「改善」の言い方はひとつじゃない?!言い換え表現を徹底解説します!

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更新日:2026年6月1日 英文法

「改善」の言い方はひとつじゃない?!言い換え表現を徹底解説します!

日本語で「改善」と言えば、ビジネスシーンにおける必須用語のイメージがありますが、英語ではどうでしょうか?

実は、その表現方法は色々あり、場面により使い分ける必要があるんです。

今回は、「改善」にまつわる言い換え表現を徹底解説していきます。

はじめに:日本語の「改善」は超便利

例えば「成績を上げる」「業務の見直し」「システム改良」など。

これらの言葉は、それぞれ使われる文脈もシーンも違うはずですが、日本語では「改善」一つでまとまってしまいます。

ただ、英語の場合は、今書いたことも含めて、状況次第で選択すべき言葉は変わってきます。

それぞれの表現について、みていきましょう。

「改善」の言い換え表現

それでは、ここから「改善」に関係する英語を、言い換え表現含めてみていきましょう。

直接「改善」と訳さずとも、文のニュアンスで改善が含まれるものを含めて幅広く選びました。

単語数が多いので、ある程度シーン別にまとめてあります。

Improve / Improvement

まずは、1番最初に押さえておきたい表現が、「improve / improvement」となります。

「improve」は動詞、「improvement」は名詞なので、文での使い方、何を言いたいか次第で変化します。

人、物、仕組み、何に対しても使えるため、まずは迷ったらこれを選んでおけば大丈夫です。

ただし、ビジネスシーンでは細かい状況まで反映して言葉を選ばないと伝わりきらないこともあるため、これ以降の語彙についても押さえていくようにしましょう。

例文:
We need to improve our customer service.
(私たちは顧客対応を改善する必要がある。)

Her English has improved a lot.
(彼女の英語は大変上達した。)

make better / get better / do better

改善は現状よりも「良い」状態に物事をするという行為のため、「better」を用いるとよく表現ができます。

  • make A better:Aをより良くする
  • get better:状態が良くなる
  • do better:もっと上手くなる、より良い結果を出す

状況に応じて「better」につける言葉を選択すると良いでしょう。

どの用法も「improve」と比べるとより口語寄りで、英会話でもよく使います。

例文:
We need to make the process better.
(私たちはプロセスをより良くする(改善する)必要がある。)

Sales are getting better this month.
(今月は売上が改善してきている。)

We have to do better next time.
(次回はもっと上手くやらないといけない。)

enhance / upgrade / refine

改善は技術改良などの場面でもよく使われ、これら3つはそういったニュアンスと相性がいい言葉です。

  • 「enhance」は価値や質、効果を高める文脈で使われます。
  • 「upgrade」は機能やレベルを上げる時に使われます。アプリ等の有料版へのアップグレードなどと同じイメージです。
  • 「refine」は細かいところを磨いて洗練させるような時に使います。

微修正とか、細かい改良を通じて仕上げるイメージが近いです。

例文:
This update will enhance security.
(このアップデートでセキュリティ性は向上します。)

We upgraded the system last month.
(先月システムをアップグレードしました。)

The team refined the design after user feedback.
(ユーザーからのフィードバック後に、チームはデザインを改善した。)

optimize / streamline / revise / restructure

業務や仕組みを見直して仕事の効率化を図ったり、より成果を出すといった文脈はビジネスシーンでは多いです。

この4つの単語はそういった文脈で使いやすいものとなっています。

  • 「optimize」は「最適化」「効率化」と訳され、日常業務の細かい改善で使われます。
  • 「streamline」は無駄を省いて流れを良くする、といった文脈で使いやすいです。
  • 「revise」は見直して修正、というニュアンスがあり、例えばマニュアルを修正するような細かいニュアンスで使われます。
  • 「restructure」は「structure」という単語が含まれることからも想像できますが、構造を根本から組み直すような大きな組み替えの時に使います。

例文:
We need to optimize our workflow.
(私たちは業務の流れを最適化する必要がある。)

The company streamlined the approval process.
(その会社は承認プロセスを改善した。)

We revised the manual.
(私たちはマニュアルを改訂した。)

The department was restructured to improve efficiency.
(その部門は効率性向上のため組み替えられた。)

fix / correct / address / resolve

これらは、悪いところを直す、壊れたところを修復する、間違いを直すといったニュアンスで使用される言葉です。

今より良くするというよりは、現状復帰するようなイメージで使うとしっくりと来るでしょう。

  • 「fix」は壊れたものを直す、問題を修復するような時に使います。
  • 「correct」は間違いを修正するような時に使います。主に文書系の話題で使いやすい傾向にあります。
  • 「address」は名詞の「住所」が有名ですが、課題に対処するという意味の動詞としても使えます。
  • 「resolve」は、「address」が対処をしている(対象の課題はまだ未解決)に対し、問題を解決した時に使えるフレーズです。「have to」と併用して「解決せねばならない」といった使い方も考えられます。

例文:
We need to fix this issue quickly.
(早くこの問題を修正しないといけない。)

Please correct the errors in the report.
(そのレポートの間違いを修正してください。)

The team is addressing the problem.
(チームはその問題の対処をしている。)

We finally resolved the issue.
(私たちは最終的に問題を解決した。)

recover / improve / ease / clear up

日常生活では「体調が改善した」という形で、体調や状況が良くなったという文脈での会話を多くすると思いますが、英語ではこの4語が比較的使いやすいです。

  • 上でも登場した「improve」は体調にも使えるため、初めのうちはこれを選択しておけば大外れはしません。
  • 「recover」は体調が回復した様をそのまま表現できます。
  • 「ease」は「easy」からも連想できますが、痛みが引くといったニュアンスで使います。
  • 「clear up」は、症状が消えるというように、ポジティブな形での消失のニュアンスで使えます。

例文:
His condition has improved.
(彼の体調が改善した。)

She is recovering well.
(彼女の体調は良い経過を辿っている。)

The pain has eased.
(痛みは消えました。)

The symptoms cleared up after a few days.
(その症状は数日後には消えました。)

世界の「KAIZEN」

トヨタ生産方式をはじめとした日本の改善の進め方は世界でも良く認知されていて、その影響で「KAIZEN」という言葉もケンブリッジに載り、正式に単語として認識されています。

参照:https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/kaizen

これはこれで日本人としては誇らしいですが、ただ、業界用語感も強く、日常会話ではあまり通じないため、上に出てきたような表現を押さえておく方が、英会話においては近道と言えるでしょう。

ただ、このような日本語が世界に認知されているということ自体は、とても興味深いところかもしれませんね。

まとめ

今回は「改善」にまつわる言い換え表現を解説してきました。

状況に応じて色々な言葉がありますので、ぜひインプット、アウトプットを意識して取り組んでみてくださいね。

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