「期日」に関する英語フレーズ!単語の意味と使い方をご紹介します!
お仕事をするうえで「期日(deadline)」を把握しておくことはとても大切です。
通常業務やプロジェクトを進めるときに、細かいタスク1つひとつの「期日」を全員が知っていると物事が順調に流れていきます。
それら「期日」を設定したり確認したりする際、英語でどのように言うのかご存知でしょうか?
かしこまったフレーズやカジュアルなフレーズなど場面に応じて様々な表現があるので、お仕事で英語を使うならぜひとも覚えておきたいところです!
そこで本記事では「期日」に関する表現を、さまざまな場面を想定してお伝えします。
これから英語を学び始めようと思っている方も、海外で働きたいと考えている方も、ぜひ一読していただけると幸いです。
期日は英語でなんと言う?
1.deadline(やや堅い)
一般的に「期日」は英語で「deadline」と表現されます。
「締め切り」や「期限」「最終期日」と訳されることも。
この単語は「dead(死)」と「line(線)」が元になっており、生死を分ける「決して越えてはならない一線」というニュアンスがあります。
それが巡り巡って、さまざまなタスク・プロジェクトの「納期」として使われることになりました。
やや堅い表現であるため、ビジネスでは「絶対に守らなければならない期限」と捉えられることが多いです。
例文:
meet/make a deadline
(期限に間に合う)
extend a deadline
(期限を延長する)
miss/pass a deadline
(期限を過ぎる)
The deadline for submitting the graduation thesis is next Friday.
(卒業論文の提出期限は来週の金曜日です。)
We need to meet the deadline to avoid penalties.
(ペナルティを避けるために、期日を守る必要があります。)
Setting deadlines is usually an effective way to help you complete tasks.
(期日を設けることは、一般的にタスクを完了させるために役立つ効率的な方法です。)
I’m gonna miss the deadline!
(締切に間に合いません!)
2.due date(ややカジュアル)
「deadline」は硬い響きを持つのに対し、「due date」はカジュアルな場面でよく使われます。
宿題の提出日や個人的な申請書の締め切り日、チケットの支払い期日など、日常生活でよく耳にする表現です。
柔らかいニュアンスで「期日」を表現したいときにピッタリ!
例文:
The due date for my assignments is tomorrow.
(課題の提出期限は明日です。)※「due date for〜」で「〜の締め切り」
When is the due date for the payment?
(支払いの期日はいつですか?)
The payment is due tomorrow.
(支払い期限は明日です。)※「be動詞 + due + 日付」で「〜が期限です」
3.time limit(制限時間を意識)
「締め切りまであとどれくらいの時間残されているのか」と時間に焦点を当てたい場合は「time limit」を使うと良いでしょう。
つまり「制限時間」のこと。
「deadline」と「due date」は具体的な「終わらせるべき時間」を指しますが、「time limit」は「しなければならない期間」を強調しています。
例文:
set a time limit
(制限時間を定める)
keep to the time limit
(制限時間を守る)
exceed the time limit
(制限時間を超える)
Thirty minutes is the time limit for the final exam.
(卒業試験を終えるための時間制限は、あと30分です。)
ビジネスシーンで使える!「締め切り」にまつわる厳選フレーズ
期日を設定し管理できるかどうかは職場での信頼関係に直結します。
以下は、職場で使える実践的なフレーズです。
パッと口から出るようになるまで何度も発声してみてください!
1. 期日を設定したいとき
例文:
The due date is the day after tomorrow.
(締め切りは明後日です。)
The deadline for a manuscript is tomorrow at 7 p.m.
(原稿の締め切りは明日の午後7時です。)
We must set a deadline and make a plan to complete our tasks in time.
(私たちは時間内にタスクを終わらせるために、期日を設けて計画を立てなければなりません。)
2. 期日を確認したいとき
例文:
Could you let me know the deadline for this project?
(このプロジェクトの期限を教えてください。)
When is the due date for the report?
(レポートの締め切りはいつですか?)
When is the baby due?’
(出産予定日はいつですか?)※「出産日」を「happy date」と呼ぶこともあります。
3. 期日を伝えたいとき(リマインド)
例文:
The deadline for this task is set for December 6th.
(このタスクの期限は12月6日に設定されています。)
Please submit your proposal by the end of this week. Don’t miss the deadline.
(今週末までに提案書を提出してください。期限に遅れないでください。)
4. 期日を延長したいとき
例文:
Would it be possible to extend the deadline by a week?
(締め切り日を1週間延ばすことは可能でしょうか?)
I’m afraid I might need more time to complete this task. Can you extend the deadline?
(このタスクを完成させるにはもう少し時間が必要かもしれません。期限を延長してもらえますか?)
期限にまつわる英語フレーズ
そのほか、期日や期限にまつわる英語をご紹介します。
ぜひこちらもインプットして積極的に使ってみてください!
1.expired「期限切れ、満期」
例文:
It has expired.
(期限切れです。)
This coupon expired yesterday.
(このクーポンは昨日、期限が切れました。)
expiration date
(有効期限)※「expiration」は「有効、満了」を意味する名詞
2.target date「目標期日」
タスクの完了予定日を表します。
厳格な締め切りではありません。
Our target date for launching the product is August 22.
(製品の発売目標日は8月22日です。)
3.cutoff date「締め日」
特定のサービスが受けられる最終日のこと。
契約失効の日にちや、サービスの締め日として使われます。
The cutoff date for applications is July 7th.
(申し込みの締め切りは7月7日です。)
6. おわりに
「時間管理(time management)」をするうえで「期日」の設定は大切です。
今回ご紹介した「deadline」や「due date」、そして「time limit」を中心に「締め切り」に関する表現をマスターしましょう!
一般的に海外に対して時間がルーズな印象がありますが、やはりプロフェッショナルは時間を守りながらタスクを処理していきます。
あなたも「期日」をしっかりと設定してお仕事をすることで、職場や日常生活における信頼度もアップすることでしょう!
みなさんが有意義な英語ライフを送れるよう、陰ながら応援しています。