結局「カルマ」って何!?業や因果応報を意味する英語表現を学びましょう!

「あの人、カルマを背負ってるよね……」
「前世のカルマが今に影響してるのかも……」
と、SNSや日常会話で耳にしたことはありませんか?
「カルマ」は業や因果応報を意味する言葉ですが、「なんとなくスピリチュアルな雰囲気を知っているだけで説明してって言われたらちょっと…」と感じている方は多いはず…!
そこでこの記事では、「カルマ(karma)」とは一体どういうものなのかについて分かりやすく解説します。
基本的な意味や語源はもちろんのこと、「背負う」や「引き寄せの法則」など、カルマに関連する英語表現もしっかりお伝えします。
この記事を読めば、本当の意味での「カルマ」を理解し、あなたの英語力もレベルアップすること間違いありません!
「karma」の基本的な意味について
1. karma(カルマ・業・因果応報・果報)
「カルマ」は元々サンスクリット語で「行為」そのものを表す言葉です。
つまり立ち上がったり、話したり、何かを始めたりといった「行動」を指します。
そしてヒンドゥー教や仏教では「自分の行いが巡り巡って、自分に返ってくる」という考え方を表しており、今日における「カルマ」はこの意味で使われていることがほとんどです。
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the sum of sb’s good and bad actions in one of their lives, believed to decide what will happen to them in the next life 引用元:オックスフォード大学出版局.「オックスフォード現代英英辞典 第8版」. 旺文社, 2010. |
日本語訳では「因果応報」や「業」と呼ばれることがあり、行動によって何かしらのエネルギーが生まれ、それによって結果に変化がもたらされるという概念です。
発音記号は「kɑːrmə(カーマ)」で、日本語の「カルマ」よりも「カーマ」に近い発音になります。
例文:
What goes around comes around – that’s karma.
(自分のしたことは自分に返ってくる。それがカルマです。)
I believe in karma, so I always try to be kind to others.
(私はカルマを信じているので、常に他人に親切にするよう心がけています。)
※「believe in karma」は「カルマを信じる」という意味
He has good karma because he’s always helping people.
(彼はいつも人を助けているから、良いカルマを持っています。)
2. カルマは「運命」や「宿命」とは異なる?
運命や宿命と混同されることがある「カルマ」ですが、実際は異なります。
たとえば財布を落としたときに「運が悪いね。仕方がなかったんだよ」と言われることがありますが、「どのような対策をしていても結果として財布を失っていた」と、制御不可能な神のいたずらのように考えることは「カルマ」ではありません。
カルマは「過去の行動」が「現在の結果」に深く関連しているので、個人の行いによって結果が変わってくることを意味しています。
そのため財布を落とした背景には、「落としやすいポケットに入れていた」や「お酒を飲み過ぎた」などと因果関係があると考えることができます。
3. 良いカルマと悪いカルマがある?
因果応報と聞けば、多くの場合「いま苦しんでいるのは、悪いことをしたからだ」と悪い意味で使われがちですが、善い意味で使われることもあります。
例えばテストのために英単語帳を毎日チェックしていて、高得点につながった場合は「良いカルマ(good karma)」だと言うことができます。
反対に勉強をサボっていて赤点を取ってしまえば、これは「悪いカルマ(bad karma)」です。
善い行いをすれば良い結果が、悪い行いをすれば悪い結果が返ってくる、これがカルマなのです。
そして日常生活では、以下のようなフレーズを使います。
例文:
That’s bad karma.
(自分に悪いことが返ってきますよ。)
※例えばポイ捨てをしている人に向かって言うことで「悪いことが起きるよ」と忠告することができます。
That’s good karma.
(いつか自分にいいことが起きるね。)
※例えばゴミを拾った人に言うことで「何か良いことが起こるよ」と善い結果を期待させることができます。
「カルマを背負う」の英語表現とは!?
1. carry one’s karma(カルマを背負う)
「カルマを背負う」と言いたいとき、最も近い表現が「carry one’s karma」です。
「carry(運ぶ・背負う)」を使うことで、まるで荷物のようにカルマを抱えているイメージを表現できます。
例文:
We all carry our karma from past actions.
(私たちは皆、過去の行いからカルマを背負っています。)
She seems to be carrying heavy karma from her previous life.
(彼女は前世の重いカルマを背負っているようです。)
「karma」と合わせて覚えたい関連表現
1. cause and effect(原因と結果)
文字通り「原因と結果」を意味する表現で、カルマの概念を説明するときによく使われます。
例文:
Karma is all about cause and effect.
(カルマとは、すべて原因と結果のことです。)
Understanding cause and effect helps you make better decisions.
(因果関係を理解することで、より良い決断ができるようになります。)
2. What goes around comes around.(因果応報)
これは英語の慣用句で「自分がしたことは自分に返ってくる」という意味。
日常的には「カルマ(karma)」の方が使われますが、こちらもあわせて覚えておきましょう!
例文:
Don’t worry about him. What goes around comes around.
(彼のことは気にしないで。いずれ自分に返ってくるから。)
She always treats people badly, but what goes around comes around.
(彼女はいつも人にひどい態度を取るけど、いずれ自分に返ってくるわよ。)
3. burden(重荷・負担)
物理的な重荷ではなく、精神的な負担を意味する英単語です。
仕事でのストレスや経済的な負担などを表すことができ、業を表すカルマとも結びつきがあります。
例文:
This project has become a big burden for her.
(あのプロジェクトは彼女にとって大きな負担になっています。)
She feels burdened with negative karma from her past.
(彼女は過去からの負のカルマに苦しめられていると感じています。)
4. reincarnation(輪廻転生・生まれ変わり)
魂が生まれ変わりを繰り返すという哲学的・宗教的な概念を表す英単語。
過去と未来が深く関係しているカルマとも関連性が高いです。
例文:
Many people believe in reincarnation and karma.
(多くの人々が輪廻転生とカルマを信じています。)
Do you believe in reincarnation?
(転生って本当に存在すると思いますか?)
5. past life(前世)
話題のなかでは、カルマにおける「過去」が前世にまで遡ることもあります。
その際は「past life」や「previous life」を使って前世を表しましょう!
例文:
I wonder what I was in my past life.
(私は前世では何だったのだろう。)
Past life memories sometimes surface during meditation.
(前世の記憶は、瞑想中に浮かび上がることがあります。)
6. the law of attraction(引き寄せの法則)
19世紀後半のアメリカで起こった思想運動で唱えられた「引き寄せの法則」は「the Law of Attraction」と言うことができます。
「自分の思考や感情が現実を引き寄せる」という考えで、例えば「時計が欲しい」と思っていると街中で色々な時計が目につくようになるとされています。
心理学では「カラーバス効果(Color Bath Effect)」と呼ばれることもあります。
例文:
The law of attraction says that positive thoughts bring positive results.
(引き寄せの法則によれば、ポジティブな思考がポジティブな結果をもたらします。)
Many people practice the law of attraction through visualization.
(多くの人々が視覚化を通じて引き寄せの法則を実践しています。)
おわりに
この記事では「カルマ」について基本的な意味や英語表現について徹底的に解説しました。
因果応報や業を意味する「カルマ」の概念を理解し、正しい意味で使うように心がけましょう!
重要なポイントは、カルマは単なる運命論ではなく「自分の行いが自分に返ってくる」という能動的な概念であるということ。
そしてそれは英語圏でも広く理解され、日常会話で頻繁に使われているのです。
あなたの英語学習が、より豊かで実りあるものになることを心から応援しています!


















