「予定」は英語で何と言う?日常・ビジネス・予定表・略語まで完全ガイド【例文付き】
英語で「予定がある」「〜する予定です」と言いたいとき、「plan」や「schedule」「be going to」など、さまざまな表現が使われます。
しかし、それぞれのニュアンスや使い方には微妙な違いがあるため、文脈に応じて正しく使い分けることが大切です。
本記事では「plan」と「schedule」の基本的な違いから、「予定だった」「未定」「仮の予定」といった表現まで、日常会話からビジネスメールで使える実用的な英語表現を例文つきで解説します。
英語で予定を伝えるときに迷わないよう、この記事でしっかり整理しておきましょう。
「予定」は英語でどう言う?|基本の言い換えと使い分け
「する予定」「予定がある」は英語でどう表現する?
「〜する予定です」と言いたいときは、次のような表現が使えます。
- be going to + 動詞(近い未来・確定度が高い)
- plan to + 動詞(計画段階)
- be scheduled to + 動詞(公式なスケジュール)
例文:
I’m going to visit Kyoto next week.
(来週、京都を訪れる予定です。)
She plans to start a new project soon.
(彼女は間もなく新しいプロジェクトを始める予定です。)
The flight is scheduled to depart at 9:00 a.m.
(フライトは午前9時出発予定です。)
「plan」と「schedule」の違いとは?
英語で「予定」を表す際に最もよく使われるのが「plan」と「schedule」です。
どちらも「予定」と訳されますが、ニュアンスや使い方には違いがあります。
- plan:比較的柔らかく、個人的・抽象的な予定を表す
- schedule:時間や日程がはっきり決まっている公式な予定を表す
例文:
I have plans to meet a friend this weekend.
(今週末、友達と会う予定があります。)
The meeting is on the schedule for 10 a.m. tomorrow.
(会議は明日午前10時に予定されています。)
「scheduled」と「expected」のニュアンスの違い
どちらも「予定されている」「予測されている」と訳されますが、以下のような違いがあります。
- scheduled:正式に組まれたスケジュールを表す
- expected:状況的に予想されているが、確定ではない
例文:
The train is scheduled to arrive at 5.
(電車は5時に到着する予定です。)
The baby is expected in September.
(赤ちゃんは9月に生まれる予定です。)
「予定では」「予定だった」は英語でどう言う?
表現方法は複数ありますが、基本的なものは以下です。
- 予定では:According to the plan, Originally planned, It was scheduled that など
- 予定だった:was supposed to, had planned toなど
例文:
According to the original plan, we were supposed to finish by July.
(当初の予定では、7月までに終わるはずでした。)
I had planned to join the event, but I got sick.
(イベントに参加する予定でしたが、体調を崩しました。)
「今日の予定」って英語で何て言う?日常&特別な予定の英語表現まとめ
英語で「今日・今週・今後の予定」を自然に伝える表現とは?
日常会話では「今日の予定」「今後の予定」など、時期を表す表現と「plan」や「schedule」を組み合わせて使います。
- my plans for today / tomorrow / this week(今日/明日/今週の予定)
- upcoming schedule / future plans(今後の予定)
例文:
My plans for today include a meeting and a doctor’s appointment.
(今日の予定には会議と病院の予約があります。)
I have a pretty full schedule this week.
(今週のスケジュールはかなり詰まっています。)
Do you have any plans for the weekend?
(週末に予定はありますか?)
出産予定日・公開日など「特定の予定」の英語表現
特定のイベントに関する「予定」は、「due date」や「scheduled release date」など、名詞と組み合わせて表現されます。
日本語 |
英語表現 |
出産予定日 |
due date / expected delivery date |
公開予定(映画・記事など) |
scheduled release / planned release |
配信予定(コンテンツ) |
scheduled to be released |
例文:
Her baby is due in late September.
(彼女の出産予定日は9月下旬です。)
The movie is scheduled for release next Friday.
(その映画は来週金曜日に公開予定です。)
The new update is expected to be available by tomorrow.
(新しいアップデートは明日までに配信予定です。)
「仮の予定」「予定変更」「予定外」は英語でどう言う?便利な表現一覧
まだ確定していない「仮の予定」や「変更」「例外」は以下のように表現します。
- tentative schedule(仮の予定)
- change of plans / schedule change(予定変更)
- unexpected / not scheduled(予定外)
例文:
The meeting is set for Friday, but that’s just tentative.
(会議は金曜の予定ですが、まだ仮です。)
Sorry, there’s been a change of plans.
(すみません、予定が変わりました。)
That was an unexpected event.
(その出来事は予期しないものでした。)
ビジネス英語での「予定」:自然な言い回しとメール表現
英語で予定を調整・設定するには?|会議・打ち合わせに役立つ表現
ビジネスでは「予定を立てる」「調整する」「合わせる」といった表現がよく使われます。
日本語 |
英語表現 |
予定を立てる |
make a plan |
予定を組む/入れる |
schedule / set up / arrange |
予定を合わせる |
coordinate / align |
例文:
We need to make a detailed plan before the deadline.
(締切前に詳細な予定を立てる必要があります。)
Let’s schedule a meeting for next Tuesday.
(来週火曜に会議の予定を入れましょう。)
I’m trying to coordinate our schedules.
(スケジュールを調整しようとしています。)
予定の共有・変更依頼を英語で伝えるには?|メールで使える例文
取引先や社内への通知・調整メールでは、次のような定型表現が便利です。
例文:
I’d like to inform you of the following schedule.
(以下のスケジュールをご案内いたします。)
Please let me know your availability.
(ご都合をお知らせください。)
Could we reschedule our meeting?
(ミーティングの予定を変更できますか?)
「予定しています」は英語で?|ビジネス文書で使える丁寧な言い回し
ビジネスメールや報告書では、「be scheduled to」 「be planned to」 「be expected to」 のような表現がよく使われます。
例文:
The event is scheduled to take place in Tokyo.
(イベントは東京で開催される予定です。)
The product launch is planned for Q4.
(その製品の発売は第4四半期の予定です。)
We are expected to complete the project by October.
(そのプロジェクトは10月までに完了予定です。)
TBD・EOD って何の略?|予定や締切に使われるビジネス略語まとめ
スケジュール表やプロジェクト計画で使われる略語や表現を押さえておくと便利です。ビジネスメールではよく使われます。
略語 |
意味 |
TBD |
To Be Determined(未定) |
TBA |
To Be Announced(追って通知) |
ETA |
Estimated Time of Arrival(到着予定) |
EOD |
End Of Day(本日中) |
例文:
The delivery date is still TBD.
(納品日はまだ未定です。)
Please send the report by EOD.
(本日中にレポートを送ってください。)
まとめ:「予定」の英語表現は目的と場面で使い分けよう
「予定」は英語で「plan」や「schedule」をはじめ、「be going to」「be scheduled to」など多様な表現で伝えることができます。
それぞれニュアンスや用途が異なるため、シーンや相手に応じて使い分けることが大切です。
たとえば、日常会話では「I have plans」や「I’m going to…」を使うのが自然ですが、ビジネスでは「scheduled」や「planned」などの表現が丁寧で効果的です。
また、「未定」「予定変更」「仮の予定」といった微妙なニュアンスを伝える語彙も覚えておくと、英語でのやりとりがスムーズになります。
英語の「予定」表現を正しく使い分けることで、メールや会話での伝わり方がぐっと明確になります。
ぜひ本記事を参考に、実際の場面で役立ててみてください。