「きのこ」を英語で何と言う?しいたけ・しめじなどの種類別や部位別表現も解説

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更新日:2025年7月25日 英語コラム

「きのこ」を英語で何と言う?しいたけ・しめじなどの種類別や部位別表現も解説

なめこの味噌汁や舞茸の天ぷらなど、「きのこ」は日本の食卓に欠かせない食材のひとつです。

身近な食べ物でありながら、「きのこ」の英語表現には自信のない方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では「きのこ」を英語でどう表現するのかをテーマに、次のことを解説します。

  1. きのこの英語表現
  2. きのこの種類別英語表現
  3. きのこの部位別英語表現

料理や買い物など「きのこ」が出てきやすい英会話シーンを想定した実用的な例文も併せてご紹介します。

「きのこ」の英語表現をマスターして英会話に活かしましょう。

「きのこ」の英語表現

「きのこ」は英語で「mushroom(複数形:mushrooms)」と言います。

「mushroom」というと、多くの方がホワイトマッシュルームのことを想像するかもしれません。

もちろん「mushroom」には「マッシュルーム」の意味もありますが、「きのこ全般」を指すこともできます。

発音は日本語の「マッシュルーム」と若干異なり、カタカナで表すと「マシュルーム」に近いです。

「マ」にアクセントを置いて一気に発音するのがコツです。

例文:
It is difficult for me to distinguish between edible and poisonous mushrooms.
(私は食用きのこと毒きのこの区別がつきません。)

My father goes mushroom hunting every fall.
(父は毎年秋にきのこ狩りに行きます。)

動詞「mushroom」の使い方

「mushroom」には「きのこ」以外の意味もあります。

動詞として使う場合、「急速に発展する」といった意味があるので例文のように使ってみましょう。

例文:
The population of the town has mushroomed in recent years.

(近年この町の人口は急増しています。)

「mushroom」と「fungus」の違い

「mushroom」に似た表現に「fungus(複数形:fungi)」があります。

「fungus」とは「きのこやカビなどの菌類」のことです。

きのこは菌類の一種であるため、生物学や分類学上での文脈で「きのこ」を指す場合に使われます。

日常会話で「きのこ」の話をする際は「mushroom」だけで十分ですが、大学レベル以上の英語力を身につけたい方は両方覚えておきましょう。

例文:
Mushrooms look like plants, but they are fungi.

(きのこは植物に見えますが菌類です。)

「きのこ」の種類別英語名と例文

日本で売られているきのこの多くは東アジア原産のものが多いため、英語名は日本語読みに「mushroom」を付けて呼ぶものがいくつもあります。

日本語読みで通じるもの、英語名のあるもの、合わせて10種類のきのこの英語表現をご紹介します。

しいたけ:shiitake mushroom

「しいたけ」は英語で「shiitake mushroom」と言います。

「生しいたけ/乾燥しいたけ」と言いたい場合は、形容詞「fresh/dried」を活用しましょう。

例文:
One of the specialties of Oita Prefecture is dried shiitake mushrooms.

(大分県の特産品の1つは乾燥しいたけです。)

しめじ:shimeji mushroom

「しめじ」を英語では「shimeji mushroom」と表現します。

ブナの木に生える「ぶなしめじ」は「buna-shimeji」でも通じますが、英語で「brown beech mushroom」と呼ばれることもあります。

「beech」とは「ブナの木」のことです。

例文:
Nagano Prefecture produces more shimeji mushrooms than any other region in Japan.

(長野県はしめじ生産量が国内でどの地域よりも多いです。)

まつたけ:matsutake mushroom

「まつたけ」は英語で「matsutake mushroom」と言います。

「マツの木(pine)」に生えることから一部地域で「pine mushroom」と呼ばれることもあります。

例文:
The most expensive mushrooms in Japan are matsutake mushrooms.

(日本で最も高価なきのこは松茸です。)

えのき:enoki mushroom

「えのき」」は英語で「enoki mushroom」と表現します。

これは普段スーパーで売られている栽培されたえのきに対して使われる英語表現です。 

見た目が違う野生のえのきは、「wild enoki」と区別して呼ばれます。

例文:
Some recipes that use enoki mushrooms are easy to cook.

(えのきを使ったレシピは簡単に調理できるものがあります。)

なめこ:nameko mushroom

「なめこ」は英語で「nameko mushroom」と言います。

アメリカでは「butterscotch mushroom」と呼ばれることもあります。

「バタースコッチ」とは、光沢がありキャラメル色をしたお菓子の一種です。

なめこの特徴を捉えた表現といえるでしょう。

例文:
Nameko mushrooms are commonly used in miso soup.

(なめこは味噌汁によく使われます。)

ヒラタケ:oyster mushroom

「ヒラタケ」は世界各地で自生しているため、英語名があります。

英語では「oyster mushroom」と呼ばれます。

「oyster(オイスター)」は「牡蠣」のことで、平たい牡蠣の殻に似ていることから名付けられたと言われています。

例文:
Can you buy me some oyster mushrooms at the grocery store?

(スーパーで平茸を買ってきてくれますか?)

エリンギ:king trumpet [king oyster] mushroom

「エリンギ」は英語で「king trumpet mushroom」または「king oyster mushroom」と言います。

英語の呼び方は他にもありますが、広く使われているのがこの2つです。

「king trumpet mushroom」は、形がトランペットに似ていることに由来します。

また、エリンギはヒラタケ科です。

ヒラタケの英語は「oyster mushroom」だと解説しましたが、エリンギはヒラタケ科の中でもキングサイズであるため「king oyster mushroom」と呼ばれることもあります。

例文:
I used king trumpet mushrooms in my pasta dish.
(パスタ料理にエリンギを使いました。)

マイタケ:hen of the woods

「マイタケ」は英語で「maitake mushroom」または「hen of the woods」と表現します。

「hen of the woods」は直訳すると「森のめんどり」で、マイタケの見た目がめんどりの羽毛に似ていることに由来します。

例文:
Hen of the woods is often used for tempura.

(舞茸は天ぷらの具材でよく使われます。)

キクラゲ:wood ear mushroom

「キクラゲ」の英語表現にはさまざまな言い方がありますが、一般的に広く使われているのが「wood ear mushroom」です。

キクラゲは漢字で「木耳」と書きますが、英語表現は「wood ear」と漢字を文字どおりに英訳したものなので覚えやすいでしょう。

例文:
I made vegetable soup with wood ear mushrooms for lunch.

(昼食にキクラゲの入った野菜スープを作りました。)

マッシュルーム:button [common] mushroom

「ホワイトマッシュルーム」は、日本語と同じく英語でも「mushroom」や「white mushroom」と言います。

他の表現として、傘の見た目がボタンのように見えるため「button mushroom」や、世界で最も流通しているきのこであるため「common mushroom」と呼ばれることもあります。

例文:
The recipe calls for three sliced mushrooms.

(そのレシピではスライスしたマッシュルームを3つ使います。)

きのこの部位別英語表現

ここからは、英語のレシピ本に出てくるきのこの部位の英語表現について見ていきましょう。

傘:cap

きのこの傘の部分は、英語で「cap」と言います。

きのこの傘は「帽子」のような部分なので、イメージしやすいでしょう。

ひだ:gills

傘の裏側のひだの部分は、英語で「gills」と言います。

単数形は「gill」ですが、ひだ1つを指すことは稀で複数形で用いられるのが一般的です。

「gills」は、「きのこのひだ」以外に「魚のえら」を指す時にも使われます。

軸または柄:stipe

きのこの傘を支える軸または柄の部分は、英語で「stipe(発音:スタイプ)」と言います。

きのこは植物ではないので「茎」とは呼びませんが、英語では「茎」を意味する「stem」が使われることもあります。

まとめ

「きのこ」の英語表現は「mushroom」で、その種類の半分は 「日本語名+

mushroom」で通じます。

英語名のあるきのこは、「ボタン」など、見た目の似たものが名前に入っているので覚えやすいでしょう。

この記事でご紹介した「きのこ」の英語表現を、海外の人に日本食を伝える際や英語圏で料理や買い物をする際などにぜひ活用してみてください。

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