「go」「come」「leave」「get」の違いとは!?正しく使い分けるコツを解説します!

日常会話で「行く」や「来る」といった移動を表す単語はよく登場します。
しかし、いざ会話で使おうとすると「ここは go かな?それとも come なの ?」と迷ってしまうことがあると思います。
日本語ではすべて「行く」の一言で片付く場面でも、英語では「視点」や「今いる場所」によって「go・come・leave・get」を厳格に使い分けます。
これら単語が持つ正しい知識と感覚を身につければ、あなたの英語力は一気にネイティブレベルに近付くことでしょう!
そこでこの記事では「go・come・leave・get」が持つそれぞれの意味やニュアンスを詳しくご紹介します。
英語を勉強している方も、これから英語にチャレンジしようと考えている方も、ぜひお読みください。
「go」と「come」の決定的な違いについて
まずは、混同しやすいこの2つの違いから押さえましょう。
ポイントは「視点」です。
1. go(今いる場所から離れていく)
「go to +場所(〜へ行く)」で覚えている方も多いと思いますが、「go」の核心イメージは「今いる場所から別の場所へ離れていく」です。
話し手や聞き手が、いま現在いる場所から遠ざかる動きを指します。
そのため
I’m going to the bank now.
(今、銀行に向かっているところです。)
は、話し手が聞き手から離れていくなかで、銀行に向かっている最中であることを表現しています。
さらに「go」を使って
The sugar is all gone.
(砂糖はすべてなくなってしまいました。)
というような表現もできます。
この場合、話し手が容器のなかにある砂糖をすべて使ってしまい、砂糖が色々な場所に行ってしまった(離れてしまった)ことを指します。
例文:
I must go now.
(私はもう行かないといけません。)
I go to the gym three times a week to stay healthy.
(健康を保つために、週3回ジムに通っています。)
Let’s go shopping this weekend if the weather is nice.
(天気が良ければ、今週末買い物に行きましょう。)
2. come(相手や目的地が近づいてくる)
「来る」と訳される「come」の核心的なイメージは「話し手や聞き手のいる場所へ近づく」です。
例えば
Come here!
(こっちおいで!)
と言った場合、相手が自分のいる場所に接近してくるということになります。
ここで注意しなければならないことは、日本語の「行く」が英語では「come」になるパターンがあることです。
学校で、友達に名前を呼ばれて「今行くよ!」と英語で表現したいときはなんと言いますか?
この場合は
I’m going.
(今行くよ。)
ではなく
I’m coming.
(今行くよ!)
と述べます。
なぜなら話の起点が相手の場所なので、相手から「離れる(go)」ではなく相手へ「近付く(come)」ことになるためです。
例文:
Can you come to my office?
(私のオフィスに来てくれますか?)
A: Dinner is ready!
(夕食ができたわよ!)
B: I’m coming!
(今、行くよ!)
She came home late because of heavy traffic on the highway.
(高速道路の渋滞のため、彼女は遅く帰宅しました。)
※話し手が自宅にいて、彼女が帰ってきたという状況
「leave」と「get」の焦点の違いについて
次に、出発と到着に関わるこの2つの英単語を見ていきましょう。
1. leave(出発する・去る)
「leave」は移動のなかでも特に、主語になる人がその場から離れることに焦点を当てた単語です。
そのため「去る」イメージがあり、起点である場所から出発する時間などを言いたい場合に適しています。
例文:
I usually leave home at 8 a.m.
(私はたいてい午前8時に家を出ます。)
I left for the party.
(パーティーに向けて出発しました。)
We need to leave the house by 5 a.m. to catch the early train.
(早朝の電車に乗るために、午前5時までに家を出る必要があります。)
2. get(到着する・たどり着く)
「get」は、主語になる人が「目的地に到達する」というイメージを持っています。
「手にいれる」という意味を持っているのと同様に「一定の時間をかけて目的地にたどり着く」というニュアンスです。
「到着する」という意味で非常によく使われます。
例文:
I got to the station on time.
(時間通りに駅に着きました。)
We usually get to the office around 9 AM on weekdays.
(私たちは平日、だいたい午前9時頃にオフィスに到着します。)
I’m on my way. I’ll get there in 10 minutes.
(今向かっています。あと10分で着きます。)
「go」と「leave」の違いについて
「go」も「leave」も「行く」を意味し「離れていく」ニュアンスを持つ単語ですが、焦点に違いがあります。
「go」は目的地に目線が向けられている一方で、「leave」はあくまで去るべき出発点にフォーカスされているのです。
例えば下記の2文において、Aは行き先である東京に視点が向いていますが、Bは出発時間に意識が向いていることが分かります。
例文:
A: The bus goes to Tokyo.
(このバスは東京に行きます。)
B: The bus leaves Tokyo at 8 p.m.
(このバスは8時に東京を出発します。)
「帰宅する」は状況に応じて動詞が異なる!?
帰宅するは「go」と「come」、「get」を使ってそれぞれ表現することができますが、状況によって正しく使い分けなければなりません。
例文:
Let’s go home before it starts raining.【go home】
(雨が降り始める前に帰宅しましょう。)
→現在地から家に向かって離れていくという状況
She came home to find her dog waiting at the door.【come home】
( 彼女が帰宅すると、犬がドアのところで待っていました。)
→話し手が家にいるなかで、彼女について言及している状況
Call me as soon as you get home safely.【get home】
(無事に帰宅したらすぐに電話してください。)
→話し手も聞き手も家にいるかは関係なく、到着時に焦点を当てている状況
このように、単語それぞれが持つ感覚を覚えたうえで、話し手と聞き手の状況を把握しておく必要があります。
【決定版】ひと目で分かる比較表!
|
単語 |
焦点・イメージ |
よく使うシーン |
|
go |
離れていく(視点から遠ざかる) |
ある場所に向けて行く |
|
come |
近づいてくる(視点へ向かう) |
遊びに来る、(相手の方へ)行く |
|
leave |
出発する(場所を離れる) |
家を出る、退勤する |
|
get |
到着する(目的地に届く) |
会社に着く、帰宅する |
おわりに
言葉の感覚を理解するためには、「go=行く」ではなく根底にあるイメージを理解する必要があります。
すると同じ移動の表現でも、状況に合わせて「go」と「come」、「leave」、「get」のそれぞれを正しく使うことができるのです。
最初は戸惑うかもしれませんが、まずは話し手や聞き手の立場にたってどのような状況であるのかを考えてみてください。
そのうち感覚を掴めるようになり自然と英語が口から飛び出してくるはずです。
小さな気づきを大切に、一歩ずつ英語の世界を広げていきましょう!


















