「so that 構文」が持つ本当の意味!もう迷わない方法を現役教師が解説します!

「so that構文って、目的を表すんだっけ?それとも結果?」
「soの後ろに形容詞が来ると意味が変わる?」
英語の文章を読んでいると頻繁に登場する「so that構文」。
実は「~するために」という目的だけでなく「その結果~した」という結果を表すこともあり、英語学習者がつまずきやすいポイントの1つです。
そこでこの記事では「so that構文」の正しい意味や使い方、そして「so 形容詞/副詞 that…(とても~なので…)」との違いまで、おさえるべきポイントを分かりやすく解説します!
この記事を読めば、もう「so that」で迷うことはなくなるでしょう。
「so that構文」の2つの大きな意味!
「so that構文」には、大きく分けて「目的」と「結果」の2つの使い方があります。
1. 【目的】~するために、~するように
「so that構文」の一般的な使い方は、目的を表す「S’がV’するために」です。
この場合「that節」のなかに助動詞「can(could)、will(would)、may(might)」が使われることが多いです。
日常会話では「that」が省略されることがあります。
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一般的なパターン |
so that + S’ + 助動詞 + V’ |
例文:
I study English hard so that I can pass the exam.
(試験に合格できるように、私は一生懸命英語を勉強しています。)
I’m saving money so that I can buy a new house next year.
(来年新居を買えるように、お金を貯めています。)
He speaks slowly so that everyone can understand his presentation.
(彼はプレゼンテーションで、全員が理解できるようにゆっくり話します。)
The company offers training programs so that employees can develop new skills.
(従業員が新しいスキルを身につけられるように、会社は研修プログラムを提供しています。)
2. 【結果】その結果~だ
文脈によって「so that構文」は「~した、その結果…になった」という時間の流れに沿った結果の意味になります。
この場合、直前にカンマ(,)を置くことが多く、助動詞が含まれないこともあります。
さらに「that」は省略されることがほとんどです。
また、直前に言ったことに対する結果として使われるので、「soを含む節」を文頭に持ってくることはできません。
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一般的なパターン |
so that + S’ + V’ |
例文:
He missed the bus, so that he was late for the meeting.
(彼はバスを逃した。その結果、会議に遅れました。)
We invested in new technology, so that productivity increased by 30%.
(私たちは新技術に投資したので、その結果生産性が30%向上しました。)
It rained heavily all night, so that the river overflowed this morning.
(一晩中、雨が激しく降ったので、その結果今朝川が氾濫しました。)
She studied medicine for eight years, so that she became a surgeon.
(彼女は8年間医学を学んだので、その結果外科医になりました。)
似ているけれど違う!「so 形容詞/副詞 that …」との比較
「so」と「that」がくっついているか、離れているかで意味が激変するのが「so that構文」のややこしいところです。
この機会にしっかりと違いを理解しましょう。
1. 【程度・結果】とても~なので…だ
ポイントは 「so hot(とても熱い)」のように「so」の直後に形容詞や副詞があること!
その場合は程度・結果を表す「so that 構文」だと判断しましょう!
また日常会話では、この「that」はよく省略されます。
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一般的なパターン |
so + 形容詞/副詞 + that + S’ + V’ |
例文:
The tea was so hot that I couldn’t drink it.
(そのお茶はとても熱かったので、飲めませんでした。)
The Japanese play was so boring that I fell asleep halfway through.
(その日本劇はとても退屈だったので、途中で眠ってしまいました。)
The exam was so difficult that only two students passed.
(試験がとても難しかったので、2名の生徒しか合格しませんでした。)
He spoke so quietly that nobody could hear him.
(彼はとても小さな声で話したので、誰も聞き取れませんでした。)
2.「such」を使った言い換え表現
程度や結果を表す「so that 構文」は「such」を用いた以下の構文で書き換えることが可能です。
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so that構文 |
The anime was so interesting that I watched it in a day. |
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パターン |
such +(a/an)名詞句 + that + S’ + V’ |
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such that例文 |
It was such an interesting anime that I watched it in a day. |
ポイントは、「so」は形容詞・副詞を修飾するのに対し、「such」は名詞を修飾するということ!
後ろにどのような品詞がくるのかしっかり暗記しておいてください。
3. 主語が長いと倒置が起こることがある
「that節」のなかの主語が長くなってしまうと倒置が行われ「so + 形容詞/副詞+ V’ + S’ + that…」の語順になります。
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倒置のパターン |
so + 形容詞/副詞+ V’ + S’ + that… |
Sonia was so beautiful that he fell in love with her.
⇒So beautiful was Sonia that he fell in love with her.
(ソニアはとても美しかったので、彼は恋に落ちました。)
「so that 構文」を使いこなす3つのコツ
1. 「so」の後ろにある単語をチェックする
以下の2文のように、「so」の後ろが「that」なのか「形容詞または副詞」なのかで大きく意味が異なります。
そのため「so」の後ろをしっかりと確認しましょう!
例文:
This drama was so exciting that I couldn’t sleep well.
(このドラマが面白すぎて、よく眠れませんでした。)
I watched this drama so that I stayed awake.
(起きておくために、このドラマを観ました。)
2. カンマがあるかどうかチェックする
文章を読んでいて「so that」 とカンマが出てきたら、一旦文章を区切って「そしてその結果…」と訳してみるとスムーズに訳せることが多いです。
結果を表す「so that 構文」も頻出なので意識しておいてください。
3. 書き換え表現を覚える
「~するために(目的)」を意味する「so that 構文」は、以下の表現に書き換えが可能です。
例えば英作文で「so that 構文」ばかりを使うのではなく、パラフレーズをして単調な文章にならないようにしましょう!
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表現 |
日本語訳 |
説明 |
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in order that S’ + V’ |
S’がV’するために |
ややフォーマル ※「so that」のほうが一般的 |
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in order to 動詞の原形 |
~するために |
ややフォーマル |
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so as to 動詞の原形 |
~するために |
フォーマル ※文頭で使えない |
【実践】理解度チェッククイズ!
次の英文は「目的」と「結果」どちらの意味でしょうか?
1. Please speak louder so that everyone can hear you.
2. I saved money so that I could buy a new smartphone.
3. She practiced every day, so that she won the race.
正解
1.目的(みんなに聞こえるように、もっと大きな声で話してください。)
2.目的(私は新しいスマホを買うためにお金を節約しました。)
3.結果(彼女は毎日練習したので、その結果レースに勝てました。)
おわりに
「so that構文」は一見するとややこしく見えますが、今回ご紹介した内容と見分け方のコツを覚えることで簡単に理解できるようになります。
日常会話だけでなく、TOEICや英検®︎などの試験やビジネスメールなど幅広い場面で使える便利な表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください!















