「お知らせします」は英語でどう言う?ビジネスで使える表現と例文を場面別に紹介

日本語の「お知らせします」は便利ですが、英語では一語で言い換えることができません。
「結果をお知らせします」「変更点をお知らせします」「イベントのお知らせです」など、日本語のお知らせにはいろいろな意味があるためです。
英語では、状況によって 「inform / notify / announce / let you know / keep you posted」 など、複数の動詞を使い分けます。
本記事では、この5つの基本表現の違いと、すぐに使える「お知らせします」の英語フレーズを場面別に紹介します。
この記事を読めば、英語でのメールや会話で正しく「お知らせします」を伝えられるようになるでしょう。
英語で「お知らせします」は一語で言えない?それぞれのニュアンスを解説
日本語の「お知らせ」という単語には、いくつかの意味があります。
- 事実・情報を伝える(例:結果をお知らせします)
- 必要事項を通知する(例:変更点をお知らせします)
- 大勢に告知する(例:セミナー開催のお知らせです)
英語では、これらをひとつの単語でカバーすることはできません。
状況に応じて、次のような単語を選びます。
- inform:事実・情報を知らせる
- notify:必要な情報を正式に通知する
- announce:大勢に向けて公式に発表する・告知する
- let you know:個別に口頭やメールなどで知らせるカジュアルな表現
- keep you posted:進行中の事柄について随時知らせる
「誰に」「どんな情報を」「どれくらい丁寧に」伝えたいのかで選ぶのがポイントです。
用途別に使い分ける5つの「お知らせします」
ここではそれぞれの英語表現のニュアンスと使い方を詳しく説明します。
1. inform:事実を淡々と伝える、フォーマル寄りの表現
「inform」 は、事実や状況を伝えるときに使われる英語表現で、ビジネスシーンで日常的に使われる表現です。
事務連絡や結果報告など、幅広い場面で安心して使えます。
We would like to inform you that the meeting has been postponed.
(会議が延期になりましたことをお知らせいたします。)
2. notify:必要事項を正式に「通知する」表現
「notify」 は「必要事項を正式に通知する」という意味合いが強く、事務的・法的なニュアンスを含むのが特徴です。
契約内容の変更、利用規約の改定、重要なお知らせなど、通知すべき事項をきちんと伝える場面でよく使われます。
We will notify you of any changes to our terms and conditions.
(利用規約の変更についてはお知らせいたします。)
3. announce:ニュースを正式にアナウンスするときの英語表現
「announce」 は、多くの人に向けて公式に発表するときに使う表現です。
イベント、新製品、会社のニュースなど、いわば、プレスリリース的なお知らせをしたいときに適した動詞で「〜のお知らせ」「〜を発表しました」という日本語に近いニュアンスになります。
The company announced that it will open a new branch in Osaka.
(同社は大阪に新支店を開設すると発表しました。)
4. let you know:最も自然で柔らかい万能フレーズ
「let you know」 は、フォーマルすぎずカジュアルすぎず、社内・社外どちらにも使える非常に便利な表現です。
「お知らせします」の中で最も自然で使いやすく「状況がわかり次第」のような柔らかい連絡表現に向いています。
I’ll let you know as soon as I hear anything.
(何か分かり次第お知らせします。)
5. keep you posted:進捗を伝えるビジネス向け表現
「keep you posted」 は、相手に対して「状況が進み次第、随時お知らせします」という意味で、ビジネスシーンで非常に便利なフレーズです。
依頼されたタスクの進行状況、プロジェクトの変化、会議後の続報など、「逐次報告」を約束するときに最適です。
We will keep you posted on the progress.
(進捗状況について随時お知らせします。)
状況別「お知らせします」英語フレーズ一覧
ビジネスや日常など、場面別によく使われる「お知らせします」の英語表現を紹介します。
状況に応じて適切なフレーズを選びましょう。
1. 決まり次第お知らせします
予定や決定事項などが確定した後に伝えるときに使える表現です。
「once 〜」 や 「as soon as 〜」 を使うと、「〜したらすぐ」のニュアンスが出せます。
例文:
We will let you know once it is decided.
(決まり次第お知らせします。)
We will let you know as soon as we confirm it.
(確認次第お知らせします。)
We will inform you when the schedule is fixed.
(スケジュールが確定次第お知らせします。)
2. 後ほどお知らせします
今すぐには伝えられないけれど、後で連絡する意図を伝える場面で使われます。
「後ほど」は 「later」、「後日」は 「at a later date」 として表現できます。
例文:
I will let you know later.
(後ほどお知らせします。)
We will contact you again at a later date.
(後日、改めてお知らせします。)
We will follow up with more details.
(詳細については追ってお知らせします。)
3. 事前にお知らせします / お知らせください
予定の確認や出欠の連絡など、事前に情報共有が必要なときに使える表現です。
「in advance / beforehand」 が「事前に」を表します。
例文:
We will let you know the details in advance.
(詳細は事前にお知らせします。)
Please let us know in advance if you cannot attend.
(ご欠席の場合は事前にお知らせください。)
Please notify us beforehand of any changes.
(変更がある場合は事前にお知らせください。)
4. 取り急ぎお知らせします
とりあえず必要な情報だけ先に伝えるときの表現です。
「Just to let you know,」 を文頭につけると、「取り急ぎのお知らせ」「とりあえずのご連絡」というニュアンスになります。
例文:
This is to inform you that 〜.
(〜をお知らせするためにご連絡いたしました。)
Just to let you know, the meeting time has been changed.
(取り急ぎお知らせまでですが、会議の時間が変更になりました。)
I’m writing to let you know that 〜.
(〜をお知らせするためにご連絡しています。)
5. 変更・更新をお知らせします
予定や内容の変更・更新を通知する際に使える表現です。
「change」 や 「update」 といった語句と一緒に使うのが一般的です。
例文:
We would like to inform you of the changes to the schedule.
(スケジュールの変更についてお知らせいたします。)
We will notify you of any changes by email.
(変更があればメールでお知らせします。)
We will let you know once the information is updated.
(情報が更新され次第お知らせします。)
6. お客様にお知らせします
お客様に対する丁寧な案内や通知文で使える表現です。
フォーマルかつ丁寧な言い回しが求められる場面に適しています。
例文:
We would like to notify our customers that our store hours will change from next month.
(来月から営業時間が変更になることを、お客様にお知らせいたします。)
This is a notice to inform you that your membership has been renewed.
(会員資格が更新されたことをお知らせする通知です。)
7. 結果・進捗をお知らせします
会議の結果やプロジェクトの進捗など、状況の報告を行うときに使える表現です。
「inform」「update」「keep you posted」 などが使われます。
例文:
We will inform you of the results as soon as they are available.
(結果が出次第お知らせします。)
I will update you on the progress tomorrow.
(進捗状況については明日お知らせします。)
We will keep you posted on any further developments.
(今後の進展については随時お知らせします。)
まとめ|状況に合った英語表現で「お知らせします」を正しく伝えよう
日本語の「お知らせします」は一語でカバーできますが、英語では、目的や場面によって使う動詞が変わります。
事実を伝える 「inform」、義務的に通知する 「notify」、大勢に向けた発表の 「announce」、自然で柔らかい 「let you know」、進捗を随時伝える 「keep you posted」。
それぞれニュアンスが異なり、使い分けることで英語表現は自然になります。
ここで紹介した例文をストックしておけば、英語メールも会話も迷わずスムーズに表現できるようになります。
今後のビジネス英語にぜひ役立ててみてください。
















