「ほっとした」「安心した」の英語表現!場面別の日常英会話フレーズを解説

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更新日:2025年5月8日 英語コラム

「ほっとした」「安心した」の英語表現!場面別の日常英会話フレーズを解説

relieved

「ほっとした」「安心した」などの感情表現は、日常会話で頻繁に使われる言葉の一つです。

しかし、仕事が無事に終わってほっとした場合とお風呂に入ってほっとした場合とでは、ニュアンスに違いがあるため英語での表現も変わってきます。

そこでこの記事では、「ほっとした」を英語でどう表現するのかをテーマに、次のポイントを徹底解説します。

  • 不安が取り除かれて「ほっとした」の英語表現5つ
  • 相手の話を聞いて「ほっとした」の英語表現2つ
  • 心が落ち着いて「ほっとした」の英語表現4つ

ネイティブが実際に使っている「ほっとした」の英語表現をマスターしましょう。

不安や問題が取り除かれて「ほっとした」

「ほっとした」を使う場面で一番多いのが、心配事や不安が解消され安心した時ではないでしょうか。

いろんな言い方ができますが、ネイティブが頻繁に使う表現を5つご紹介します。

I’m relieved. (ほっとした)

動詞「relieve」は、不安や心配を「緩和する」という意味があり、人を主語にする場合、「relieved」の形で形容詞的に使うことで「ほっとした」を表現することができます。

be動詞の代わりによく用いられる動詞が「feel」です。

どちらも意味やニュアンスに大差なく両方ともよく使われます。

「I’m [feel] relieved.」と単体で使うほか、下記例文のようにto不定詞やthat節を続けて補足説明することも可能です。

日常会話といったカジュアルな場面はもちろん、フォーマルな場面でも広く使われます。

例文:
I’m relieved to hear that everything is on track.
(すべてが順調だと聞いて安心しました。)

I felt relieved that my presentation went well.
(プレゼンが上手くいきほっとしました。)

What a relief! (よかった!)

さきほど「relieve」を使った表現を解説しましたが、より安堵の気持ちを強調する場合は、「What a relief!」と感嘆表現が使われます。

ポイントは、名詞「relie((安堵)」を使うことと、必ず冠詞「a」が必要だということです。

安堵感がより大きい場合には、ぜひこちらの表現を使ってみましょう。

例文:
What a relief! It was only a nightmare.

(ああよかった!ただの悪夢だった。)

a weight off one’s shoulders [mind] (肩の荷が下りる)

「ほっとした」という言葉は、慣用句「肩の荷が下りた」に言い換えることもできます。

この日本語の慣用句と、表現も意味も同じ英語表現が「a weight off one’s shoulder」です。

この表現は「shoulders(肩)」の代わりに、「mind(心)」を使うこともあります。

日本語でも「心の荷が下りた」と表現することがありますが、英語での使い方も同様です。

例文:
It was such a weight off my shoulders to confide in somebody.

(誰かに秘密を打ち明けることで肩の荷が下りました。)

Phew! (ふう)

危険が去ってほっとした時に「ふう」と息を漏らすことがありますが、その「ふう」を英語で表す場合は間投詞「Phew」を用います。

「Phew」の発音は、「ふう」ではなく「ヒューやフー」に近いです。

人によっては、「Phew」と言いながら手で額の汗を拭うジェスチャーをする人もいます。

「Phew」のあとによく使われるフレーズとして覚えておきたいのが、「That was close.」です。

危険を回避した時の文脈では「危なかった、間一髪だった」という意味で使われます。

例文:
Phew, that was close. I was almost run over by a car.

(ふう危なかった、危うく車にひかれるところでした。)

Thank goodness. (ありがたい)

「Thank(感謝する)」という言葉が入っている「Thank goodness.」は、感謝の気持ちがニュアンスに含まれた口語表現です。

「goodness」の代わりに「God(神)」「heavens(天国)」を使うネイティブもいますが、「goodness」を使うのが無難です。

「God / heavens」は宗教色の強い表現で気軽に使っていい言葉ではないため、「goodness」を用いましょう。

この表現はいろんな文脈で使われますが、何か悪いことが避けられた時や何かが終わったことに対する喜びや感謝を表現する時によく用いられます。

例文:
Thank goodness! The kitten was finally rescued.
(ほっとした!子猫がやっと救出されました。)

Oh, I found my phone! Thank goodness!
(スマホが見つかった!ほっとした!)

相手の話を聞いて「ほっとした」

次にご紹介するのは、相手の話を聞いて「ほっとしたよ」「よかったね」と相槌を打ちたい時のフレーズです。

フレーズを丸ごと覚えて、英会話の中に取り入れてみましょう。

That’s a relief. (それはよかった)

「That’s a relief.」はネイティブが日常会話で頻繁に使う表現の一つです。

「that」は相手の発言のことを指し、「それはよかったね」と胸をなでおろす時に使います。

例文:
A: I managed to pass the test.
(何とか試験に合格しました。)

B: That’s a relief.
(それはよかったですね。)

I’m glad to hear that. (それが聞けてうれしい)

「I’m glad to hear that」は直訳すると「それが聞けてうれしい」ですが、「よかった、ほっとした」といったニュアンスで使われます。

「glad」と似た単語に「happy」があり、「I’m happy to hear that.」という表現もあります。

両者の違いは、「happy」が喜びを強調しているのに対し、「glad」は安堵感のニュアンスが含まれていることです。

「ほっとした」という安堵感を込めたい場合は「glad」を使いましょう。

例文:
A: I fell down the stairs, but luckily I wasn’t injured.
(階段から落ちたけど、幸いケガはありませんでした。)

B: I’m so glad to hear that.
(本当にほっとしました。)

心が落ち着いて「ほっとした」

緊張状態が解けて心安らぐ瞬間に「ほっとした」と感じる時もあるでしょう。

例えば、家に帰るとほっとする場面や、温かい飲み物を飲んでほっとするような場面です。

この「ほっとする」は、「落ち着く、くつろぐ、リラックスする」に言い換えることができます。

そういったニュアンスで使われる英語表現をご紹介します。

relax (くつろぐ)

くつろぐことを「リラックス」と言いますが、英語の「relax」は「くつろがせる、くつろぐ」という意味の動詞です。

この英単語は、自動詞と他動詞の両方の使い方ができます。

能動的にリラックスする場合は、

I want to relax.
(リラックスしたい。)

と自動詞として使い、何かによって受動的にリラックスさせられる場合は

That relaxed me.
(それでリラックスした。)

と他動詞として使います。

緊張がほぐれ、心が穏やかになる時に「relax」を使いましょう。

例文:
Taking a bath always helps me relax.
(お風呂に入るといつもほっとします。)

I finally had time to relax after the big project.
(大きなプロジェクトを終え、ようやくほっとリラックスする時間が持てました。)

chill (くつろぐ)※スラング

「relax」のスラング表現として若者の間で人気の単語が、「chill」です。

いまや日本でも「くつろぐ、まったりする」という意味で「チルする」「チルる」という英語交じりの言葉が飛び交うようになりました。

「chill」の本来の意味は「肌寒さ」や「冷たくする」といった意味ですが、スラングとして使われる場合は、「リラックスする、のんびりする」という意味になります。

例文:
I want to chill at a cozy cafe with a cup of coffee.

(居心地のいいカフェでコーヒーを飲みながらほっとしたい。)

calm (落ち着いた)

「calm」は、「穏やかな、落ち着いた」という意味の形容詞です。

この英単語は、心の静けさを表現したい場合に使われます。

例文:
The baby felt calm and stopped crying.

(赤ちゃんはほっとして泣き止みました。)

be [feel] at ease (気楽に)

名詞「ease」は「気楽さ、容易さ」といった意味があり、前置詞「at」をつけると「ほっとして、気楽に」という意味になります。

前置詞「with」を使って「with ease」にすると「簡単に、やすやすと」を意味する別のフレーズに変わってしまうので気をつけましょう。

例文:
I feel safe and at ease with you.

(あなたと一緒にいると安心するしほっとします。)

まとめ

場面別に「ほっとした」の英語表現をご紹介しました。

英語初学者の方は、まずは「relieve/relief」を使った表現を覚えましょう。

日常会話はもちろんビジネスシーンでも広く使われます。

中級者以上の方は、場面に応じた表現を使い分けてみましょう。

感情を表現する言葉は、頭で考えてから発するよりも口から瞬時に出せるのが理想です。

この記事でご紹介した「ほっとした」の英語表現が自然と口から出せるようになるまで何度も練習してみましょう。

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