「consider」の使い方完全ガイド|コアイメージから意味と文型を理解する

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更新日:2026年3月25日 英文法

「consider」の使い方完全ガイド|コアイメージから意味と文型を理解する

英語の「consider」は、日本語では「考える」と訳されることが多い単語です。

しかし実際に使おうとすると、

  • 「consider」の後ろはなぜ「to 不定詞」ではなく「ing 形」になるの?
  • 「think」と何が違うの?
  • 「AをBとみなす」はどういう意味?

と、意外と迷うポイントが多い動詞でもあります。

実は「consider」は、すぐに結論を出さず、判断の前に材料をそろえて検討するという、はっきりした役割を持つ動詞です。

この性質を理解すると、

  • なぜ「consider」は他動詞なのか
  • なぜ「ing 形」が続き、「to 不定詞」が使えないのか
  • なぜ「検討する」「みなす」など様々な意味になるのか

といった疑問が、すべて一本の線でつながります。

この記事では、意味を丸暗記するのではなく、「文型」と「意味のしくみ」から「consider」の使い方を体系的に解説します。

読み終えるころには、「think」との違いや文型の使い分けに迷わなくなるはずです。

「consider」の基本的な意味と使い方|まず押さえる考え方

「consider」は「考える」と訳されることが多い単語ですが、文法的な性質に大きな特徴がある動詞です。

意味を細かく覚える前に、まずは「consider がどんな動詞なのか」を押さえておきましょう。

「consider」は他動詞|必ず目的語が必要な理由

「consider」は他動詞です。

そのため、文の中では必ず後ろに目的語が必要になります。

よく使われる形は、次の3つです。

  • consider something
  • consider doing something
  • consider A (to be) B

どの形でも共通しているのは、「何を判断の対象にしているのか」が必ず示されている点です。

「consider」のコアイメージ|「think」との違いで使い分ける

「consider」のコアイメージを一言で表すと、「決める前に、いったん立ち止まって確認する」です。

すぐに「Yes」か「No」を言うのではなく、判断に必要な材料をそろえてから結論を出す。

その思考の流れを表すのが「consider」です。

「consider」は「考え中」の動詞

「consider」を使っているとき、話し手は「まだ決断していない状態」にあります。

たとえば、何かを決める前に、

  • 条件はどうか
  • 問題はないか
  • 他の選択肢はあるか

といった点を、一つずつ確認している途中です。

この「検討中」「判断前」という状態が、「consider」のいちばん大事なポイントです。

「think」と「consider」のイメージの違い

ここで「think」と比べてみましょう。

「think」は、頭に浮かんだ意見や感想を、そのまま口にするようなイメージです。

一方「consider」は、すぐに答えを出さず、判断材料を確認してから結論を出すイメージです。

  • think → ふと思う、意見が頭に浮かぶ
  • consider → すぐ決めず、判断材料を確認する

「think」は頭に浮かんだ考え、「consider」はそこから判断に至るまでの考え方です。

この違いを理解しておくと、後で出てくる文型や使い分けが一気に分かりやすくなります。

「consider」の主な4つの意味|「検討・みなす・意見・配慮」を整理

「consider」は、場面ごとに違う意味で使われる動詞です。

ただし、使い方が変わっても、根本にある考え方は共通しています。

ここでは、英語学習で特によく使われる「consider」の4つの意味を整理して見ていきましょう。

1. 検討する・考慮する

この意味の「consider」は、「すぐに結論を出さず、判断に必要な材料を一つずつ確認する」というニュアンスを持ちます。

何かを決める前に、

  • 条件はどうか
  • リスクはあるか
  • 他に選択肢はないか

といった点を頭に並べ、結論を出す前の検討段階にあるときに使われます。

そのため、この場合「もう決めた」状態ではなく、決定前の場面で使われるのが特徴です。

例文:
We are considering a new plan.
(まだ決めておらず、新しい計画を検討している途中です。)

Please consider the risks.
(判断する際に、リスクも考慮してください。)

単なる「考える」ではなく、「判断材料として扱う」感覚がポイントです。

2. ~とみなす・評価する(consider A (to be) B)

「consider A (to be) B」は、「Aについて検討した結果、Bだと判断・評価する」という意味で使います。

「to be」は省略されることが多いです。

重要なのは、一時的な感想ではなく、根拠のある評価ということです。

例文:
I consider him a good leader.
(彼の行動や実績を踏まえ、良いリーダーだと評価している。)

Many people consider this plan effective.
(多くの人が、この計画は効果的だと判断している。)

「みなす」という意味は、検討した結果として出てくる結論だと考えると自然です。

3. ~だと考える(意見を述べる)

この用法では、「consider」は自分の意見や判断を、ややフォーマルに述べる働きをします。

「think」と比べると、

  • 感情的ではない
  • 根拠を踏まえている
  • 冷静・論理的

といった印象を与えます。

例文:
I consider this unfair.
(状況を考えたうえで、不公平だと判断している。)

She considers the plan unnecessary.
(検討の結果、その計画は不要だと考えている。)

「ちゃんと考えたうえでの意見」を伝えたいときに「consider」が使われます。

4. 思いやる・配慮する

この意味の「consider」は、「自分以外の人の立場や気持ちを判断材料に入れる」という使い方です。

行動する前に、

  • 相手はどう感じるか
  • 迷惑にならないか

といった点を考慮する感覚です。

例文:
Please consider other people.
(自分だけでなく、周りの人のことも考えてください。)

He never considers others when he speaks.
(彼は話すとき、他人への配慮をしません。)

この意味も「判断の前に何かを考慮する」という点で、「consider」の基本イメージとつながっています。

4つの意味はバラバラではない

ここまでを見ると、別々の意味に見えるかもしれませんが、すべてに共通しているのは「判断する前に、何かを頭に入れて考える」
という考え方です。

  • 検討する
  • 評価する
  • 意見を述べる
  • 思いやる

どれも、「consider」のコアイメージが場面ごとに表れているだけです。

ここを押さえると、英文を理解する力がぐっと高まります。

「consider」の基本4文型と使い方

「consider」は他動詞なので、「何をどう考えるのか」が必ず出てきます。

ここでは、実際に最もよく使われる4つの基本パターンを押さえましょう。

1. consider + 名詞

この文型は、名詞を判断の対象として取り上げるときに使います。

「consider」の後ろに来る名詞は、

  • 問題
  • 計画
  • 状況
  • リスク

など、判断材料そのものです。

例文:
Consider the situation carefully.
(状況を判断材料として、よく考えてください。)

Consider the risks before making a decision.
(決断する前に、そのリスクを判断材料として検討してください。)

ニュアンスとしては「考える」というより、「その対象を検討テーブルに載せる」感覚です。

2. consider + 動名詞(ing)

「consider」の後ろに来る「ing 形」は、これからする行動を「判断の対象」として、一つのもののように扱うために使われます。

つまり、実際に行動するかどうかを決める前の段階で、その行動を「選択肢の一つ」として検討している状態を表します。

例文:
She considered changing her lifestyle.

(彼女は生活スタイルを変えることも選択肢に入れて考えました。)

なお、「consider」の後ろに「to 不定詞」は使えません。

「to 不定詞」は「これから実行に向かう行動」を表す形であり、複数の選択肢を並べて比較・検討する「consider」の使い方とは合わないためです。

そのため、「consider」では行動を一つの対象として扱える「ing 形」が使われます。

3. consider + A + (to be) B

この文型は、「AをBだと評価・判断する」と表現するときに使います。

例文:
They consider him (to be) honest.

(彼を正直な人だと判断しています。)

「みなす」「評価する」という意味になるのは、Aについて検討した結果、Bという結論に達したからです。

4. consider + that 節

この文型では、「~だという判断・意見」を文全体で示します。

「that 節」の中身は、「consider」の「結論部分」にあたります。

例文:
We consider that this approach is effective.

(この方法は効果的だと判断しています。)

会話では「We consider this approach is effective.」のように「that」が省略されることも多いです。

まとめ|「consider」は「判断するために考える」動詞

「consider」は、「考える」と訳されることが多い単語ですが、「実際に決める前に、材料をそろえて検討する」ときに使う動詞です。

「検討する・みなす・意見を言う・配慮する」といった使い方は、すべてこの同じイメージから生まれています。

文型も「何を判断しているか」を意識すると自然に選べます。

すぐに答えを出さず、「判断する前の考え方」を意識して、これからは「think」だけでなく「consider」も積極的に使っていきましょう。

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