「人」を英語で何と言う?|person / people / human の違い・人数表現・フレーズ完全ガイド

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更新日:2025年10月30日 英文法

「人」を英語で何と言う?|person / people / human の違い・人数表現・フレーズ完全ガイド

英語を学んでいると「人」をどう表現すればいいのか迷うことはありませんか?

日本語では「人」とひとことで表せますが、英語では場面に応じて使う単語が少しずつ異なります。

たとえば「一人の人」は「person」、「人々」や「集団」は「people」、そして「人間という存在そのもの」を表すときは「human」を使います。

日本語ではすべて「人」と言えますが、英語では文脈に合わせて使い分けることが自然な表現につながります。

本記事では、「person / people / human」の違いと使い方をわかりやすく解説します。

さらに、「one person / two people」のような人数表現や、「in person」「people person」といった日常会話でよく使うフレーズも紹介します。

読み終えるころには、シーンに合わせて自然に「人」を表現できるようになり、英語での会話やライティングがよりスムーズになるでしょう。

「人」を表す英語の基本|person / people / human の違い

英語で「人」を表すときに、まず覚えるべきなのは「person / people / human」の3つです。

意味や使い方には微妙な違いがあるので、それぞれ詳しく説明します。

person の意味と使い方

「person」は「一人の人」「個人」という意味を持つ単語です。

単数形で特定の人を指すときに使われ、相手を個別に捉えるニュアンスがあります。

たとえば

He is a good person.
(彼は良い人です。)

のように、その人自身の性格や人柄に注目しているときによく使われます。

例文:
She is a nice person.
(彼女は感じの良い人です。)

Each person has their own opinion.
(人はそれぞれ自分の意見を持っています。)

また「person」は比較的フォーマルで客観的な響きがあるため、ビジネスや公式な場面で好んで使われます。

法律文書、契約書、注意書きなどでは複数形でよく目にします。

例文:
No more than 5 persons are allowed.
(5人以上は入れません。)

The elevator can carry up to 10 persons.
(このエレベーターは最大10人まで利用できます。)

ただし、日常会話では「persons」はほとんど使われず、通常は「people」が使われるので注意しましょう。

people の意味と使い方

「people」は「人々」「集団」を表し、2人以上を表すときにもっとも自然な言い方です。

日常会話からニュース記事、エッセイまで幅広く使える便利な単語なので、響きもカジュアルかつ親しみやすいのが特徴です。

例文:
Many people live in Tokyo.
(東京には多くの人が住んでいます。)

The people of Japan value harmony.
(日本の人々は調和を重んじます。)

注意点として、「peoples」と複数形にすると「民族」「諸国民」という意味になり、全く別の使い方になります。

例文:
Climate change affects the lives of many indigenous peoples around the world.
(気候変動は世界中の多くの先住民族の生活に影響を与えています。)

The United Nations works to protect the rights of all peoples.
(国連はすべての諸国民の権利を守るために活動しています。)

単に「数人の人」と言いたい場合は「people」を使うので、混同しないようにしましょう。

human の意味と使い方

「human」は「人間」「人類」という種全体を表す単語です。

個人というより「人間全体」や「人間性」を強調したいときに使います。

また「animal(動物)」や「machine(機械)」と対比して「人間らしさ」を表す場合にも便利です。

例文:
All humans share basic needs.
(すべての人間は基本的な欲求を共有しています。)

AI will never replace real human emotions.
(AIは人間の本当の感情を置き換えることはできません。)

 英語で人数を表す方法|one person ~ millions of people

人数を表すとき、1人だけは「person」、それ以外は基本的に「people」を使います。

数が増えるときは「dozens / hundreds / thousands / million」などのまとまった表現がよく使われます。

日本語

英語表現

会話例文

1人

one person

Only one person showed up.
(1人しか来ませんでした。)

2人

two people

Two people are ahead of us in line.
(列には2人が私たちの前にいます。)

3人

three people

Three people are coming with me.
(3人が一緒に来ます。)

数人

several people

Several people said the same thing.
(何人かが同じことを言っていました。)

多くの人

many / a lot of people

A lot of people liked your idea.
(たくさんの人があなたのアイデアを気に入っていました。)

数十人

dozens of people

Dozens of people joined the party.
(数十人がパーティーに参加しました。)

数百人

hundreds of people

Hundreds of people were at the festival.
(お祭りには数百人がいました。)

数千人

thousands of people

Thousands of people traveled to see it.
(それを見るために数千人が移動しました。)

100万人

a million people

A million people use this app.
(このアプリは100万人が使っています。)

1億人

one hundred million people

Over 100 million people watched the video.
(その動画は1億人以上が見ました。)

人数表現の基本を押さえたら、「~人中何位」といった順位を示す言い方も覚えておくと便利です。

特に試験結果やスポーツの成績などでよく使われます。

例文:
I finished 3rd out of 100 people in the exam.
(その試験で100人中3位でした。)

She came in 5th out of 80 runners.
(彼女は80人のランナー中5位でした。)

 英語でよく使う「人」を含むフレーズ

英語では「person」や「people」を含むフレーズが数多くあります。

直訳ではわかりにくいものもありますが、知っておくと自然な会話ができます。

in person = 直接会って

メールや電話、オンラインではなく「実際に会う」という意味です。

ビジネスから日常会話まで幅広く使われます。

例文:
I want to meet you in person.
(直接お会いしたいです。)

Have you ever seen her in person?
(彼女に実際に会ったことはありますか?)

people person = 社交的な人

「人付き合いが好き・得意な人」を表します。

明るい性格やコミュニケーション能力をほめるときに使います。

例文:
She is a real people person.
(彼女はとても社交的な人です。)

He became more of a people person after studying abroad.
(彼は留学後、より社交的になりました。)

ordinary people = 普通の人

有名人や専門家ではない「一般の人々」を指します。

社会や政治の文脈でもよく登場します。

例文:
This program is designed for ordinary people, not experts.
(このプログラムは専門家ではなく一般の人向けです。)

Ordinary people were affected the most by the policy change.
(政策の変更で最も影響を受けたのは一般の人々でした。)

famous people = 有名人

芸能人や著名人を指します。

ニュースや日常の話題でもよく登場します。

例文:
Many famous people attended the event.
(多くの有名人がイベントに参加しました。)

Famous people often influence fashion trends.
(有名人はしばしばファッションの流行に影響を与えます。)

まとめ|「人」の英語表現を使い分けよう

英語で「人」を表すには、1人は「person」、複数は「people」、人間全体を強調するときは「human」と使い分けるのが基本です。

人数表現では「two people / dozens of people / thousands of people」のように表すことができ、順位は「out of ~ people」で表現できます。

さらに、「in person(直接会って)」や「people person(社交的な人)」などの定番フレーズを押さえておくと便利です。

場面に応じて自然に使い分ければ、英語表現が豊かになります。

「人」を表す英語は日常会話からビジネス、スピーチや試験まで幅広く役立ちます。

ぜひ本記事を参考に、あなたも自信を持って使いこなしてみてください。

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