英語でのおしゃれなプロフィールの書き方は?実例付きで解説!
英語でプロフィールを書く機会がどのくらいあるのか?と思われる方も多いと思います。
結論、結構あります。
英語の履歴書だけではなく、最近はXやInstagramのようなプロフにも英語を載せる場面も考えられます。
周りと一味違う形でプロフィールをまとめることができれば、様々な場面で皆さんの第一印象に差をつけられるかもしれませんし、ビジネスの場においては成果に直結するかもしれません。
今回は英語でのプロフィールの書き方を、特にSNSへのプロフィールの書き方にフォーカスしながら解説していきます。
プロフィール作成に必要な基本的な内容
さて、プロフィールは、履歴書に書く場合とSNSに書く場合では、当然求められる内容も違います。
それぞれ見てみましょう。
履歴書(レジュメ、resume)に書く場合は簡潔にまとめる
履歴書 (レジュメ、resume)を書く場合は、自分の能力であったり職歴をアピールすることが目的なので、簡潔に学歴、資格情報、ビジネスの成果などを書いていきます。
決められた様式は特になく、ご自身の書きやすいように書けばいいのですが、性別や年齢を書かなかったり、写真添付が不要であったりと、日本の履歴書をイメージすると違いに戸惑うかもしれません。
英語の履歴書についてはこちらに詳しくまとめてありますので、詳しくはこちらをご覧ください!
関連記事:ワーホリ前に英文履歴書(レジュメ)を用意しておこう!書き方や注意点も
SNSに書くプロフィールは程よい抜け感を!
さて、SNSにプロフィールを書く場合は皆さんのことを相手に知ってもらうだけでなく、興味を持ちフォローしてもらうという仕事とはまた違った目的があるはずです。
今の時代、例えば自社のサービスを海外向けにアピールするために、英語版のアカウントを作ることも珍しくなくなっています。
そのような場合においては、レジュメに書くような硬い感じでは少しつまらなく感じられてしまう可能性もあります。
書き出しも、イメージするのは「Hello, I’m Satoshi.」のような形だけでは少し物足りないかも。
次から、どのように書けばSNSで注目してもらえるプロフィールになるのか、一つずつ見ていきましょう。
SNSでプロフィールを英語でおしゃれにまとめるコツ
さて、ここから英語でプロフィールを書くコツを書いていきますね。
一つだけ、SNSと一口に言っても、Instagramのような画像中心のものから、LinkedInのようなビジネス系SNSまで、SNSは多種多様です。
以下に書くことはどこでも通用はするものですが、プラットフォームの特性に応じて、適宜自分なりにまとめ直すことを忘れないでくださいね。
英語で長々書くのはおしゃれにあらず!最長でも5行以内で
英語は主語+述語がないと成立しない言葉なので、どうしても日本語と比べると文字数を多く書きたくなるかもしれません。
ただ、英語は結論を頭に持ってくる言葉であり、かつSNSは最初のプロフが合わないと判断されれば全くフォローはつかないのが現実。
書くべきことは書きつつ、それでも、要点を絞って簡潔にまとめるようにしましょう。
スラングも活用しながら、程よい抜け感を演出しよう
大半の方はSNSはスキマ時間に眺める程度のことが多いため、そもそもあまりに硬すぎる文章は敬遠されがち。
カジュアルになりすぎない程度にスラングや口語を織り交ぜていくことで、程よい抜け感が演出できおしゃれなプロフにつながります。
スラングについてはこちらにもまとめていますので、併せてどうぞ!
関連記事:スラングは下品?実はそんなことない!親子で楽しく学ぶ英語のスラング
「最高」の気持ちを英語で表現しよう!ネイティブが使うスラングも併せて紹介!
また、スラングが使えない場合でも、視点と表現を工夫してみるのもいいでしょう。
幸いプロフィール作成は英会話とは違いますので、様々な表現を検討してみることができます。
英語のSNSでプロフィールに盛り込むべき具体的な内容
では、抜け感を意識して書くのはわかったところで、何をどう書けば良いのでしょうか。
以下の5つを意識して、まとめるようにしてみましょう。
ここからは、以下の方のプロフを参考にみていきましょう。
仮想アカウント
現在オーストラリアのワーキングホリデーで働く30歳の男性。
(先ほどの例から、名前はSatoshiさんを想定しましょう。)
Webライターとしても活躍中。
将来の夢は学生の留学をサポートする会社を興すこと。
名前・肩書き(アカウント名に含まれる場合もあり)
アカウント名に盛り込めてしまう場合は、それが一番簡単ではないでしょうか。
仮想アカウントを例に取れば、「Satoshi, Working Holiday, Web writer」となるでしょう。
注意点として、日本ではこのようなSNSのアカウントに「@ワーホリ、Webライター」のように@を使う方が非常に多いですが、海外ではあまり見かけません。
もしアカウントに盛り込まない場合は、以下のように簡潔にまとめるようにします。
Hi, I’m Satoshi, currently enjoying a working holiday in Australia and writing on the side as a Web writer.
(こんにちは、サトシです。現在オーストラリアでワーキングホリデーを楽しみながら、Webライターとしても活動しています。)
太字にした部分は、説明的にwho is on a working holidayと書いてしまうと若干硬くなってしまうため、オシャレなプロフとは呼べなさそうです。
そのため、currently enjoying のように感情と絡めて書くのが良いとされています。
得意なことや関心ごと
何が得意なのか、関心ごとは何か、などもSNSのプロフには欲しいところ。
仮想アカウントの場合、例えば異文化交流に関心があると仮定すると、
Cultural exchange is my favorite way of opening my eyes.
(文化交流は、私の視野を広げてくれる一番好きな方法です。)
のように、単に「be interested in」を使うよりは、このような比喩表現を使ってみるといいでしょう。
目指していること
アカウントのつぶやきの方向性をある程度書いておかないと、皆さんのアカウントが何を発信しているのかわからなくなってしまうため、このアカウントがどこに向かっているのかを書いておくといいでしょう。
企業アカウントの場合は、「technical support」のように性質を明記しておけば良いと思いますが、仮想アカウントの内容であれば、
Hoping to create a business that makes studying abroad more accessible.
(将来的には、海外留学をもっと身近にするビジネスを立ち上げたいと考えています。)
のように、「establish」みたいな硬い表現を使わずに、「ビジネスを創造する」という「視点」で魅せるように意識してみるといいでしょう。
結びの一言
日本でもXのアカウントを見ると「フォローすれば明日から⚪︎⚪︎になれる」のような結びの一言も欲しいところ。
Satoshiさんの場合は将来的な夢に向けて進んでいる過程をつぶやいていこうとしてると推察できるので、例えば、
Let’s see where this journey takes me.
(この旅がどこへ導いてくれるのか、楽しみにしています。)
のように、ワーキングホリデーとかけて、ビジネス立ち上げまでの過程を「journey」としてみるような工夫をしてみてもいいでしょう。
まとめ
今回は英語でのプロフィールの書き方について、特にSNSでの表現中心にご紹介しました。
「視点」と「表現」に気を配ることで、硬すぎず柔らかすぎないちょうど良い英語表現を作ることができます。これらのポイントをおさえたプロフィールが外国人には「おしゃれ」に映ることを理解しておくと、今後役に立つのではないでしょうか。
また、SNSだけではなく取引先のプレゼンテーションの自己紹介の際のアイスブレイクにも、多少ビジネス寄りに文章を調整することでも応用が効きますよ。
ぜひ、機会があれば取り組んでみてくださいね。