椅子は英語でなんて言う?何種類あるの?定義と一緒に解説します!

椅子を英語で表現する時、皆さんはどんな英単語を思い浮かべますか?
日本語だと椅子と言えば解決するケースが多いですが、英語ではたくさんの「椅子」に関する単語があり、初心者の方の場合迷ってしまうケースがありそうです。
今回は、椅子を英語にした場合、どのようなパターンがあるのかについて解説します。
日常でも頻繁に使う単語ばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「椅子」の英語は用途で変わる
まず結論から言いますが、数ある「椅子」の英単語も、その椅子がどのような用途で使われるかを意識できれば、場面に合った適切な単語を選ぶことができます。
これは「椅子」に限らず、すべての英語の名詞に言えることなので、この基本を押さえた上で、これ以降を読み進めてみてください。
基本となる「椅子」の英語
まずは基本となる、椅子の用語を見ていきましょう。
chair
まず大半の方が思い浮かべるのが、この「Chair」ではないでしょうか。
この単語は一般的に認知される、座面と背もたれがあり4本の足で出来ている椅子を指します。
この「chair」ですが、語源を辿ると非常に面白く、まずはラテン語の「cathedra」が出発点です。
これは椅子そのものも指しますが、「司教の椅子」の意味もありました。
余談ですが、この「cathedra」から椅子へと進化を辿りますが、別の分岐として、「cathedraからcathedral (大聖堂)」も出来ました。
「Chair」と「cathedral」が親戚関係と考えると、面白いものがありますね。
ラテン語の「cathedra」は、古フランス語の「chaiere」または「chaere」に変化していきます。
これの意味は「玉座」「主席」。
つまり、ただ座るものでは無く、偉い人が座るもの、または地位そのものを指しています。
ここから椅子は、偉い人だけで無く広く一般に用いられる「椅子」を意味する「chair」へと変化していきました。
この「chair」の成り立ちを知っていると、例えば会議の議長を「chairperson」、会社の会長職を「chairman」と呼ぶことも、比較的納得感を持っておぼえられるのではないでしょうか。
seat
こちらの単語は「座面」を指します。
そこから転じて、飛行機の座席や映画館のシートのような「座席」も意味します。
語源は古英語の「seti」で、これ自体には座席以外にも「住まい」という意味もあり、これは定住や移住に関連する「settlement」へも分岐しています。
back
椅子そのものとは少しズレますが、座面の「seat」に対して、背もたれのことを「back」または「back seat」と言います。
合わせて押さえておくといいでしょう。
stool
こちらは背もたれのない椅子や、丸椅子のことを指しています。
語源は古英語の「stōl」からきています。
「chair」と同様、「stool」の語源も昔は高貴な人が座るものという意味がありましたが、これは現代では失われています。
特徴は当時から背もたれがなかったり、足踏み台を指したりしたところ。
ここから、おしゃれなバーに置かれているカウンターチェアを指す「bar stool」、踏み台を指す「step stool」が派生したと考えると面白いですね。
また、カウンターチェアと「bar stool」はカタカナに対して連動していないので、知らないと会話では使えません。
bench
これは、日本語のベンチと同様、複数人で腰掛ける長椅子を指します。
語源は古英語の「bencce」で、元々は長い木の板という意味でしたが、木の板に腰掛けるように成ったことから、「bench」へと変化していったと言われています。
この「bench」、語源の「bencce」をさらに辿るとゲルマン語の「banki」に行き着きます。
中世ヨーロッパでは両替商や金融業者は木の板を広げてその上で取引をして来たことから、その作業をする台が実は「bank」の語源になりました。
長椅子と銀行が同じ語源を持つ兄弟語だなんて、何だか面白いですね。
木の板つながりで言うと、昔は裁判官も長い木の台に座っていたことから派生して、「the bench」と書いて、裁判官席および司法権という意味になり、「on the bench」と書くと裁判官として働くという意味になります。
sofa
日本語のソファーと同じ、1人または複数人で腰掛ける、クッションの効いた背もたれのある、ファブリックまたは革張りのゆったり座れる椅子を指します。
語源はアラビア語の「ṣuffa」と言われています。
この当時はまだ布を敷いた木の板という意味で、その後トルコに言葉が伝わった段階で現代の「sofa」と同じスペルになりました。
トルコでは、クッション付きの座る場所として使われていたのを、フランスが家具のジャンルとして確立し、最後に英語に入って来たと言われています。
一つの単語が複数の国をまたがって意味が変遷していったことも、とても興味深いことですね。
家庭向けの椅子の英語
ここからは、複数の単語を組み合わせて使われている、椅子を指す言葉を見ていきましょう。
|
英語 |
説明 |
|
dining chair |
食卓用のイス。 |
|
armchair |
ひじ掛け付きのイス。 |
|
rocking chair |
揺れるロッキングチェア。 |
|
recliner / reclining chair |
背もたれを倒せるリクライニングチェア。 |
|
high chair |
子供・赤ちゃんのハイチェア。 |
「recliner」と「reclining chair」は同じ意味ですが、「reclining chair」はやや説明的な響きがあるため、例えば「This airplane has reclining chair.」のような説明的な文脈で使われることが多いです。
オフィスで使われる椅子の英語
次はオフィスに目を向けてみましょう。
|
英語 |
説明 |
|
office chair |
オフィスチェア。 |
|
desk chair |
机向けのイス。 |
|
swivel chair |
回転する椅子。 オフィスでよく使う。 |
|
ergonomic chair |
腰に優しいエルゴノミクスチェア。 |
|
task chair |
コンパクトで軽い作業用チェア。 |
どれも言われれば思い浮かぶものばかりかと思いますが、「swivel chair」など、知らないと出てこない単語も一部存在します。
屋外やカフェなどで使う椅子の英語
次は屋外やカフェなど、余暇のシーンでよく見る椅子について見てみましょう。
|
英語 |
説明 |
|
bar stool |
バーカウンターの高いスツール。 |
|
patio chair |
テラス・屋外用のイス。 |
|
folding chair |
折りたたみ椅子。 |
|
lawn chair |
庭やビーチで使うリラックスチェア。 |
先ほども触れた「bar stool」がここで出て来ました。
他のものについては、あまり違和感はないのではないでしょうか。
特殊な用途の椅子の英語
普段はあまり見かけないような椅子の英語も、押さえておけばいざという時に役立ちます。
|
英語 |
説明 |
|
gaming chair |
ゲーミングチェア。 |
|
massage chair |
マッサージチェア。 |
|
wheelchair |
車いす。 |
|
bean bag chair |
ビーズクッションの「座れるやつ」。 |
|
accent chair |
インテリア用のおしゃれなイス。 |
「wheelchair」は日本語の車いすとは若干対応しておらず、椅子に車輪がついていると考える必要があります。
乗り物の椅子の英語
最後に、乗り物に搭載されているタイプの椅子について見てみましょう。
|
英語 |
説明 |
|
driver’s seat |
運転席。 |
|
passenger seat |
助手席。 |
|
airplane seat |
飛行機の座席。 |
|
booster seat |
子供の座高を補うシート。 |
助手席は「helper」ではなく、「passenger」を使うところが、若干注意を要するところです。
まとめ
今回は椅子にまつわる英語を見ていく過程で、基本となる単語の語源まで深掘りしながら、あらゆる椅子についての英語を見て来ました。
普段の英会話の中で、ぜひ使ってみてください。
















