「帰省」は英語で何て言う?関連用語と一緒に例文付きで解説します!
日本では年末年始の帰省は一つのイベントですが、英語ではそれはどのように表現するのでしょうか。
また、細かい習慣の違いについても気になるところです。
今回は「帰省」とそれに関連する用語を例文付きで解説していきます。
海外の方とも同じようなことを話題にできれば話も弾むと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
帰省の英語での表現方法一覧
帰省の名詞表現
帰省は英語で「homecoming」と表現できます。
どちらかというと若干堅い言い方になるのと、比較的久しぶりに戻ってくるような時に使うため、使う場面を選ぶのが実情です。
His homecoming to Tokyo from the US after 10 years will be tomorrow.
(明日、彼は10年ぶりにアメリカから東京に戻ってきます。)
実際には帰省一つとっても、色々なシチュエーションや温度感があります。
そのため、次に示す慣用句を使うことの方が多いです。
帰省についての慣用句
それでは。ここからは帰省についての慣用句を見ていきましょう。
Go back to one’s hometown
hometownで出身地のことを表せますので、転じて「帰省」を表現することができます。
年末などの恒例行事に使う事が多い印象です。
I will go back to my hometown this December with my wife.
(私は12月に妻と一緒に帰省します。)
Return to one’s hometown
少し硬い言い方になりますが、上のGo back to one’s hometownと同じような使い方ができます。
どちらを使っても、あまり大きな差にはならないと思います。
He always returns to his hometown with his dog every December.
(彼は毎年12月に必ず犬と一緒に帰省している。)
Visit my family
厳密には「家族を訪ねる」という意味になりますが、帰省が実家を訪ねることとセットで語られる事が多いため、日本語でいう帰省と同じ文脈で使われる事が多いです。
Since my hometown is on the way to the business trip, I will make a quick stop to visit my family.
(出張の道すがらに地元があるので、少しだけ実家に立ち寄ろうと思ってます。)
head home
こちらは少しカジュアルな言い方になります。
本来の訳は「家に帰る」となりますが、文脈次第では帰省という意味を持たせる事ができます。
例文:
A:Hey John, when will you head home?
(ジョン、いつ帰ってくるの(帰省するの)?)
B:This Friday. I’ll bring you something nice!
(次の金曜だよ、お土産楽しみにしてて!)
Trip back home
これもカジュアルな言い方になります。
Trip backの表現を使っていることから、より「(地元に)戻る」ことを強調できます。
例文:
A:I will take a trip back home this Friday.
(次の金曜に帰省するよ。)
B:Wow sounds good! Why don’t we meet up?
(イイネ!じゃあ会わない?)
Go home for the holidays
祝日に帰る、ということを転じて帰省という文脈で読ませる事ができます。
holidaysの部分を該当する祝日に置き換える事で、バリエーションを生み出せます。
New yearを当てる事が多いですが、例文のような使い方もできます。
We find a lot of people going home for the lunar new year in Malaysia.
(マレーシアで多数の方が旧正月に帰省することを知りました。)
帰省に関する英語の関連表現
それでは、ここからは規制に関連した関連表現を見ていきましょう。
どれも帰省に関連している内容なので、ぜひ押さえておきましょう。
Take the bullet train
新幹線はよく「Shinkansen」とも言われますが、英語表現はBullet trainとなります。
海外の方と話す際は、相手方の国高速鉄道の名前を押さえておいても面白いかもしれません。
Japanese often use bullet trains to go back to their hometowns. How about in France? Do people use TGV often?
(日本人は帰省の時新幹線をよく使いますが、フランスではどうですか?皆さんTGVはよく使うんですか?)
Heavy traffic
渋滞を指す言葉です。
帰省の時に自家用車で帰る方は、これに巻き込まれたことのある方も多いのではないでしょうか。
押さえておくと、何かと使えると思います。
I left late for my hometown, so I got caught in the heavy traffic.
(帰省するための出発が遅くなっちゃったので、渋滞に捕まりました。)
Packed train
こちらは「満員電車」となります。
新幹線の自由席がいっぱいなイメージですが、海外では地域によってはイメージしづらい点もあります。
そのシチュエーションも含めて説明できると、会話の幅が広がりそうです。
英語で自由席は、non-reserved seatです。
例文:
A:Non-reserved seats on bullet trains are always packed during the holiday season!
(新幹線の自由席ってホリデーシーズン中はいつも満員なんだよね!)
B:I wonder why Japanese people cannot take their own day off for a trip back.
(なんで日本人は帰省日を自分で決められないんだろうね。)
Nostalgic
懐かしさを表す単語になります。
久々の帰省の際は馴染みの場所を回って懐かしい気持ちになることはよくあると思いますので、ぜひ押さえておきましょう。
The view of my hometown made me feel nostalgic.
(地元のあの景色を見ると懐かしい気持ちになります。)
Catch up with my relatives
直訳すると「親戚に追いつく」となりますが、転じて「親戚と近況を話す」という表現になります。
親戚のことを「relative (s)」ということも同時に覚えておくと何かと便利ですよ。
I spent a lot of time catching up with my relatives during my last trip back.
(前回の帰省の時は親戚たちと近況を話すのに長い時間を使いました。)
まとめ
この記事では「帰省」についての表現を書いていきました。
年末年始などの行事での規制やちょっと実家に寄ると言ったことは世界共通であることなので、押さえておけば英語表現の幅は大きく広がりますよ。
この記事が皆さんの英語表現を広げる助けになれば幸いです。