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更新日:2026年2月28日 英文法

「客観的」って英語で何ていう?物事を見る視点についての表現を解説します!

客観的、主観的、別の視点では…など、視点や見方、視座についての話は日本語でも場面を選ばずされていますが、それは英語でも一緒です。

ただ、この手の話題の時は自分や相手の立ち位置や状況を見極めた上で言葉を選ぶ必要があるため、あらかじめ言葉のニュアンスをしっかりと捉えておく必要があります。

今回は、客観的、主観的などの物の見方について解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

客観的・主観的の英語表現

まずは物の見方の代表格である、客観的・主観的にあたる英語表現を見ていきましょう。

客観的

客観的は英語では「objective」と書きます。

事実やデータ、第三者視点から裏打ちされている事に使用します。

ニュアンス的には、中立的、事実ベース的なものがあります。

語源はラテン語の「objectum」から来ています。

「外に投げ出された物」という意味があるため、そこから転じて「認識の外にある物」→「観察対象としてそこにある」→「誰が見ても同じ」として、外部にある事実・対象に基づく、客観的、という今の意味につながっています。

「objective」自体は「object」という文字が含まれているため「object」→「自分の外にあるもの」→「誰が見ても同じ」と見ると、意味が覚えやすいのではないでしょうか。

例文:
This report is objective and data-driven.
(このレポートは客観的かつデータに裏打ちされているね。)

主観的

「主観的」を英語に訳す時は「subjective」を使います。

個人の感想や感情、価値観、経験や好みから見た事柄を表現する時に使います。

語源はラテン語の「subjectum」で、「下に置かれている物」となります。

ここから、認識のベース、心・意識の中にある、人によって違う、というニュアンスが生まれています。

「subjective」の単語内に含まれる「subject」から転じて、主題→自分の中のもの→自分の中の感じ方、と覚えるとやりやすいと思います。

例文:
This is just my subjective opinion.
(これはあくまでわたしの主観的な意見です。)

「objective / subjective」の文法上の使い方

「objective」も「subjective」も、いずれも形容詞として使われますが、この形を少し変化させると、副詞や名詞として使う事ができます。

それぞれ見ていきましょう。

objectively / subjectively

「ly」をつける事で、副詞として使う事ができます。

論文や硬めの記事で多用されます。

以下の例文でも書いてますが、文頭副詞として用いる事が多いです。

例文:
Objectively speaking, the results are impressive.
(客観的に見て、その結果は素晴らしい。)

Subjectively, I prefer this version.
(個人的にはこっちのバージョンが好きです。)

objectivity / subjectivity

語尾を「ivity」に変更する事で、名詞として使う事ができるようになります。

訳は「客観性 / 主観性」となります。

学術分野や論説のような場面で使用される事が多いです。

例文:
Journalists must maintain objectivity.
(ジャーナリストは客観性を維持するべきです。)

名詞としての「objective」

「objective」は形容詞として使われると書きましたが、実はそのままの形でも名詞として使う事ができます。

日本語訳は「目的、目標」です。

注意点として、「subjective」には「objective」のような名詞的用法はありません。

例文:
Our main objective of this project is to reduce cost.
(このプロジェクトの主な目的はコストカットです。)

「客観的」に関連する応用表現、類似表現

ここからは、物事の視点に関連する応用表現や類似表現を見ていきましょう。

neutral

中立的、どちらにも偏らないというニュアンスで使います。

感情や立場の偏りがないということから、「objective」に近いニュアンスで使えます。

例:a neutral stance (中立的立場)

impartial

こちらは「公平、偏りのない、公明正大な」といった訳が当てられる言葉です。

こちらも客観性とは切っても切れない文脈のため、同じような流れで使う事ができます。

判断の場面や、裁定の場面でよく使用されます。

例:an impartial judge (公平な裁判官)

fact-based / evidence-based

「事実に基づく」という意味のフレーズです。

こちらは、客観的、よりも一つ踏み込んだ表現になる事が多く、アカデミックの場面でよく使われます。

例文:
Fact-based discussion is crucial for generating meaningful ideas.
(事実に基づいた議論は有用なアイデアを生み出すためには重要です。)

objective / subjective viewpoint

客観的 / 主観的視点、とダイレクトに表現する方法です。

「viewpoint」の部分を「point of view」としても良いです。

objective / subjective standpoint

客観的 / 主観的観点、という意味になります。

上の「viewpoint」とも近しい表現になり、どちらを使ってもいいでしょう。

「standpoint」の部分は「perspective」としても良いので、発話する時は好きな方を使えば良いでしょう。

personal

「個人的な」という訳が当てはまります。

事実ベースというよりは、個人の感じ方や感想を述べる場面で使うため、「subjective」に近い表現です。

例:my personal opinion (私の個人的意見)

biased

日本語でも「バイアスがかかった」という言い方がありますが、主観性が「personal」よりも強くかかっているニュアンスがあります。

偏りが強い、主観的すぎるなどの場面で使う表現です。

例文:
His opinion is too biased to play a role in our decision-making.
(彼の意見は、私たちの意思決定の論拠としては使えません。)

emotional

感情的なという意味の単語で、「subjective」が使われるような場面でよく出てきます。

冷静さを欠いているようなニュアンスがあります。

opinion-based

訳は「意見に基づく」となります。

「objective」に近い意味合いだった「fact-based」の逆の意味として使えます。

例文:
Many journalists describe the iPhone as a product whose value is largely opinion-based, but is that true?
(たくさんのジャーナリストがiPhoneはその評価が主観に依存していると言ってるけど、本当かな?)

まとめ

今回は「客観的」「主観的」など物の見方についての表現を解説してきました。

これらの言葉は日常でもビジネスでもよく出てくるため、ぜひ取り組んでほしいと思います。

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