How does ~ sound? / Would ~ work for you?
- 日程調整:Are you available ~? / Would it be convenient for you ~?
- 進捗・状況確認:How is the progress on ~? / Could you give me an update on ~?
- 意見・判断を尋ねる:What are your thoughts on ~? / How do you feel about ~?
英語ではまず「どんな種類のいかがでしょうか?」なのかを意識し、目的に合った表現を選ぶことで、より自然で伝わるビジネス英語になります。
適切な表現を選び、使いこなしていけば、ビジネスコミュニケーションがよりスムーズになることでしょう。
















