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更新日:2025年10月2日 英文法

セミナーは英語で何ていう?「Seminar」だけじゃない?ニュアンスと使用例を解説!

日本語でセミナーと言えば、ビジネスパーソンが出席する、講義形式のセミナーをイメージするかもしれません。

それを英語で言いたい時はどうすればいいでしょうか?

今回は、英語で「セミナー」と言いたい場合について、いくつかのパターンとニュアンスを紹介します。

細かい違いを使い分けられれば誤解も少なくなるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「セミナー」の英語について

日本語でいうセミナーはいくつかの意味を含んでいますが、基本的には「1箇所に集まって双方向で何かをする」のが基本になります。

英語で言いたい時は状況に応じて言い方があるため、一つずつ見ていきましょう。

Seminar

直感的にも1番わかりやすい訳語ではないでしょうか。

一つのテーマについて、主催者が主に話をしてから質疑応答をはじめとしたディスカッションまでが含まれます。

例文:
I attended a seminar on real estate investment.
(不動産投資のセミナーに参加してきました。)

Workshop

「Seminar」と比べると、講義形式というよりは、参加者同士が何かしらの作業や訓練、練習をするなど、「体験型」の性格が強いものについては「Workshop」を用います。

最近では、日本でも「ワークショップ」という訳語が入ってきているため、馴染みのある方もいるかもしれませんね。

例文:
The workshop I attended yesterday couldn’t have been better! It gave me a lot of various insights!
(昨日参加したワークショップは最高だったよ!たくさんの有益な視点を得られたよ!)

Lecture

こちらは逆に大学の講義のように、演者が一方的に話して終わる形式のものです。

日本語では「セミナー」で通じますが、海外の方に対して講義形式のものを「Seminar」と伝えると「質疑応答なかったんだけど?」となりますので気をつけましょう。

例文:
The lecture on Biochemical Engineering was very interesting! I wonder why the professor didn’t open discussion.
(生物化学工学のセミナー、すごく良かったよ!なんで教授が質疑応答を受けなかったのか不思議だよ。)

Forum

「Lecture」は一方的な講義を指しますが、それとは逆に、意見交換や議論が中心の会は「Forum」と呼ばれます。

例文:
The business forum was a great opportunity for me.
(そのビジネスフォーラムは私にとって素晴らしい機会でした。)

Conference

会議という意味がよく知られていますが、日本でいうセミナーのうちより規模の大きいものには「Conference」が用いられます。

複数の講演や交流の時間などが含まれるのが特徴です。

例文:
The conference on construction has been going on for a week.
(建設業界のその会議は1週間続いています。)

Symposium

セミナーは「Lecture」を除き双方向の性質を持ちますが、内容がより専門的または学術的なものは「Symposium」が用いられます。

日本語でも「シンポジウム」の訳語が最近では使われるようになり始めました。

例文:
We conducted many experiments and revised the paper several times to attend the symposium which will be held in Germany next month.
(来月ドイツで開催されるシンポジウムに出席するため、実験も論文の修正も何度もやりました。)

Session / Training Session

より短い単位の講義やセミナー、トレーニングを指す時は「Session」を使います。

トレーニングや研修の性格を持つ場合は「Training」と頭につけるとニュアンスがよく伝わります。

例文:
Today’s training session was a complete waste of time! It got nothing out of it!
(今日のセミナーはホント最悪だったよ!何一つ得るものがなかった!)

Talk

簡単なトークセッションもセミナーのような性格を持つ場合があります。

文脈次第では使えるでしょう。

例文:
I went to a talk given by immigrants.
(移住経験者のセミナーに行ってきました。)

Webinar

これは、「Web」と「Seminar」を合わせた造語で、コロナを機に一気に広がりました。

実際には「Lecture」のように演者からの一方的なトークで終わるケースも多いですが、これも「Seminar」の一つの形態として今では広く認識されています。

例文:
The seminar will be held both in person and online. In this case, should we call it a hybrid seminar instead of just a webinar?
(そのセミナーは対面とオンラインの同時開催なんだよ。この場合は単にウェビナーじゃ無くて、ハイブリッドセミナーと呼ぶべきなのかな?)

大学の「ゼミ」との類似点

セミナーを表す「Seminar」は、大学生が大学3〜4年の時に所属するゼミの語源としても知られています。

ここで注意したいのは、もし大学のゼミを意識して「Seminar」と言ったとしても、ほぼ100%海外の方にニュアンスは伝わらないということです。

日本の大学のゼミという、教授に指導教官としてついてもらい所属性皆で切磋琢磨という考え方は海外の大学には無く、あくまで集まりがあったとしても個人の興味がベースとなります。

海外の大学のゼミ事情については、こちらに詳しく書きましたので、併せて読んでみてください。

関連記事:ゼミの英語は何?アメリカでもゼミはあるの?アメリカの大学事情を解説!

セミナーで成果を得るために

特に海外で全てが英語で行われるセミナーに参加する場合、普段から英語にどれだけ慣れ親しんでいたかが問われると言えます。

おそらく大多数は英語話者の状況の中、日本語話者のあなたを思って手加減などはまずしてくれません。

参加はしたけどほぼ何も持って帰れないのではせっかくの機会を無駄にしてしまうとも言えますので、普段から英語を話す環境に身をおき、英語そのものに慣れてしまいましょう。

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関連記事:カランメソッド

まとめ

今回は「セミナー」を英語にするとどうなるかについて解説してきました。

一口にセミナーといっても色々なニュアンスがあります。

最近では細かい訳語も日本語として使われ始めていますが、まだまだ「セミナー」と大括りにしてしまうケースもあります。

ニュアンスを意識しながら言葉を選択できると、誤解も少なくなっていきますので、意識しながら取り組んでみてください。

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