「スイーツ」は英語でどう言う? アメリカ・イギリス英語の違いも解説

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更新日:2025年5月1日 英文法

「スイーツ」は英語でどう言う? アメリカ・イギリス英語の違いも解説

sweets

「スイーツ」と聞くと、甘いチョコレートはもちろん、ケーキやパフェのようなおしゃれなお菓子を想像できて、ワクワクしますね。

ただ、英語で 「I love sweets!」 は通じますが、そのワクワク感は伝わらないかもしれません。

実は、英語では「スイーツ」に相当する単語が 「sweets」 や 「desserts」 などいくつかあり、それぞれ意味や使い方が違うからです。

また、イギリス英語とアメリカ英語では、お菓子の表現が異なります。

例えば「飴」はイギリス英語では 「sweets」、アメリカ英語では 「candy」と言います。

この記事では、「スイーツ」をはじめとしたお菓子の英語表現について、次の3つのポイントにしぼって詳しく解説します。

  1. 「スイーツ」は英語で何と言う?
  2. 英語の sweets(スイーツ)とdesserts(デザート)はどう違う?
  3. 「スイーツ」の英語表現:アメリカ・イギリスの違いも紹介

これを読めば、次に「スイーツを食べたい!」と言いたいときに、英語でどう表現すればいいのかスムーズにわかるようになります。  

「スイーツ」は英語で何と言う?

日本語の「スイーツ」にあたる英単語には 「sweets」 や 「desserts」 がありますが、それぞれニュアンスが異なります。

sweets(スイーツ)

「甘いお菓子」全般を指す言葉で、特にイギリス英語でよく使われます。

キャンディ、チョコレート、焼き菓子など、主に砂糖菓子を指します。

通常は複数形 「sweets」 で使われます。

例文:
I want to eat some delicious sweets.
(おいしいスイーツを食べたいです。) 

desserts(デザート)

「食後に食べる甘いもの」を指し、ケーキ、アイスクリーム、プリンなどの高級感があるスイーツを指します。

通常は複数形 「desserts」 で使われます。

例文:
What would you like for dessert?
(デザートは何にしますか?) 

英語の sweets(スイーツ)とdesserts(デザート)はどう違う?

「sweets」 は子供向けのお菓子というニュアンスが強く、グミやチョコレートなど、手軽につまめる「おやつ感覚」というニュアンスです。

対して 「desserts」 は、ケーキやパフェなどの高級感があるスイーツを指します。

基本的には「食後に食べるもの」という概念ですが、食後でなくても「華やかなスイーツ」に使われる単語です。

例文:
Let’s go out for some desserts!
(スイーツを食べに行こう!)

sweets

desserts

主な意味

キャンディやチョコレート、焼き菓子などの甘いお菓子全般

食後に食べる甘い料理やデザート

使われる地域

イギリス英語圏(イギリス、オーストラリアなど)

アメリカ・イギリス英語圏

ただイギリスでは “pudding” を使うこともある

イメージ

子供向けのお菓子、手軽なおやつ

高級感のあるケーキ、アイスクリーム、パフェなど

 

「スイーツ」の英語表現:アメリカ・イギリスの違いも紹介

イギリスでは、砂糖菓子全般を 「sweets」 と呼びますが、アメリカ英語や日本語では、より細かく分類されます。

ここでは、お菓子に関するイギリス英語とアメリカ英語の比較をしつつ、代表的なお菓子の英語表現を紹介します。

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

「sweets」 に含まれる?

キャンディ(飴)

candy

sweets

含まれる

棒つきキャンディ

lollipop

lollipop

含まれる

チョコレート

chocolate

chocolate

一部含まれる(特に個包装のもの)

グミ

gummy candy / gummies

gummy sweets

含まれる

キャラメル

caramel

toffee / caramel

含まれる

マシュマロ

marshmallow

marshmallow

含まれる

菓子類(主にお菓子全般)

confectionery

confectionery

含まれる(「sweets」 は 「confectionery」 の一部)

スコーン

scone

scone

含まれない

キャンディ(飴):candy / sweets

アメリカ英語では 「candy」、イギリス英語では 「sweets」 と呼ばれます。

フルーツ味やミント味のもの、ハードキャンディやソフトキャンディなど、さまざまな種類があります。

例文:
Would you like some candy?
(キャンディはいかがですか?)

Do you want some sweets?
(お菓子を食べますか?)

棒つきキャンディ:lollipop

棒つきキャンディは、棒に取り付けられた硬いキャンディです。

アメリカ英語・イギリス英語のどちらでも「lollipop」 と呼ばれます。

子どもに人気があり、フルーツ味やソーダ味などの種類があります。

例文:
Kids love licking lollipops.
(子どもたちは棒つきキャンディをなめるのが大好きです。)

チョコレート:chocolate

アメリカ英語・イギリス英語のどちらでも 「chocolate」 と呼ばれます。

板チョコ、トリュフ、チョコバーなどのさまざまな種類があります。

例文:
Would you like some chocolate?
(チョコレートはいかがですか?)

グミ:gummy candy / gummies / gummy sweets

アメリカ英語では 「gummy candy」 または 「gummies」、イギリス英語では 「gummy sweets」 と呼ばれます。

クマの形をした「グミベア」などが有名です。

例文:
I bought a pack of gummy candy.
(グミキャンディを一袋買いました。)

These gummy sweets are really chewy.
(このグミはとても弾力があります。)

キャラメル:caramel / toffee

アメリカ英語では 「caramel」、イギリス英語では 「toffee」 または 「caramel」 と呼ばれます。

ソフトキャラメルやハードキャラメルなどの種類があります。

例文:
Do you like soft caramel or hard caramel?
(ソフトキャラメルとハードキャラメル、どちらが好きですか?)

I love chewy toffee!
(弾力のあるキャラメルが大好きです。)

マシュマロ:marshmallow

アメリカ英語・イギリス英語のどちらでも 「marshmallow」 と呼ばれます。

焚き火で焼いたり、ホットチョコレートに入れたりすることが多いです。

例文:
Let’s roast some marshmallows over the fire.
(焚き火でマシュマロを焼きましょう。)

菓子類(主にお菓子全般):confectionery

「confectionery」 は、フォーマルな表現で「菓子類全般」を指します。

ビジネスや料理レシピなどで使われることが多いです。

例文:
This store sells a wide variety of confectionery.
(この店ではさまざまなお菓子を販売しています。)

This chocolate is of confectionery quality.
(このチョコレートは製菓用の品質です。)

スコーン:scone

スコーンは、イギリス発祥の焼き菓子です。

イギリスでの形は円形や楕円形が多く、アメリカでは三角形が主流です。

焼き菓子なので、砂糖菓子を指す 「sweets」 には入りません。

例文:
In the UK, scones are served with clotted cream and jam, not eaten like American sweets.

(イギリスではスコーンはクロテッドクリームとジャムと一緒に提供され、アメリカのスイーツのようには食べられません。)

まとめ

日本語の「スイーツ」に該当する英単語には 「sweets」 と 「desserts」 がありますが、それぞれの意味や使われ方に違いがあります。

  • 「sweets」 はイギリス英語で使われる表現で、主にキャンディやチョコレート、焼き菓子などの砂糖菓子を指します。
  • 「desserts」 は、食後に食べる甘いもの(ケーキ、アイスクリーム、プリンなど)を指します。

ただし、日本語の「スイーツ」は、華やかで特別感のある甘い食べ物を指すことが多いため、英語では 「desserts」 の方がしっくりくる場合が多いです。 

さらに、お菓子はイギリス英語とアメリカ英語で異なることがあり、特に「キャンディ」は candy(アメリカ英語) / sweets(イギリス英語)のように、国によって異なる単語が使われることがあります。 

お菓子の種類や英語の違いを理解することで、より自然な英語表現を使えるようになります。

スイーツを楽しむときには、ぜひこれらの単語を使ってみてください。

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