「May I〜?」「Can I〜?」の違いって何?どんな場面で使い分けるかについて、ニュアンスと一緒に解説します!

「May I〜?」という表現、教科書でもよくみますよね?
「May I ask you a question?」という会話練習をした記憶のある方もいるかもしれません。
では、同じく「〜してもいいですか?」と訳せる「Can I〜?」との違いは何でしょうか?
また、英語表現はこれだけなのでしょうか?
今回は「May I」や「Can I」の違いや、その他の表現やそのニュアンスについて解説していきます。
会話の場面で意外と意識する部分なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「May I」と「Can I」の違いは?
そもそもの出発点として、「May I」と「Can I」の2つに意味の差はあるのでしょうか。
結論から言うと、訳の上でのこの2つの違いはありません。
では、何が違うのか?
それは、「May I」と「Can I」の2つの間に、丁寧さの違いがあるということです。
それでは、丁寧さとは何か、次から見ていきましょう。
「May I」と「Can I」の丁寧さの違い
では、「May I」と「Can I」の間にある丁寧さの差とは何でしょうか。
こちらもまずは結論から、以下の表を見てみてください。
|
表現 |
ニュアンス |
使われる場面 |
|
May I ~ ? |
許可を丁寧に求める(フォーマル) |
公式・目上・改まった場 |
|
Can I ~ ? |
可能かどうか(口語的) |
日常会話・カジュアル |
「May I」という必要があるのは、許可を求めたいような場合、あるいは上司のような目上の方と話をするとき、またはビジネスの場にはじまる改まった公の場、となります。
このような場や場面で「Can I」と発するのはとても失礼にあたってしまうため、注意を要します。
May I ask you a question?
(質問をしてもよろしいでしょうか?)
逆に「Can I」という表現を使うのは砕けた場、例えば日常会話として友人と話す時などカジュアルな場合となります。
このような場面「でMay I」と言うのは、友達が多数集まっている場でいきなり口調が丁寧になるようなもの。
「…お、おう…」という感じの雰囲気になることが予測されます。
Can I sit here?
(ここ、座ってもいい?)
学校英語では、「May I go to the bathroom?」はOK、「Can I go to the bathroom?」とは言わないと教わった方も多いかもしれませんが、実際の会話の場面では、状況次第ではどちらもあり得ることになるため一概に不正解とも言えないわけですね。
ニュアンスの違いは、細かい違和感を相手に抱かせないためにも、ぜひ押さえておきましょう。
「May I」と「Can I」の類似表現
それでは、ここからは「May I」と「Can I」の類似表現について見ていきましょう。
実際の会話の場面も想像しながら読んでみてくださいね。
Is it okay if I 〜 ?
カジュアルな表現である「Can I」の類似表現として、「Is it okay if I 〜?」というものがあります。
Can Iよりは丁寧にはなりますが、若干カジュアル寄りと認識されます。
相手を気遣うような、そんなニュアンスも含まれますので、状況次第で選択しましょう。
Is it okay if I leave early today?
(今日は早退してもよろしいでしょうか?))
Is it alright if 〜?
こちらは、「okay」の部分を「alright」に置き換えたものです。
「Is it okay if〜?」と比べて若干丁寧なニュアンスが出ます。
Is it alright if I use your phone?
(電話借りてもいいかな…?)
Could I 〜?
実際の会話の場面でもかなり使われます。
丁寧な表現なのですが、「May I」と比べると堅すぎず、ビジネスの場では重宝される表現です。
日本語で言うところの「敬語」に近いと考えると近いと思います。
Could I use your phone?
(あなたのお電話を使用してもいいですか?)
Do you mind if 〜?
ニュアンスとしてはこちらも丁寧なものになります。
初対面の相手にちょっと声をかける時や、相手にビジネスの場でお伺いを立てる場合などに使われます。
この表現自体はそこまで難しくないのですが、この表現は、返事をする相手が1番迷う表現となっており、英語でのやり取りにおいて1番学習者を悩ませるものと言ってもいいでしょう。
例えば以下の場合、皆さんは何と返答しますか?
Do you mind if I have a seat here?
(ここに座ってもよろしいですか?)
これに対して、「Yes」と答えた場合、状況によっては場面が緊張してしまうかもしれません。
この表現について、問われた側は「〜を気にするかどうか」を基準に「Yes / No」を選択する必要があります。
一例として、以下のような想定問答を頭に入れておくといいでしょう。
|
相手の返事 |
本当の意味 |
行動していい? |
|
No, not at all. |
気にしないよ |
OK |
|
No, go ahead. |
全然いいよ |
OK |
|
Yes, I do. |
気にする |
ダメ |
|
Yes, a little. |
少し気になる |
やめた方が無難 |
状況に応じて細かく単語を足していってほしいですが、日本人の「Yes / No」と若干ニュアンスが異なる点は、押さえておくといいでしょう。
Would it be okay if 〜?
より相手への気遣いを示したい時には、こちらの表現を使います。
とても丁寧な言い回しなので、カジュアルな場面ではあまり使われないと覚えておくといいでしょう。
Would it be okay if I joined you?
(私が参加してもよろしいでしょうか?)
Do you think I could〜?
直訳すると「私は〜できると思いますか?」となりますが、自分が何かをしたい時に、自分には許可や権限があるのかを控えめに確認している表現となります。
Do you think I could take a day off?
(私は年休を取っても良いのでしょうか?)
Would it be possible for me to 〜?
ほぼ最上級の丁寧表現になり、フォーマルな場、または目上の方に対して使いたい表現です。
恐縮しているようなニュアンスを出すこともできます。
Would it be possible for me to reschedule?
(リスケをしてもよろしいでしょうか?)
I was wondering if I could 〜?
直訳すると「〜でも良いのかどうかわからない」となりますが、転じて「〜でも良いのでしょうか」となります。
文面自体が一呼吸クッションを置いているようなニュアンスがありますので、ストレートに表現したくないような場面で使えます。
I was wondering if I could work remotely this Friday.
(今週の金曜、リモートワークしても良いのでしょうか。)
まとめ
今回は「May I」と「Can I」の違いから、その類似表現までを解説してきました。
日常会話では是非使いこなしてほしい内容なので、是非取り組んでみてくださいね。

















