「I’m sorry.」は危険!?英語の謝罪表現(申し訳ございません)をシーン別にご紹介!

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更新日:2025年8月14日 英語コラム

「I’m sorry.」は危険!?英語の謝罪表現(申し訳ございません)をシーン別にご紹介!

多くの方が苦手とする英語表現のひとつ、それが「謝罪」ではないでしょうか。

「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と言いたいときに単純に「Sorry」と言っても、どこか物足りなさを感じたことがあると思います。

実は英語には、「Sorry」よりも丁寧な謝罪表現がいくつかあります。

特に謝罪という行為は、自らの非を認め、責任を負うことで誠実さを伝えるものです。

つまり場面に応じた適切な表現が求められるということ!

言葉を慎重に選び、その場に合った英語を投げかけなければいけません。

そこで、この記事では「申し訳ございません」に関する英語表現を、シーン別にご紹介していきます。

自然かつ効果的な謝罪表現をマスターして、より気持ちが伝わるコミュニケーションスキルを身につけていきましょう!

実は「I’m sorry.」だけだと危険!?

普段の英会話において、私たち非ネイティブはある程度の文法ミスや非常識な発言は許容されます。

しかし謝罪は別。

軽はずみな発言をしてしまうと相手の怒りを助長させるおそれがあります。

つまり相手に謝る際は、英語圏の文化・マナーを踏まえた陳謝をすることが重要なのです。

 そして「I’m sorry(ごめんなさい)」だけだと軽い謝罪だと受け取られてしまう可能性があります。

「何に対して申し訳ないと考えているのか」をきちんと伝えなければならないため、以下の表現を使って「理由」まできちんと伝えましょう!

  • I am sorry for +「動名詞or名詞」※既に起こったことについて
  • I am sorry to +「動詞の原形」※これからのことについて
  • I am sorry that +「 完全な文」

基本的に「sorry for」は遠い過去に対して使われることが多く、「sorry to」は未来、もしくは近い過去に対してよく使用される表現です。

両者と接続詞「that」を使った文に違いはなく、「that」を使う場合はどのようなシーンでも使うことができます。

また日常会話において「that」はほとんどの場合省略されます。

「sorry」を使いたい場合は、上記の文法事項・内容を理解したうえで謝りましょう!

例文:
I’m sorry for bothering you yesterday.
(昨日はお手間をかけてすみませんでした。)

I’m sorry to bother you, but there is something important I have to tell you.
(お忙しいところすみません。あなたに伝えなければならないことがあります。)

I’m sorry to hear that.
(お気の毒です。)

I’m sorry to have kept you waiting.
(お待たせしてしまいごめんなさい。)

※過去に対して言及したいときは「sorry to have 過去分詞」を使うこともできます。

I’m really sorry that I am late.
(遅刻してしまい本当にすみません。)

 副詞を用いてより丁寧な謝罪表現を

I’m deeply sorry.(本当にすみません。)

副詞の「deeply(深く)」を用いることで、より丁寧で深い謝罪を表現することができます。

ほかにも「truly(本当に)」や「really(本当に)」「incredibly(すごく)」などの副詞と組み合わせるのも良いです!

ビジネスシーンでは「apologize」が効果的!

 実は、ビジネスシーンでは「apologize」が好まれます。

「sorry」はカジュアルな場面でも使われることに対し、「apologize」はよりフォーマルなニュアンスを持っており、真摯な気持ちを伝えたいときにピッタリなのです。

ほとんどの場合、後ろに前置詞「for」を伴うので「apologize for」とセットで覚えておきましょう!

 I apologize for the inconvenience.(ご迷惑をおかけして申し訳ございません。)

 よく耳にする鉄板フレーズです。「inconvenience」は「不便・迷惑」を意味し、相手に与えた困りごと全般を指します。

I apologize for the trouble that I have caused you.(お手間をとらせてしまい、お詫び申し上げます。)

こちらは「trouble」を使って「手間をかけてしまったこと」を強調しています。

また「that I have caused you(私が引き起こした)」と言うことで、責任が自分にあることを明確に表しています。

 副詞「sincerely」を使ってよりフォーマルに

「心から」を意味する「sincerely」を付け加えることで、より誠意のこもった謝罪をすることができます。

例文:
I sincerely apologize for being late.
(遅れましたことを、心からお詫び申し上げます。)

I sincerely apologize that I failed to confirm  your order.
(あなた様の注文の確認ができなかったことについて、深くお詫び申し上げます。)

覚えておきたい謝罪表現

次に、サクッと使える定番の謝罪表現をご紹介します。

もちろん「Sorry.(ごめんね)」だけでも大丈夫ですが、ほかにも色々な言い方があります。

相手から言われて「ん?」とならないように、ぜひ覚えておいてください。

My bad.(ごめんね。)※カジュアル

日常会話でよく使われる表現です。

カジュアルな言い回しなので、親しい間柄で使うようにしましょう。

特に、数回会っただけの知人や年配の方には使いません。

相手との距離を感じる場合は「I’m sorry.」が賢明です。

例文:
A: Did you take in the laundry?
(洗濯物は取り込んだ?)

B: Oh shoot, it totally slipped my mind! My bad.
(しまった…完全に忘れてたよ。ごめん。)

My apologies.(申し訳ございません。)※フォーマル

動詞「apologize」の名詞形である「apology(謝罪)」を使った鉄板フレーズです。

フォーマルな表現になるためビジネスシーンで使うことができます。

例文:
A: My apologies for the delay.
(遅れてしまい申し訳ありません。)

B: Get a grip. 
(しっかりしなさい。)

 I regret that〜(お詫びいたします。)※フォーマル

「後悔」を意味する「regret」を使って謝罪をすることもできます。

自分の過去の行動や決断に対して、後からよくよく考えると間違いだった場合に、後悔の意を含んで使われることが多いです。

例文:
I regret that I rejected your proposal.
(あなたの提案を断ってしまったことについて、大変申し訳ないと感じています。)

I truly regret the error.
(ミスを犯してしまい本当に申し訳ございません。)

 It’s my fault.(私のせいです。)

 自分に責任があることを伝えるための表現です。

「fault」には「欠点」や「過ち」といった意味があります。

っかりと謝る必要があると思った場合は、前後に「I’m sorry.」を付け加えるとベターです。

例文:
I forgot to bring  the materials from home. It’s my fault.
(家から資料を持ってくるのを忘れました。私のせいです。)

It was my fault that they missed the train.
(彼らが電車を逃してしまったのは私の責任です。) 

 Excuse me.(すみません。)※カジュアル

「sorry」や「apologize」は自分に非があることを認め、相手を不快にしてしまったときに言う言葉ですが、「Excuse me.」も場合によっては謝罪表現として使うことができます。

例えば公共の場でだれかにぶつかってしまったときや、道が狭くて通行人と接触してしまったり、急いでいて目の前の人を抜かしたりするときなど、思わぬ小さなアクシデントが起きた際に使われるフレーズです。

まとめ

「申し訳ございません」という表現ひとつをとっても、英語には様々な表現方法があることをお分かりいただけたでしょうか。

単純に「Sorry」で済ませるのではなく、状況や相手に応じて適切な表現を選択して、相手の心に響く謝罪をしていきましょう!

特に、ビジネスシーンでは「apologize」や「regret」を、日常会話では「sorry」を使って、自然な表現を心がけてください。

これらを実際の場面で使いこなせるようになれば、あなたの英語コミュニケーションはより豊かなものになることでしょう。

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