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更新日:2025年12月12日 英文法

アクア(aqua)とは?意味・使い方・「water」との違いを英語でわかりやすく解説|ラテン語由来の「水」の表現を学ぼう

「アクア(aqua)」という言葉は、化粧品のラベルやブランド名、商品名などでよく目にします。

なんとなく「水」という意味だと分かっていても、実際に英語ではどのように使われているのか、また「water」との違いが気になる人も多いのではないでしょうか。

実は、「aqua」はラテン語の「水」に由来する言葉で、英語では少し特別な響きを持ちます。

日常会話では「water」が使われますが、「aqua」は主に「水色」「清潔感」「みずみずしさ」といった水のイメージを表現する言葉として使われるのが特徴です。

この記事では、「aqua」の意味や使い方をわかりやすく解説し、「water」との違い、語源から広がる関連英単語、そして化粧品などで見かける「Aqua」の表記の理由まで、英語の視点から詳しく紹介します。

読めば、「アクア」という言葉の背景にある英語の世界がもっと身近に感じられるはずです。

「aqua(アクア)」とは?意味・英語での使い方

「アクア(aqua)」は、ラテン語の「aqua(=水)」 に由来する言葉です。

英語では主に以下のような意味と使い方があります。

  • 名詞としての意味:水、水溶液、青緑色(aqua color)
  • 接頭辞としての意味:「水に関する」「水を含む」

英語では「aqua」は少しフォーマル、あるいはデザイン的・詩的な響きを持つ言葉です。

「水色」や「涼しさ」「清潔感」を連想させる表現として使われます。

例文:
The interior was painted in aqua to create a calm and refreshing look.
(室内は落ち着いた清涼感を出すためにアクア色で塗られていました。)

The logo uses an aqua blue background.
(そのロゴはアクアブルーの背景を使っています。)

「water(ウォーター)」の意味と使い方|英語の基本表現

「ウォーター(water)」は、英語で「水」を意味する最も基本的な単語です。

飲み水・雨・海・湖など、あらゆる状況で使えます。

例文:
Please drink plenty of water.
(たくさん水を飲んでください。)

The water in this lake is very clear.
(この湖の水はとても澄んでいます。)

Turn off the water when brushing your teeth.
(歯を磨くときは水を止めましょう。)

「water」は不可算名詞(数えられない名詞)ですが、「a glass of / a bottle of / a cup of」 のように容器を単位にすると数えられる表現になります。

例文:
Can I have a glass of water?
(水を一杯いただけますか?)

He drank three bottles of water after the workout.
(彼は運動のあと、水を3本飲みました。)

「aqua」と「water」の違い|英語での使い分けを例文で比較

「aqua」と「water」はどちらも「水」を意味しますが、使われる場面やニュアンスが異なります。

  • 日常会話:基本的に「water」を使用
  • デザイン・色・成分・ブランド名など:「aqua」を使用

つまり「aqua」は「水そのもの」ではなく、水をイメージさせるものを表すのが特徴です。

使用例:

  • aqua blue(アクアブルー/水色)
  • aqua lotion(アクアローション/保湿化粧水)

用語

主な意味

使われる場面

water

水(飲料水・自然の水)

日常会話・一般的な表現

aqua

水色、水のような印象、水関連の専門語

デザイン・科学・化粧品など

例文:
The water was calm and still.
(水面は静かで穏やかでした。)

The aqua waves looked beautiful in the sunset.
(夕日に照らされたアクア色の波が美しかったです。)

「aqua」を含む英単語一覧|語源から「水」に関する英語を覚えよう

「aqua-」は「水に関する」という意味の「接頭辞(prefix)」として多くの単語を作ります。

英単語

意味

発音(カタカナ)

例文

aquarium

水族館、水槽

アクエアリウム

The aquarium has many colorful fish.
(その水族館には色とりどりの魚がいます。)

aquatic

水生の、水に関する

アクアティック

Aquatic plants grow in lakes.
(水生植物は湖に育ちます。)

aqueduct

水道橋、水路

アクアダクト

The aqueduct supplied water to the city.
(その水道橋は都市に水を供給しました。)

aqueous

水のような、水溶性の

エイキュアス

The paint is aqueous, not oil-based.
(その塗料は水性で、油性ではありません。)

aquamarine

アクアマリン(青緑色の宝石)

アクアマリーン

She wore an aquamarine necklace.
(彼女はアクアマリンのネックレスを身につけていました。)

aquifer

帯水層(地下水を含む地層)

アクイファー

The aquifer provides water for nearby towns.
(その帯水層は近隣の町に水を供給しています。)

これらを覚えると、「aqua=水」という感覚が自然に定着します。

化粧品ラベルの「Aqua」は「水」を意味する|INCI成分表の読み方

日常会話ではあまり使われない「aqua」ですが、海外製の化粧水やシャンプーの成分表には「Aqua, Glycerin, Sodium …」のような表記をよく見かけます。

この「Aqua」は「水(Water)」を意味します。

これは、INCI(国際化粧品成分表示)という国際ルールで、化粧品には成分名にラテン語起源の表記を使う決まりがあるためです。

英語・フランス語・ドイツ語など、どの国でも同じ成分名として理解できるように統一されているために、このような表記がされています。

例えばマウスウォッシュなどは以下のように書かれていることがあります。

Ingredients: Aqua (Water), Alcohol, Sorbitol, … 
(成分:水、アルコール、ソルビトール、…)

「aqua」と「hydro-」の違い|語源で学ぶ「水」の英単語

英語にはもう一つ「水」に関する語根があります。

それが「hydro-(ハイドロ)」 です。

こちらはギリシャ語「hydor(=水)」に由来し、科学・技術分野でよく使われます。

意味

例文

hydroelectric

水力発電の

hydroelectric power
(⽔⼒発電)

hydrogen

水素

hydrogen gas
(水素ガス)

hydrology

水文学

Hydrology is the study of water.
(水文学とは、水を研究する学問です。)

つまり、

  • aqua-:ラテン語系(自然・色・文化的)
  • hydro-:ギリシャ語系(科学・技術的)

という使い分けがされています。

まとめ|「aqua」と「water」の違いを英語で正しく使い分けよう

「aqua(アクア)」はラテン語で「水」を意味する言葉で、英語では「水色」「水に関するもの」といったイメージ的な表現として使われます。

たとえば「aqua blue」は「水のように透き通った青色」を指します。

一方、「water(ウォーター)」は「水」そのものを指す基本単語で、飲み水・雨・海など現実的で日常的な場面に使われます。

つまり、「water」が実体的な水、「aqua」は水を連想させる響きと覚えておくと分かりやすいです。

さらに、「aqua-」は「水に関する」という意味の語根でもあり、「aquarium(水族館)」や「aquatic(水生の)」など、語彙を広げるきっかけにもなります。

このように「aqua」は「水のような美しさや清涼感」を表す言葉です。

次に「aqua blue」や「Aqua」の名を見かけたら、ただの色名ではなく、「水をイメージした英語表現」として思い出してみましょう。

身近な言葉「アクア」を通して、英語の語源や使い分けを学ぶと、単語の理解がさらに深まります。

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