「だるい」「倦怠感」英語で何ていう?例文付きで解説します!
「だるい」「倦怠感がある」
この手の表現は日常的に使われますが、それは英語でも同じです。
「だるい」は日常の色々なシチュエーションや気持ちの表現に対応できる表現ですし、「倦怠感」は現地の医師や出先で咄嗟に出ると安心できる表現です。
今回は「だるい」「倦怠感」の表現について例文付きで解説していきます。
英語の表現幅を増やすために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
体調としての「倦怠感」「だるい」の英語
倦怠感については、体調面の表現になりますし、「だるい」についても体調を表すニュアンスもありますね。
まずは、その類似表現から見ていきましょう。
fatigue
「倦怠感」そのものを直接表す英単語から行きましょう。
これは「fatigue」で表せます。
ただ、言い方としては若干堅く、病院でお医者さんに対して使うのが一般的といえます。
I have fatigue since yesterday.
(昨日から倦怠感があります。)
ただ、これ以外にも直接的でないものも含めて、倦怠感やだるさは色々な言葉で表すことができます。
Feel sluggish
こちらは体が重い時や、だるさを感じる時に使う表現です。
ナメクジのことを英語でSlugという事から、転じて体の重さを表す言葉となりました。
All of the hard work is making me feel sluggish.I think we have to review our time table!
(ハードな仕事のせいで体が重いよ。時間割を考え直さないと!)
Lethargic
これは非常に疲れていて無気力な状態のことを指し、転じて倦怠感を表すこともできます。
ニュアンスによっては、後ほど出てくる気分としての「だるい」の意味合いにも使えます。
Extremely hot weather makes me feel lethargic.
(とても暑い気候のせいで、体がとてもだるいです。)
Under the weather
先ほどのLethargicと比べると、少し軽めの「風邪っぽい」的なニュアンスで、こちらは慣用句になります。
Since I was under the weather, I took my day off.
(ちょっと風邪っぽい感じだったので、年休を使いました。)
Feel weak
Weakは弱い、弱っていること全般に使える表現で、倦怠感も表すことが可能です。
Sluggishの時と同じですが、直接的に倦怠感に言及はしていないものの、力が出ない事を表す事から、転じて倦怠感を指すような形です。
I’m not completely recovered from the flu, and I still feel weak.
(まだインフルエンザが完全には治ってないから、まだ体がだるいよ。)
Feel tired
非常にシンプルに相手に対して自分が疲れていることを指す表現で、イメージも理解しやすいと思います。
「だるい」の中では「疲れた」のニュアンスで使われます。
It was a challenging schedule yesterday, so I feel tired!
(昨日は無茶なスケジュールだったから、めっちゃだるいわ!)
その他、体調が悪い時のことはこちらにもまとめられているので、あわせてお読みください!
関連記事:英語で体調悪い時なんて言うの?
気分としての「だるい」の英語
日本語では「だるい」を気分を表現する方法として使いますが、英語の場合は気分に特化した表現があります。
おそらく上の表現を使っても理解はしてもらえますが、できることなら使い分けた方が会話もスムーズに行きますよ。
Not in the mood
こちらは「気が乗らない」という意味になり、日本語で言う、気分としての「だるい」に近いニュアンスになります。
Since I’m totally upset about it, I’m not in the mood to go there.
(それについてはイラついてるので、そこに行くのだるいんだよね。)
Not motivated
こちらも、気分が上がらない、やる気が出ないと言う時に使える表現です。
日本語でも「モチベーション」という言い回しはよく使うので、比較的入ってきやすいのではと思います。
Unmotivatedとしても使えるので、言い回しのしやすい方で使ってみましょう。
I know it’s going to be tough, so I’m not motivated to start this task.
(キツイ時間になるのはわかってるから、その仕事をするのはだるいな。)
I feel dull
こちらも気分が乗らない、ボーッとしてる時に使える表現です。
Dullという単語は使い方に注意する必要があります。
例えばI’m dullと言ってしまうと「私はつまらない人間です」となってしまい、思わぬ誤解を招く可能性があります。
会話においては、自信がなければ他の表現で代用してもいいでしょう。
I feel dull today after finishing my homework.
(宿題終わらせたら、今日はなんかだるいわ。)
Just not myself
直訳すると「自分自身じゃない」なのですが、そこから転じて「ボーッとする」「やる気が出ない(だるい)」というニュアンスになります。
Please don’t ask me the details, but I’m just not myself today.
(あまり詳しくは聞かないでほしいけど、今日はちょっと気が乗らないな。)
Feel lazy
lazy自体はだらしがないことを表す単語ですが、転じて「やる気が出ない、だるい」を表す表現になります。
I feel lazy about this project because the client always asks for something at an unbelievable level!
(そのクライアントはいつも無茶な要求ばかりしてくるから、そのプロジェクトはだるいなー。)
Can’t be bothered
こちらも、面倒でやる気が起きない時に使う表現ですが、アメリカ英語よりはイギリス英語において一般的に見られる表現になります。
I slept late last night, so I can’t be bothered to do my homework.
(昨日寝たのが遅かったから、宿題やるのがだるいよ。)
今回はネガティブな気分についての表現ですが、ポジティブな気分についての表現もまとめていますので、あわせて読んでみてください。
関連記事:楽しい気持ちを英語で伝えよう!ネイティブがよく使うスラングも紹介!
まとめ
今回は「倦怠感」「だるい」について取り上げ、取り分け体調についてと、気分についての大きく2つのニュアンスについて解説してきました。
だるさについては表現を間違えると、倦怠感などの体調不良からくるものなのか、気分的なものなのか、相手に混乱を与える可能性もありますので、使い分けができればより会話はスムーズなると思いますよ。
今回の記事が皆さんの英語表現の幅を広げる助けになれば幸いです。