【野球のポジション】英語名・略称・背番号の意味まで完全ガイド!
「センター」や「ショート」といったポジション名、英語ではどう言うかご存じですか?
MLB中継や英語のスコア表では、日本語とは異なるポジション名や略称が頻繁に使われています。
たとえば「ショート」は「Shortstop (SS)」、「レフト」は「Left fielder (LF)」のように表され、英語ならではの呼び方が存在します。
この記事では、野球のポジション名の英語表記・略称の一覧から、守備番号との対応関係、ポジションごとの役割、さらには英語例文まで丁寧に解説します。
野球を英語で観戦したい方や、海外の野球ファンと交流したい方にとって役立つ内容です。
野球ポジションの英語名一覧と略称
野球にはそれぞれのポジションに英語名と略称があり、「MLB(メジャーリーグ)」や英語の実況・記事では広く使われています。
以下は日本語のポジション名に対応する英語表記の一覧です。
日本語のポジション |
英語表記 |
投手(ピッチャー) |
Pitcher |
捕手(キャッチャー) |
Catcher |
一塁手 |
First baseman |
二塁手 |
Second baseman |
三塁手 |
Third baseman |
遊撃手(ショート) |
Shortstop |
左翼手(レフト) |
Left fielder |
中堅手(センター) |
Center fielder |
右翼手(ライト) |
Right fielder |
指名打者 |
Designated hitter |
※「指名打者(DH)」は守備につかず、打撃専門で出場する選手を指します。
例文:
He plays center fielder for the Yankees.
(彼はヤンキースでセンターを守っています。)
Ichiro was a famous right fielder known for his strong arm.
(イチローは肩の強さで有名なライトでした。)
Ohtani is both a designated hitter and a pitcher — a rare combination.
(大谷選手は指名打者と投手の両方をこなす、珍しい存在です。)
野球ポジションの英語略称一覧と意味・使い方
英語圏のスコアブックや実況では、ポジションの英語略称が「記号」のように使われます。
これらは選手の守備位置やプレーの流れを簡潔に示すもので、MLB公式サイトやスコア表などでも頻繁に登場します。
野球では、各ポジションに1〜9の「守備番号」が割り当てられており、英語略称と組み合わせて覚えておくと、プレーの理解がぐっと深まります。
たとえば、「6-4-3のダブルプレー」は、「ショート(SS)→セカンド(2B)→ファースト(1B)」という守備の流れを意味します。
守備番号と英語略称の対応表
守備番号 |
ポジション |
英語略称 |
1 |
投手(ピッチャー) |
P |
2 |
捕手(キャッチャー) |
C |
3 |
一塁手 |
1B |
4 |
二塁手 |
2B |
5 |
三塁手 |
3B |
6 |
遊撃手(ショート) |
SS |
7 |
左翼手(レフト) |
LF |
8 |
中堅手(センター) |
CF |
9 |
右翼手(ライト) |
RF |
— |
指名打者 |
DH(※守備番号なし) |
※DH(Designated Hitter)は守備につかないため、番号は割り当てられません。
例文:
The double play went from SS to 2B to 1B.
(ダブルプレーはショート→セカンド→ファーストの順で行われました。)
He was moved from LF to CF in the 7th inning.
(彼は7回にレフトからセンターへ移動しました。)
I can play multiple positions: 3B, SS, and RF.
(私はサード、ショート、ライトなど複数のポジションを守れます。)
ポジション別の役割と英語例文
野球の守備ポジションはそれぞれに異なる役割があります。
ここでは、主要なポジションについて簡単な説明と英語の例文を紹介します。
Pitcher(投手)|P
ボールを打者に向かって投げる(ピッチする)ポジション。
試合の流れを大きく左右する重要な役割を担います。
The pitcher threw a perfect game.
(そのピッチャーは完全試合を達成しました。)
Catcher(捕手)|C
投手の投げたボールを受け、守備の司令塔としても活躍。
走者への送球やサインの出し方にも重要な責任があります。
守備全体をリードします。
The catcher called for a fastball.
(キャッチャーは速球のサインを出しました。)
First baseman(一塁手)|1B
一塁ベースを守り、打者が最初に到達するベースを守る守備の要。
送球を正確にキャッチする技術が求められます。
The first baseman caught the throw for the out.
(一塁手は送球を受けてアウトにしました。)
Second baseman(二塁手)|2B
二塁ベースの周辺を守るポジションで、内野ゴロの処理やダブルプレーの連携に関わる場面が多いです。
The second baseman turned a double play.
(セカンドはダブルプレーを決めました。)
Third baseman(三塁手)|3B
三塁ベースに近く、強い打球が飛んでくる位置。
反応の速さと肩の強さが必要です。
The third baseman made a great diving catch.
(サードは見事なダイビングキャッチを見せました。)
Shortstop(遊撃手)|SS
二塁と三塁の間を守る、守備の中心的なポジション。
守備範囲が広く、素早い動きが求められます。
The shortstop fielded the ground ball cleanly.
(ショートはゴロをうまく処理しました。)
Left fielder(左翼手)|LF
左翼(レフト)エリアを守る外野手。
打球の処理だけでなく、ホームへの返球も重要です。
The left fielder threw the ball to home plate.
(レフトがホームに返球しました。)
Center fielder(中堅手)|CF
外野の中央を守り、広い守備範囲が特徴。
外野のリーダー的存在です。
The center fielder made a running catch.
(センターが走りながらキャッチしました。)
Right fielder(右翼手)|RF
右翼(ライト)エリアを守る外野手で、ホームへの返球に強肩が求められます。
The right fielder has a cannon for an arm.
(そのライトはすごい肩を持っています。)
Designated Hitter(指名打者)|DH
守備には就かず、打撃専門で出場する選手。
アメリカンリーグで採用されています。
The designated hitter hit two home runs today.
(指名打者は今日2本のホームランを打ちました。)
野球英語を観戦や会話で活かすコツ
野球のポジション名や略称を英語で理解できると、英語のスポーツニュースやMLB中継、海外の観戦記事などもぐっと面白くなります。
ここでは、観戦や英会話の場面で活かせるコツをご紹介します。
1. 略称や役割を覚えておくと実況が聞き取れる
英語の実況ではポジション略称が頻繁に登場します。
例文:
That’s a great play by the SS!
(あれはショートのナイスプレーです!)
He moved from RF to LF in the ninth inning.
(9回にライトからレフトに移動しました。)
このような文脈を理解できると、よりスムーズに試合を楽しめます。
2. 海外の野球ファンとの交流にも使える
例えば、野球観戦中や英語のSNSで以下のような表現が自然に使えます。
例文:
Who’s your favorite CF in the league?
(あなたが好きなセンターは誰ですか?)
I used to play 3B when I was in high school.
(高校時代はサードを守っていました。)
That SS has amazing reflexes!
(あのショートは反応がすごい!)
3. 子供と野球をする時にも使える英語
親子でキャッチボールや守備練習をする際に、ポジション名を英語で呼んでみるのも楽しいです。
例文:
Let’s practice as if you’re the catcher!
(君がキャッチャーになったつもりで練習してみよう!)
Try playing shortstop today.
(今日はショートを守ってみよう。)
まとめ|野球のポジション英語を覚えて、観戦や会話をもっと楽しもう!
野球のポジションには、それぞれ英語の正式名称と略称があり、MLB中継や英語のスコア表では頻繁に登場します。
たとえば「ショート」は「Shortstop (SS)」、「ライト」は「Right fielder (RF)」と表現され、英語ならではの呼び方や記号が使われます。
また、ポジションごとの役割や守備番号も理解しておくと、英語の実況や試合解説もぐっと聞き取りやすくなります。
この記事では、英語でのポジション名と略称一覧から、それぞれの役割や使い方、さらに観戦・会話で活かせるフレーズまで詳しく解説しました。
野球好きな方や、海外のファンと交流したい方は、ぜひ英語のポジション名を覚えて、より深く野球を楽しんでみてください!