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更新日:2025年7月25日 英文法

偶数と奇数は英語で何て言う?数にまつわる表現を多数解説!

偶数や奇数は学校でも習う基本的な数の概念ですが、これは英語で何というのでしょう?

また、これ以外にも、素数、割り切れる、余り、微分、積分など、数にまつわる英語は多数あります。

今回は数にまつわる英語表現を多数網羅して解説していきます。

知ってるかどうかで話題性やちょっとしたことでも差がつくと思いますし、理系の方には必須の内容と思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

偶数と奇数の英語は?

英語で偶数と奇数、あまり言葉に出すことはありませんが、何かの時には咄嗟に言えるといいですよね。

あと、海外駐在などで子供から聞かれたりするかもしれないので、その時のためにも押さえておいて損はないと思います。

偶数は「Even number」

英語で偶数は「Even number」といいます。

2で割り切れる数とも言え、その場合は「number that is divisible by 2」とも言えます。

語源は古英語の「efen」から来ていて、「平らな」「バランスの取れた」という意味合いから来ています。

すなわち、左右が同じ、差がない、転じて、2で割れる数、というわけです。

例文:
An even number is the number that is divisible by 2.
(偶数は二で割り切れる数です。)

奇数は「Odd number」

奇数は英語では「Odd number」と言います。

こちらは2で割ると1あまる数の総称です。

語源は古ノルド語の「Oddi」から来ています。

これは「残り物」「あまり」という意味を表すため、転じて「2で割ると1あまる数」として認識されるようになりました。

例文:
We are trying to keep the number of attendees even in this event, because an odd number leaves someone without a pair.
(このイベントは出席者が偶数になるように調整してます。なぜなら、奇数だとペアを組む際1人余ってしまうからです。)

奇数と偶数にちなんだ英語表現

奇数と偶数の語源に触れましたので、奇数や偶数にちなんだ英語表現をいくつか見てみましょう。

Evenにちなんだ英語表現

Evenという言葉には平らな、平等なと言ったニュアンスがあります。

以下の表現は偶数と根っこの部分では同じ語感で使われています。

表現

意味・語感

even surface

平らな表面 → なめらかで安定した感じ

even number

偶数 → ペアになっている、左右対称的な

even score

同点、互角 → 対等、バランスの取れた関係

break even

損も得もしていない → ちょうど釣り合った状態

even out

均等にする、ならす → 差をなくす動作

もしかしたら、「break even」などは経済用語の「Break even point(損益分岐点)」に見覚えのある方も多いかもしれませんね。

Oddにちなんだ英語表現

Oddには「変わっている」「あまりもの」「片方だけ」というニュアンスがありますので、以下の表現が同じニュアンスで使われます。

表現

意味・語感

odd number

奇数 → ペアにならない、余る数

odd socks

片方だけの靴下 → 揃ってない・ちぐはぐ

odd one out

外れ者、一人だけ違う存在

odd job

単発・雑用的な仕事 → 普通の仕事じゃない

odd behavior

変な行動 → 少し風変わりな

odd hours

不規則な時間帯(夜中など)

アニメ作品などでよく見るオッドアイは「Odd-eyed」または「Odd-eyes」のように表します。

その他、数にまつわる英語表現

数の話題を扱う場合は、偶数奇数だけでは収まらないケースも散見されます。

ここからは、偶数奇数以外の英語も見ていきましょう。

Natural number

こちらは「自然数」という意味になります。

マイナスではない整数と理解すればよく、ゼロが含まれるかどうかは、その時の文脈によります。

Decimal number

これは「小数」という意味になります。

「Decimal」だけでも通じます。

また、例えば小数点第3位と言いたいのであれば、「The third decimal point」のように言います。

Round

こちらは数字の文脈で使用された場合は「四捨五入」という意味になります。

Digit

こちらは「桁数」を意味します。

4桁の番号、と言いたい場合は「4 digit number」となります。

Divisible

これは数そのものではなく「割り切れる」という状態を指します。

この逆に「割り切れない」と言いたいときは「Not divisible」と表現します。

Factor

これは「約数」という意味になります。

例えば6という数字であれば、「factor」は2と3になります。

Divisor

こちらは「除数」となります。

Factorと近い意味になることもありますが、例えば6÷2=3の場合、「Divisor」は2です。

Four basic Arithmetic Operation

こちらは「四則演算」という意味になります。

足し算、引き算、掛け算、割り算の4つを指します。

足し算は「Addition」、引き算は「Subtraction」、掛け算は「Multiplication」、割り算は「Division」と表します。

Prime number

これは「素数」を表す英語です。

素数とは、1と自分自身でしか割り切れない数を指しています。

Composite number

こちらは「合成数」という意味になります。

余り耳慣れませんが、素数ではない自然数のことを指しています。

Integer

こちらは「整数」という意味になります。

「Natural number」との違いは、ゼロやマイナスも含まれるという点です。

Absolute value

こちらは「絶対値」という意味になります。

完全に、絶対にというニュアンスは副詞の「absolutely」に通じるものがありますね。

Rational Number

こちらは「有理数」という意味になります。

1.5のような、分数でも表現できる数を指しています。

Irrational number

こちらは「無理数」という意味になります。

無理数は√2のように、分数として表現することのできない数を指しています。

Real number

「実数」という意味になります。

先ほどの「Rational number」と「Irrational number」の両方を指す言葉です。

Imaginary number

上の「Real number」とは違う「虚数」を指します。

二乗するとマイナスになる数のことで、iとして表現されます。

Variable

こちらは「変数」という意味になります。

中学の時に習ったy=ax+bの時のxとyが「variable」にあたります。

その逆に、aとbの定数は「constant」、または「parameter」と表します。

Function

こちらは「関数」という意味になります。

例えば二次関数ならば「quadratic function」となります。

似たもので、方程式は「Equation」となります。

Exponent

こちらは「指数」となります。

対になる概念である対数は「logarithm」と表します。

まとめ

今回は偶数、奇数の英語表現やその語源、同じニュアンスからくる表現を見ていき、最後は数全般の数字を取り上げて解説しました。

数に関する英語は、海外で教育を受けていない限りは、都度調べたりしながら対応する場面も増えてくると思います。

迷ったときは、このページに戻ってきてくださいね。

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