英語の連語ってなに?よく使う表現をセットで覚えよう!

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更新日:2025年7月25日 英文法

英語の連語ってなに?よく使う表現をセットで覚えよう!

英語の勉強をしていると、「この単語とこの単語、いつも一緒に出てくるな……」と感じたことはありませんか。

たとえば、「make a mistake(ミスをする)」 や 「take a break(休憩する)」 のように、英語では特定の単語同士がセットで使われる自然な言い回しがあります。

このような自然な単語の組み合わせを「連語(れんご)」、英語では collocation(コロケーション) と呼びます。

この記事では「連語とは何か?」の基礎から、中学生や英語初心者が覚えておきたい基本の連語、さらに入試で狙われる重要表現まで、わかりやすく紹介します。

この記事を読めば、連語の仕組みがわかり、英作文や読解がぐっと楽になることでしょう。

「連語」とは?英語での定義と使い方

「連語」とは何か?英語ではどう表す?

「連語(れんご)」とは、英語で特定の単語どうしがよく一緒に使われる言い方のことを指します。

英語では 「collocation(コロケーション)」と言います。

たとえば、

  • do homework(宿題をする)
  • heavy rain(大雨)

これらは、英語のネイティブスピーカーが「自然に感じる」言い方です。

つまり、「do」と「homework」はとても相性がよく、セットでよく使われる組み合わせです。

逆に「make homework」などの言い方は、何となく通じるかもしれませんが、ネイティブにとっては少し不自然に聞こえます。

このように、連語は「文法」ではなく「単語の相性(自然な組み合わせ)」を学ぶことが大切です。

日本語にも、単語同士の自然な組み合わせがあります。たとえば、

  • 「ミスを犯す」とは言うけど、「ミスを作る」とは言いません。
  • 「雨が降る」とは言うけど、「雨が来る」とは言いません。

英語の連語も、同じように「この単語とこの単語はセットで覚えたほうがいい」というものがたくさんあります。

「熟語」との違いは?

「連語」とよく似た言葉に「熟語(idiom)」というものがあります。

しかし、意味や使い方には大きな違いがあります。

用語

英語

特徴

連語

collocation

単語の自然な組み合わせで意味がそのまま分かる

take a shower
(シャワーを浴びる)

熟語

idiom

意味が直訳できないことが多い

break the ice
(場の空気を和らげる)

たとえば 「break the ice」 を直訳すると「氷を壊す」ですが、英語では「最初の緊張をやわらげる」「会話のきっかけを作る」といった意味になります。

これが熟語です。

一方で、「take a shower(シャワーを浴びる)」は、直訳してもそのままの意味になります。これは連語です。

最初のうちはあまり気にしなくても大丈夫ですが、英語力が上がってきたら、連語と熟語の違いを意識することで、より自然で伝わりやすい英語表現が身につきます。

英語初心者の中学生でも押さえておきたい!よく使う英語の連語一覧

英語でスラスラ話したり書いたりするには、「単語を知っている」だけでなく、「自然な組み合わせ」で言えることが大切です。

ここでは、中学校でよく使われる連語をジャンル別に紹介します。

動詞+名詞の連語

連語

意味

例文

make a mistake

ミスをする

I made a mistake on the test.
(テストでミスをしました。)

have a good time

楽しい時間を過ごす

We had a good time at the party.
(パーティーは楽しかったです。)

take a break

休憩する

Let’s take a break.
(休憩しましょう。)

do homework

宿題をする

I have to do my homework.
(宿題をやらなくてはいけません。)

catch a cold

風邪をひく

He caught a cold last week.
(彼は先週風邪をひきました。)

 

形容詞+名詞の連語

連語

意味

例文

heavy rain

大雨

We had heavy rain yesterday.
(昨日は大雨でした。)

high school

高校

My brother goes to high school.
(兄は高校に通っています。)

 

前置詞をともなう連語

連語

意味

例文

be good at ~

~が得意

She is good at math.
(彼女は数学が得意です。)

look forward to ~

~を楽しみにする

I look forward to the trip.
(旅行を楽しみにしています。)

be interested in ~

~に興味がある

He is interested in history.
(彼は歴史に興味があります。)

take care of ~

~の世話をする

I take care of my dog.
(私は犬の世話をしています。)

 

の他:よく使われる連語

連語

意味

例文

go shopping

買い物に行く

Let’s go shopping!
(買い物に行こう!)

come home

帰宅する

He came home at 6.
(彼は6時に帰宅しました。)

get up

起きる

I get up at 7.
(私は7時に起きます。)

turn on the light

電気をつける

Please turn on the light.
(電気をつけてください。)

中学校の教科書にも頻出する表現ばかりです。

動詞と名詞の組み合わせや前置詞との相性に注目しましょう。

高校入試・大学受験で狙われる英語の連語

高校入試や大学受験では、「自然な言い回し」ができるかどうかも重要なポイントになります。

ここでは試験でよく出る英語連語をジャンルごとに紹介します。

動詞+名詞の連語

連語

意味

例文

make a decision

決定を下す

I made an important decision.
(私は大切な決断をしました。)

make an effort

努力する

You should make an effort to study.
(あなたは勉強する努力をすべきです。)

have an experience

経験をする

I had a great experience during the trip.
(旅行中に素晴らしい経験をしました。)

take a risk

危険を冒す

He took a big risk to help others.
(彼は他人を助けるために大きな危険を冒しました。)

take part in ~

~に参加する

He took part in the speech contest.
(彼はスピーチコンテストに参加しました。)

keep in mind ~

~を心に留めておく

Keep in mind that practice makes perfect.
(練習が完璧を生むことを心に留めておいてください。)

 

形容詞+名詞の連語

連語

意味

例文

strong possibility

強い可能性

There is a strong possibility of rain.
(雨が降る可能性が高いです。)

serious problem

深刻な問題

Climate change is a serious problem.
(気候変動は深刻な問題です。)

natural disaster

自然災害

Japan has many natural disasters.
(日本は自然災害が多いです。)

 

前置詞とセットで覚えたい連語

連語

意味

例文

be in charge of ~

~を担当している

She is in charge of the project.
(彼女がそのプロジェクトを担当しています。)

be familiar with ~

~に詳しい/なじみがある

I’m familiar with that song.
(私はその歌になじみがあります。)

pay attention to ~

~に注意を払う

Please pay attention to the teacher.
(先生の話に注意を払ってください。)

be similar to ~

~に似ている

This machine is similar to the old one.
(この機械は古いものに似ています。)

be afraid of ~

~を怖がる

He is afraid of dogs.
(彼は犬を怖がっています。)

be filled with ~

~でいっぱいである

The box is filled with books.
(その箱は本でいっぱいです。)

be used to ~ing

~することに慣れている

I’m used to getting up early.
(私は早起きに慣れています。)

be different from ~

~と異なる

This book is different from the one I read.
(この本は私が読んだものと異なります。)

 

英語連語の効果的な覚え方と学習法

連語は「知っているかどうか」だけでなく、「自然に使えるかどうか」が大切です。

ここでは、覚えやすくて忘れにくい連語の学び方をご紹介します。

連語は「例文ごと」覚えるのが鉄則

連語は単語の組み合わせですから、文の中で覚えることが一番効果的です。

たとえば、「make an effort(努力する)」だけを覚えるよりも、

You should make an effort to study.
(あなたは勉強する努力をすべきです。)

という文ごと覚えるほうが、実際の会話や英作文に使いやすくなります。

音読・シャドーイングで耳と口を使う

連語は「見て覚える」だけでなく、声に出して覚えることがとても大切です。

おすすめは次の2つの方法です。

  • 音読:例文を何度も声に出して読む
  • シャドーイング:音声を聞きながら、少し遅れてマネして話す

英語のリズムや自然な言い回しが体にしみこみ、リスニングにも効果があります。

まとめ

英語の「連語(collocation)」は、単語の意味だけでなく、自然な使い方や語の組み合わせを身につけるための大切な学習ポイントです。

よく使われる連語を例文ごとに覚えることで、英作文・読解・リスニングすべてに強くなれます。

「単語を覚える」から「自然に使える英語」へ。

連語を味方に、実践的な英語力を身につけましょう!

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