秘書は英語で何ていう?「secretary」「administrative assistant」「executive assistant」の違いを解説

「秘書」は英語で何と表現するのか、迷ったことはありませんか?
「secretary は知っているけど、assistant との違いは?」
「外資系では executive assistant が多いって本当?」
など、似た表現が多くて混乱しやすい言葉です。
実は、「秘書」を表す英語は一つではありません。
サポートする相手の立場や仕事内容によって、自然な表現が変わります。
たとえば、一般的な秘書なら「secretary」、部署全体を支える事務職なら「administrative assistant」、役員直属の秘書なら「executive assistant」がよく使われます。
この記事では、
- 「秘書」を表す主要な英語表現
- 「secretary」と「assistant」の違い
- 秘書業務で役立つ英語フレーズ
を、例文付きでわかりやすく解説します。
この記事を読めば、「秘書」を表す英語の違いが整理できるだけでなく、実際のビジネスシーンで使える自然な表現まで身につけられます。
「秘書」は英語で何ていう?まずは3つの表現を整理
「秘書」を表す英語表現は主に3つあります。
- secretary
- administrative assistant
- executive assistant
それぞれ意味やニュアンスが少し異なるため、まずは違いを整理しましょう。
1. secretary(セクレタリー)
「secretary」は、最も基本的な「秘書」を表す英語です。
特定の上司をサポートする伝統的な秘書職を指し、日本語でも「セクレタリー」という言葉として知られています。
例文:
She works as a secretary to the CEO.
(彼女はCEOの秘書として働いています。)
Please contact my secretary to arrange a meeting.
(会議の調整については私の秘書にご連絡ください。)
なお、「secretary」には「長官・大臣」という意味もあります。
- Secretary of State(国務長官)
- Secretary General(事務総長)
英語ニュースでは「長官」「大臣」の意味で使われることもあるため、文脈に注意しましょう。
2. administrative assistant(アドミニストラティブ・アシスタント)
「administrative assistant」は、「事務アシスタント」や「総務アシスタント」に近い表現です。
特定の上司だけではなく、部署全体やチームを支える仕事でよく使われます。
「secretary」よりも業務範囲が広く、現代的な職種名として使われることが増えています。
例文:
Our administrative assistant handles scheduling and correspondence for the entire team.
(私たちの事務アシスタントは、チーム全体のスケジュール管理と連絡業務を担当しています。)
I work as an administrative assistant at a global firm.
(私は外資系企業で事務アシスタントとして働いています。)
3. executive assistant(エグゼクティブ・アシスタント)
「executive assistant」は、役員や経営幹部をサポートする上位の秘書職です。
日本語では「役員秘書」と訳されることが多く、外資系企業では非常によく使われる表現です。
単なる事務補助ではなく、会議調整・資料作成・海外対応・プロジェクト管理など、より高度な業務を担うケースも少なくありません。
例文:
She is an executive assistant to the CEO and manages his entire schedule.
(彼女は社長の役員秘書で、社長のスケジュール全体を管理しています。)
As an executive assistant, I coordinate meetings with global partners and draft reports.
(役員秘書として、海外パートナーとの会議調整や報告書作成を担当しています。)
3つの違いがわかる比較表
3つの表現の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。
|
英語表現 |
日本語のイメージ |
サポート対象 |
職位レベル |
|
secretary |
一般的な秘書 |
特定の上司 |
一般〜中堅 |
|
administrative assistant |
事務アシスタント |
チーム・部署全体 |
一般〜中堅 |
|
executive assistant |
役員秘書 |
経営幹部・役員 |
中堅〜上位 |
「secretary」が「assistant」に変わった背景
かつての秘書はタイピングや電話対応など「サポート専業」のイメージが強い職種でしたが、ITの普及やグローバル化により役割が大きく変化しました。
現代では情報収集・プロジェクト管理・社内外の調整など、より高度なスキルが求められる専門職として認識されています。
こうした変化に伴い、「補助的・従属的」なイメージのある「secretary」に代わり、専門性を感じさせる「assistant」系の呼称が欧米のグローバル企業を中心に定着しました。
秘書として使える英語:自己紹介から実務フレーズまで
「秘書として働く」は英語でどう言う?
「秘書として働く」は「work as a ~」の形で表現できます。
She works as a secretary at a law firm.
(彼女は法律事務所で秘書として働いています。)
自己紹介のシーンでは次のような言い方もよく使われます。
I’m [名前]. I work as an executive assistant to Mr./Ms. [上司の名前].
([名前]と申します。[上司の名前]の役員秘書をしております。)
日本の秘書の仕事を英語で説明するには?
秘書の仕事は幅広いため、業務ごとの英語表現を覚えておくと便利です。
ここでは、実務でそのまま使いやすい例文を紹介します。
スケジュール管理
manage schedules / calendar management
例文:
I manage my executive’s schedule and appointments.
(上司のスケジュールを管理しています。)
Calendar management is one of my main responsibilities.
(スケジュール管理は私の主な業務の一つです。)
会議の調整
schedule meetings / coordinate meetings
例文:
I coordinate meetings with clients and business partners.
(顧客や取引先との会議を調整しています。)
I scheduled a meeting for next Thursday.
(来週木曜日の会議を設定しました。)
書類作成
prepare documents / draft reports
例文:
I prepare documents for meetings and presentations.
(会議やプレゼン用の資料を作成しています。)
I often draft reports for the management team.
(経営陣向けのレポートを作成することがあります。)
来客対応
greet visitors / welcome guests
例文:
I greet visitors and guide them to the meeting room.
(来客対応をし、会議室へご案内しています。)
One of my duties is welcoming guests from overseas.
(海外からのお客様をお迎えするのも業務の一つです。)
出張手配
arrange business trips / book travel
例文:
I arrange business trips for senior executives.
(役員の出張手配を行っています。)
I book flights and hotels for overseas travel.
(海外出張の航空券やホテルを手配しています。)
経費処理
handle expense reports / process expenses
例文:
I handle expense reports for the department manager.
(部長の経費精算を担当しています。)
Processing travel expenses is also part of my job.
(出張経費の処理も私の仕事の一部です。)
まとめ
「秘書」は英語で「secretary」が基本ですが、現代のビジネスシーンでは次の3つを使い分けることが大切です。
- secretary:最もオーソドックスな表現。ただし「大臣・長官」の意味もあるため文脈に注意。
- administrative assistant:事務全般を担う現代的な呼称。チームや部署単位のサポートに多く使われる。
- executive assistant:役員・経営幹部に直属する上位の秘書職。外資系求人では標準的な表現。
どの表現を使うかは、サポートする相手の職位と業務の範囲によって決まります。
また、場面別のフレーズは日々の実務でそのまま活用できます。
まずは電話対応や来客対応のフレーズから覚えて、少しずつ使える表現を増やしていきましょう。
















