【レストラン接客英語】「注文からお会計まで」のおもてなし英語を身につけよう!
近年インバウンド観光が活発になり、日本国内のレストランで働く方も英語スキルを必要とされるシーンが多くなってきています。
しかし、いざ英語を喋ろうとすると「メニューの説明ができない」や「お会計時にトラブルが起きた」などといったお悩みを抱える方も少なくありません。
そこで本記事では、レストランの接客時に使える英語フレーズをご紹介していきます!
今回は「注文からお会計まで」のシーンに絞って解説していくので、リアルな英語を身につけたい方はぜひ読んでください。
使う英単語は中学英語レベルがほとんどなので、この記事を読んでいただければスムーズなおもてなしを提供することができること間違いありません。
注文を取るときの実践フレーズ
1. Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)
お客様が席に着いて少し時間が経った頃に使える定番フレーズです。
まだ決まっていない場合は
Please take your time.
(ごゆっくりどうぞ。)
と声をかけて、また後で伺いましょう。
例文:
Y: Are you ready to order?
(ご注文はお決まりですか?)
C: Yes, we are.
(はい、決まりました。)
Y: What would you like?
(何にいたしますか?)
以下、例文ではお客様を「C(customer)」、店員を「Y(you)」と表しています。
2. Would you like something to drink?(お飲み物はいかがですか?)
まずはお飲み物から注文を取ることが多いと思います。
お客様が迷われている場合は
We have beer, wine, juice, and soft drinks.
(ビール、ワイン、ジュース、ソフトドリンクをご用意しております。)
と選択肢を提示してあげると良いでしょう!
例文:
Y: Would you like something to drink?
(お飲み物はいかがですか?)
C: Do you have Japanese beer?
(日本のビールはありますか?)
Y: Yes, we have Asahi and Kirin.
(はい、アサヒとキリンがあります。)
3. How would you like your steak cooked?(ステーキの焼き加減はいかがいたしますか?)
レストランでステーキを提供しているならば、知っておかなければならない英語表現です。
あわせて以下にまとめた焼き加減の種類も覚えておきましょう!
例文:
Y: How would you like your steak cooked?
(ステーキの焼き加減はいかがいたしますか?)
C: I’d like my steak rare please.
(レアでお願いします。)
焼き加減 |
英語表現 |
意味 |
レア |
rare |
生に近い |
ミディアムレア |
medium rare |
中は赤い |
ミディアム |
medium |
中はピンク |
ミディアムウェル |
medium well |
しっかり焼く |
ウェルダン |
well done |
完全に火を通す |
4. Our recommendation is tempura A set.(オススメは天麩羅Aセットです)
おすすめの料理を伝えたいときに使える便利な表現です。
ほかにも「specialty(名物料理)」や「famous food(有名な料理)」を使って
This is our specialty.
(こちらが当店の名物です。)
のように使うことができます。
例文:
C: What do you recommend?
(何かおすすめはありますか?)
Y: Our recommendation is grilled fish with miso sauce.
(当店のオススメは味噌ソースを添えた焼き魚です。)
C: That sounds good! I’ll have this.
(美味しそうですね!これにします。)
5. Anything else? (以上でよろしいですか?)
注文を一通り聞き終わったら、これ以上に注文がないかどうか確認を取りましょう。
フォーマルなお店であれば
Would you like to order anything else?
(注文はほかにございますか?)
と尋ねると良いです。
また
Is that everything?
(こちらですべてですか?)
も同じように使えます。
例文:
Y: Anything else?
(以上でよろしいですか?)
C: Yes, that’s all.
(はい、以上です。)
料理を提供するときの実践フレーズ
1. Here is your〜.(こちらがご注文の~です)
料理をお客様にお出しするときのフレーズ。
すべて揃ったら
Enjoy your meal.
(料理をお楽しみください。)
と付け加えると好印象です。
例文:
Y: Here is your udon set.
(うどんセットをお持ちしました。)
C: Thank you.
(ありがとうございます。)
Y: Enjoy your meal.
(お食事をお楽しみください。)
2. I have a glass of red wine for~?(こちらの赤のグラスワインは~)
お料理をお出しする際、どなたに持って行けばよいか分からない場面もあると思います。
どなたに差し出せば良いか確認したいときは、この表現を使いましょう!
またグラスが空になったお客様には
Would you like another drink?
(お飲み物のお代わりはいかがですか?)
とお声がけをすると良いです。
例文:
Y: I have an ice coffee for~?
(こちらのアイスコーヒーは…)
C: That’s mine.
(私のものです。)
3. Please be careful. The plate is very hot.(お気をつけください。お皿がとても熱くなっております)
熱いお皿でお料理をお出しする際の注意喚起です。
安全のために必ず伝えましょう。
例文:
Y: Here is your grilled beef. Please be careful. The plate is very hot.
(グリルビーフをお持ちしました。お気をつけください。お皿がとても熱くなっております。)
C: Thank you for letting me know.
(教えてくれてありがとう。)
4. I’ll bring it right away.(すぐにお持ちします)
食事中にお客様から追加注文を受けることも…。
そのときは上記の表現を使いましょう!
「right away」は「すぐに」という意味で、臨機応変に立ち回れることをアピールできます。
例文:
C: Could I have some extra sauce please?
(ソースを追加でもらえますか?)
Y: Certainly. I’ll bring it right away.
(かしこまりました。すぐにお持ちします。)
お会計をするときの実践フレーズ
1. Would you like your check now?(お会計をお持ちしましょうか?)
お客様がお食事を終えられた様子なら、上記の表現を使うと良いです。
「bill」も「check」と同じ意味で使えます。
アメリカでは「check」、イギリスでは「bill」がよく使われます。
例文:
Y: Would you like your check?
(お会計はいかがですか?)
C: Yes, please.
(はい、お願いします。)
2. Here is your bill.(お会計をお持ちしました)
お会計をお渡しするときの表現。
金額を伝える場合は
The total is 3,500 yen.
(合計で3,500円になります。)
と言います。
Y: Here is your bill.
(お会計をお持ちしました。)
3. How would you like to pay?(お支払い方法はいかがいたしますか?)
支払い方法を尋ねるための便利フレーズです。
例文:
Y: How would you like to pay?
(お支払い方法はいかがいたしますか?)
C: Cash, please.
(現金でお願いします。)
支払い方法 |
英語表現 |
現金 |
cash |
クレジットカード |
credit card |
デビットカード |
debit card |
電子マネー |
electronic money / IC card |
QRコード決済 |
QR code payment |
4. Here is your change.(お釣りはこちらです)
現金でお支払いいただいた際に、お釣りを手渡すときの表現です。
お帰りの際は
Thank you for coming.
(ご来店ありがとうございました。)
Have a nice day!
(良い一日を!)
を添えましょう!
例文:
Y: Here is your change and receipt.
(お釣りとレシートです。)
C: Thank you.
(ありがとうございます。)
4. おわりに
レストランでの接客はある程度パターンが決まっているので、今回ご紹介したフレーズを覚えればお客様をスムーズにもてなすことができます。
特に「Would you like〜(〜はいかがですか?)」は汎用性の高い便利な表現なので、ぜひ覚えてください!
あなたの英語ライフが有意義なものになるよう、陰ながら応援しています。