「面倒くさい」の英語表現!例文付きで日常会話フレーズやスラングを解説

新規登録・無料体験
はこちらから
CLICK
  1. オンライン英会話ならQQ English
  2. 英語ブログ
  3. 「面倒くさい」の英語表現!例文付きで日常会話フレーズやスラングを解説
英語ブログ
検索
更新日:2025年5月1日 英文法

「面倒くさい」の英語表現!例文付きで日常会話フレーズやスラングを解説

troublesome

日本語の「面倒くさい」は、非常に便利な言葉です。

手間がかかること、やる気が起きないこと、単調で退屈なことなど、さまざまな文脈で使うことができます。

しかし、この万能な日本語「面倒くさい」に相当する英語はありません。

面倒くさい気持ちをどう言い換えるのかによって英語表現は変わってきます。

そこでこの記事では「面倒くさいを英語でどう表現するのか」をテーマに次のポイントを解説します。

  • 辞書に出てくる「troublesome」「bothersome」「tiresome」は使わない!
  • 「やる気が出なくて面倒くさい」の英語表現3つ
  • 「うんざりして面倒くさい」の英語表現2つ
  • 「人として面倒くさい」の英語表現2つ
  • 「〇〇は面倒くさい」の英語表現4つ
  • 「面倒くさい」のスラング3つ

この記事を読んで、シチュエーション別の「面倒くさい」を英語で伝えられるようになりましょう。

「troublesome」「bothersome」「tiresome」は使わない!

「面倒くさい」を辞典で調べると出てくる単語が、次の3つです。

  • troublesome
  • bothersome
  • tiresome

これらの英単語は「面倒くさい」を表す単語として正しいものですが、日常的な使用頻度でいえばそれほど高くありません。

実際は、フォーマルな場面や婉曲的な意味で使われる単語です。

日本語で「面倒くさい」を使うシチュエーションを考えてみましょう。

「勉強が面倒くさい」「お風呂入るのが面倒くさい」など、フォーマルな場面ではなくカジュアルな場面で使うことがほとんどでしょう。

では実際にどんなフレーズが日常会話で使われているのか状況別に見ていきましょう。

「(やる気が出なくて)面倒くさい」の英語表現

まずは、自分のやる気が出なくて「面倒くさい」と表現する場合のフレーズをご紹介します。

I don’t feel like〜. (~する気分じゃない)

「面倒くさい」を「〜する気分ではない」に言い換えた表現です。

例えば、

Do your homework.
(宿題をしなさい。)

と言われた時の返答として

I don’t feel like it.
(それをする気分じゃない。)

のように使うことができます。

何が面倒なのか情報を付け足したい場合は、「like」の後に「-ing」を続けて補足説明しましょう。

例文:
I don’t feel like doing the laundry now.

(いま洗濯する気分ではありません。)

I’m too lazy to 〜. (~するのが億劫だ)

「lazy」は「怠惰な」を意味する単語で、日常会話でよく使われます。

I’m too lazy.
(面倒くさい。)

のように単体で使うこともありますが、下記の例文のように「I’m too lazy to 〜」というフレーズで使うことが多いです。

例文:
I’m too lazy to take a bath today.

(今日お風呂に入るのは面倒くさいです。)

I can’t be bothered. (する気になれない)

「bother」は「悩ます」という意味の単語で、このフレーズも気乗りしない感情を表します。

「bothered」の後に「with」や「to do」を続けて、面倒くさい事柄を説明することもできます。

例文:
I can’t be bothered with the skincare routine today.
(今日は日課のスキンケアをするのが面倒です。)

I can’t be bothered to read about 300 pages of the owner’s manual.
(約300ページもある取扱説明書を読む気になれません。)

「(うんざりして)面倒くさい」の英語表現

何か継続してきたことにうんざりしたり、耐えられなくなったりして「面倒くさい」と感じることがあるでしょう。

一例は「人間関係が面倒くさい」という場合です。

うんざり感が込められた英語表現をご紹介しましょう。

be tired of ~ (~にうんざりしている)

うんざり感や疲労感といったニュアンスは、「tired(疲れた)」を用いて表現することができます。

混同しやすいフレーズに「be tired from〜」がありますが、これは「〜で疲れている」という意味になるので、前置詞の使い分けに気をつけましょう。

例文:
I’m getting tired of doing the same office work every day.

(毎日同じ事務仕事をするのが面倒くさくなってきました。)

be fed up with ~ (~はもうたくさんだ)

「fed」は動詞「feed(食べ物を与える)」の過去分詞形で、必要以上に食べ物を食べさせられる状況を想像すると覚えやすいフレーズです。

ニュアンスには、限界点に達していて、これ以上は無理だという気持ちが含まれています。

例文:
I’m fed up with socializing in so many ways.

(いろんな意味で人間関係が面倒くさいです。)

「(人として)面倒くさい」の英語表現

「面倒くさい人」とは、扱いにくい人や接しにくい人のことを指して使う言葉です。

面倒くさい人に対して使う表現を2つご紹介しましょう。

a difficult person (気難しい人)

1つ目は、「気難しい、頑固な」を意味する「difficult」を使った表現です。

例文:
She is a difficult person to work with.

(彼女は一緒に働くには面倒な人です。)

a piece of work (厄介な人)

2つ目の「a piece of work」は「仕事、作品」の意味で使うことが多いですが、人に使う場合は「扱いにくい人、風変わりな人、不快な人」といった意味になります。

例文:
My boss is obviously a piece of work.

(私の上司は明らかに面倒くさい人です。)

「それは面倒くさい」の英語表現

ここまで「人」を主語にしたフレーズを見てきましたが、ここからは「物事」を主語にして「それって面倒くさい」を意味する英語表現をご紹介します。

It’s a hassle. (手間がかかって面倒くさい)

「hassle」は、「面倒なこと、困ったこと」を意味する単語です。

時間がかかったり労力を必要としたりする場面で使われます。

例文:
Returning the faulty product is such a hassle.

(不良品を返品するのは本当に面倒です。)

It’s a drag. (退屈で面倒くさい)

パソコンのマウス操作で使う「drag(ドラッグ)」は本来「引っ張る」という意味ですが、名詞の意味に「面倒なもの、退屈なもの」があります。

「drag」は、退屈なことや楽しくないことに対して使われる表現です。

例文:
Washing the dishes every day is such a drag.

(毎日の皿洗いはかなり面倒くさいです。)

It’s a pain. (苦痛で面倒くさい)

「pain」は「痛み」を意味する単語として知られていますが、「面倒」の意味もあります。

「pain」の本来の意味から想像できるように、不快感や苦痛があって面倒くさいといったニュアンスがあります。

例文:
Cleaning up after the party was such a pain.

(パーティの後片付けは本当に面倒くさかったです。)

It’s annoying. (イライラして面倒くさい)

「annoy」は「イライラさせる」という意味の動詞で、「annoying」はその形容詞です。

「it’s annoying.」と単体で使うほか、下記例文のようにイライラした感情を感嘆フレーズで表現することもあります。

例文:
How annoying! This Wi-Fi keeps disconnecting.

(面倒くさい!このWi-Fiは何度も切断されます。)

スラングで「面倒くさい」を表す

スラングを使って「面倒くさい」を表現することもできます。

親しい間柄で多用されるスラングですが、不適切な言葉も多く含まれるため使い方や使う相手には十分注意しましょう。

It’s a pain in the neck [butt/ass]. (面倒くさい)

「pain」を使った表現は前述しましたが、「a pain in the neck」というスラングがあります。

「It’s a pain in the neck」は直訳すると「首の痛み」ですが、スラングとして「面倒な」「億劫な」の意味で使われます。

「首(neck)」の代わりに「お尻(butt/ass)」を使うネイティブもいますが、非常にくだけた言い回しなので使う相手に気をつけましょう。

例文:
The daily commute is such a pain in the neck.

(日々の通勤は本当に面倒くさい。)

What the hell (なんてこった)

驚き・困惑・同情・怒りなど、さまざまな感情表現に使える便利なスラングです。

文脈によっては面倒くさい感情を言い表すことができます。

例文:
What the hell! I have to join a conference call.

(面倒くさい!電話会議に参加しないといけない。)

Whatever (どうでもいい)

「whatever」はいろんな文脈に用いられますが、考えるのが面倒くさい場面や投げやりな返事をする場面にも使えます。

例文:
A: Did you finish your homework?
(宿題は終わったの?)
B: Whatever, I’ll do it later.
(面倒くさいなあ、後でやるよ。)

まとめ

「面倒くさい」を英語で表現する場合は、どういう感情をもっているのか明確にすることが大切です。

この記事ではたくさんの英語表現をご紹介しましたが、実際に使ってみると不思議と忘れなくなります。

ご紹介したフレーズを文脈や感情に応じて使い分け、ぜひ英会話の中に取り入れてみましょう。

こちらの記事もおすすめ

無料体験にクレジットカードの登録は必要ありません!

日本人のサポート付き無料体験レッスンはこちら