「call it a day」の意味とは?使い方から言い換え表現まで徹底解説!

ビジネスシーンや英会話で「call it a day」という表現を耳にしたことはありませんか。
直訳すると「それを一日と呼ぶ」ですが、実際の意味は全く異なります。
この記事では、英語表現「call it a day」をテーマに、その意味や使い方はもちろん、返答の仕方や言い換え表現を例文とともにわかりやすく解説します。
日常会話やビジネスシーンで自信をもって使えるよう、しっかりと理解を深めていきましょう。
「call it a day」の意味
結論からお伝えすると、「call it a day」には「(仕事などを)終わりにする、切り上げる」といった意味があります。
直訳の「それを一日と呼ぶ」だと意味がつかみにくいですが、それまでの作業量をもって一日分と呼び、区切りをつけるイメージをもつと理解しやすいでしょう。
「call it a day」の由来は、19世紀に使われていた英語表現「call it half a day(半日働いたことにする)」にあると言われています。
当時は仕事を途中で切り上げて帰る際に使われていましたが、やがて「half」の部分が省かれて、一日の仕事を終える場面で使われるようになりました。
この表現は、達成感を伴うポジティブな場面でも、疲れを理由に仕事を切り上げるネガティブな場面でも使われます。
よく使われる言い回しは、「Let’s(~しましょう)」を使った「Let’s call it a day.」です。
次項から、詳しい使い方を見ていきましょう。
「call it a day」の使い方
「call it a day」は、ビジネスの場で頻繁に使われる表現です。
ただしビジネスシーンで使われるからといって、フォーマルな表現ということではありません。
堅苦しさのない口語的な言い回しのため、英会話や社内チャットで使う機会の多い表現です。
使う相手は、同僚やチームメンバー、部下が中心です。
一方で、上司や取引先の顧客に対して使うにはカジュアルすぎるため、基本的には避けたほうが無難です。
ビジネスシーンを中心とした4つのシチュエーション別に例文を見ていきましょう。
1. 十分な量のタスクを完了した時
その日の目標を達成した時や達成感が得られるほどの仕事をした時は、前向きでポジティブな気持ちを込めて「call it a day」を使います。
例文:
We made great progress, so I think we can call it a day.
(大きな進展があったから、今日はここまでにしよう。)
We’ve done enough today. Why don’t we call it a day?
(今日の仕事は十分やった。そろそろ切り上げようか?)
Great work, everyone. Let’s call it a day.
(皆さんよくやってくれました。今日はここまでとしましょう。)
2. 疲れを感じた時
生産性が低下している時や、これ以上続けても非効率だと感じる場面でも一区切りをつける意味で使われます。
例文:
I’m so exhausted. I think I’ll call it a day.
(ヘトヘトだよ。今日はもう終わりにしようかな。)
We realized that we were making no progress, so we decided to call it a day.
(私たちは進展がないことに気づいたので、その日はそこで切り上げることにした。)
3. 予定されていた時間になった時
定時が近づいている時や予定時間をオーバーしていることに気づいた時、「そろそろ終わりにしよう」と提案する時に使うこともあります。
日本語の「お疲れ様」に相当する英語表現はありませんが、それと似たようなニュアンスで「call it a day」を定時前に使うのも自然な使い方です。
例文:
It’s almost time to go home. Let’s call it a day.
(もうそろそろ帰る時間だ。今日はこの辺で終わりにしよう。)
It’s already after 6 p.m., so let’s call it a day and continue tomorrow.
(もう6時を過ぎたので、今日はこの辺で終わらせて明日続けましょう。)
4. 日常生活で使う場合
ビジネス以外の場面でも、「call it a day」は使われます。
勉強を切り上げる時や、作業・家事を終えるタイミングなど、日常生活のさまざまな場面でも気軽に使える表現です。
例文:
I’ve been studying for hours and can’t concentrate anymore. I’ll call it a day.
(何時間も勉強して集中力が切れた。今日はもう終わりにしよう。)
I don’t have a lot of energy left, so I think I’ll call it a day.
(もう体力があまり残ってないから、今日はもう終わりにしようと思う。)
「call it a day」の返答例
相手に「call it a day」と言われた時、「どう返せばいいのかわからない」と悩む方に向けて、自然な返答例を3つのパターン別にご紹介します。
相手との関係性や状況に応じて使い分けましょう。
1. 賛成する場合
例文:
I couldn’t agree more.
(全く同感です。)
Sounds good.
(いいね。)
Yeah, we’ve done enough.
(ああ、もう十分やったよね。)
Definitely. I’m exhausted.
(ほんとにそれ、もうクタクタ。)
2. 条件付きで賛成する場合
例文:
Sure, let me just finish one more thing.
(ええ、あと一つだけ終わらせさせて。)
Give me five more minutes.
(あと5分ちょうだい。)
Okay, let me just save this file.
(わかった。このファイルだけ保存させて。)
3. まだ続けたくてやんわりと否定する場合
例文:
How about we wrap up after we finish this part?
(この部分が終わったら切り上げるというのはどうかな?)
I feel like I’m on a roll. I’ll keep going a little longer.
(調子がいい気がする。私はもう少し続けるよ。)
「call it a day」の言い換え・類似表現3選
ここからは「call it a day」に似た表現や言い換え表現を厳選して3つご紹介します。
1. call it a night(今夜はここまでにする)
「call it a night」は「call it a day」と1ワード違いですが、使われるタイミングに少し違いがあります。
「night」という言葉どおり、夜の時間帯で使うのに適した表現です。
夜遅くまで続いている仕事を切り上げたり、夜の社交的な活動(パーティー、飲み会、趣味の集まりなど)を去ったりお開きにしたりする場面でよく使われます。
例文:
It’s been fun, but let’s call it a night.
(楽しいけど、そろそろお開きにしよう。)
It’s almost midnight. I think we should call it a night.
(もうすぐ真夜中だ。今夜はここまでにしたほうがいいね。)
2. wrap it up(終わりにする、締めくくる)
「wrap it up」は、「call it a day」と同じく「終わりにする」という意味をもち、ビジネスでも日常会話でも幅広く使われるフレーズです。
ニュアンスの違いとして「wrap it up」は、その時点で行っている特定のタスクや会議などの一つのまとまりを終わりにする感覚があります。
現在行っていることに焦点が当たっているため、その後に別の仕事を続ける可能性があります。
例文:
I think we’ve covered everything. Let’s wrap up the meeting.
(すべて説明したと思うので、会議をまとめて終わりにしましょう。)
We’re running out of time, so let’s wrap it up.
(時間がなくなってきているので、そろそろ終わりにしよう。)
3. call it quits(切り上げる、終わりにする)
「call it quits」にはいくつか意味がありますが、「call it a day」と同様に、何かを終わりにする場面で使われます。
ただしこのフレーズは、「中断や完全な終了」のニュアンスが強く、状況によっては「諦める」「辞職する」といった意味合いを含むこともあります。
例文:
Let’s call it quits for today and get back to it tomorrow.
(今日はここまでにして、また明日再開しよう。)
After trying for hours to fix the system malfunction, I decided to call it quits.
(システム障害の修復に何時間も取り組んだ後、私は諦めることにした。)
まとめ
「call it a day」は、仕事や作業などを「切り上げる」「終わりにする」「ここまでにする」という意味をもち、日常会話でもビジネスでも使われる実用的な英語フレーズです。
この記事でご紹介した例文や返答例を参考に、「call it a day」を実際の英会話やビジネスシーンの中にぜひ取り入れてみてください。














