「外資系」って英語で何て言う? 正しいビジネス英語を知ってスキルアップしよう!

日本のビジネスシーンでは「外資系」という言葉が日常的に使われていますが、いざ英語で表現しようとすると、どの単語を使えばいいのか迷ってしまいますよね。
実は英語において「外資系」にピッタリ当てはまる単語は存在せず、文脈やニュアンスに合わせて複数の表現を使い分ける必要があるのです。
そこでこの記事では、「外資系」を表す基本的な英語表現について詳しくご紹介し、さらにビジネスシーンで使える実践フレーズを徹底解説します!
正しい知識を身につけて、あなたのビジネス英語スキルをさらにブラッシュアップしましょう。

そもそも「外資系」とは?英語でどう表現したらいい?
1. 「外資系」の定義を確認しよう
「外資系」とは、海外の企業や投資家が出資・経営に関与している日本企業を指す言葉です。
日本由来の企業に外国資本が参入しているというイメージです。
もちろん、海外企業が日本にゼロから設立した法人も含みます。
英語には「外資系」を一語で表す単語がなく、状況に応じていくつかの表現を使い分けます。
ここで大切なのは、「外資系」という概念自体が日本独自のものであるという点です。
英語圏では企業の国籍や資本構成を表現する際、「日本の企業と資本提携をしているアメリカ企業」のように、具体的な言い方をするのが一般的です。
2. foreign-affiliated company(外資系企業)
「外資系企業」を英語で伝えるときに、よく使われる表現の1つが「foreign-affiliated company」です。
「affiliate(アフィリエイト)」は「提携する・系列関係にある」という意味を持ち、外国の企業と資本関係がある会社を指す際に使われます。
例文:
I work for a foreign-affiliated company in Tokyo.
(私は東京の外資系企業で働いています。)
Many foreign-affiliated companies have their headquarters in Minato Ward.
(多くの外資系企業が港区に本社を構えています。)
3. foreign company(外国の会社)
シンプルに「外国の会社」と伝えたいときは「foreign company」が使えます。
厳密には「外資系」のニュアンスとは異なりますが、カジュアルな会話ではこの表現で十分に通じることが多いです。
例えば日本で働いているときに
I work at a foreign company.
(外国の会社で働いています。)
と言うと、「外資系で働いている」とほぼ同義になります。
He has been working at a foreign company for over ten years.
(彼は10年以上にわたり、外国の会社で働いています。)
4. foreign-owned company(外国資本の企業)
こちらは「他国に所有されている会社」を意味する表現です。
「own(所有する)」を使っているため、外国企業が株式の過半数を持ち、経営権を握っている場合に適しています。
対して「foreign-affiliated company」は、どちらかと言えば「提携」のニュアンスが強いです。
例文:
She joined a foreign-owned company right after graduation.
(彼女は卒業後すぐに外資系企業に入社しました。)
Foreign-owned companies tend to offer higher salaries in Japan.
(外資系企業は日本では高い給与を提示する傾向があります。)
周りと差がつく!外資系にまつわる“重要”英語表現!
1. multinational corporation(多国籍企業)
「multinational corporation(略称:MNC)」は、複数の国で事業を展開している大企業を指します。
トヨタやAppleなど、世界で活躍する企業をイメージするとわかりやすいでしょう。
日本語では「多国籍企業」と訳され「multinational company」と表現することもできます。
例文:
She dreams of working for a multinational corporation.
(彼女は多国籍企業で働くことを夢見ています。)
Multinational corporations often have offices in more than 20 countries.
(多国籍企業は20か国以上にオフィスを持っていることがよくあります。)
2. global company(グローバル企業)
「global company」は、世界規模でビジネスを展開している企業に対して使われる表現です。
前項の多国籍企業は、世界各地に拠点を置き、一つひとつの支社がその国に適した活動を行うニュアンスが強いですが、「グローバル企業」は本社による指示のもと、各支社がその土地で業務を行うという意味合いが強いです。
ただし、今日では「global company」の方がカジュアルな響きがあり、日常的に使われやすい傾向にあります。
Our goal is to become a global company within ten years.
(私たちの目標は10年以内にグローバル企業になることです。)
3. subsidiary(子会社)
外資系企業の多くは、日本に「subsidiary(子会社)」を設立して事業を展開しています。
「Japanese subsidiary(日本法人)」というフレーズもよく使われます。
例文:
I work at the Japanese subsidiary of a German automobile manufacturer.
(私はドイツの自動車メーカーの日本法人で働いています。)
The company established a subsidiary in Osaka last year.
(その会社は昨年、大阪に子会社を設立しました。)
4. joint venture(合弁会社)
「joint venture」は、複数の企業が出資して設立した会社を指す英語表現です。
日本企業と外国企業が共同で設立するケースもあり、その場合は「外資系」に分類されることもあります。
The two companies formed a joint venture to develop new products.
(2つの会社は新製品の開発のために合弁会社を設立しました。)
ビジネスシーンで役立つ実践フレーズ集!
ネイティブらしい便利フレーズをご紹介します。
1. 自己紹介・キャリアを説明するとき
初対面や転職活動で使える表現です。
例文:
I have five years of experience working at a foreign-affiliated company.
(私は外資系企業で5年間の勤務経験があります。)
I’m currently working for the Japanese subsidiary of a US-based IT company.
(私は現在、アメリカに本社を置くIT企業の日本の子会社で働いています。)
2. 面接で使えるフレーズ
外資系企業の面接では、志望動機やキャリアビジョンを英語で伝える場面があります。
例文:
I would like to work in a multicultural environment where I can use both English and Japanese.
(英語と日本語の両方を活かせる、多文化な環境で働きたいと考えています。)
I am attracted to your company’s performance-based evaluation system.
(御社の成果主義の評価制度に魅力を感じています。)
3. 外資系と日系企業の違いを説明するとき
ビジネスカルチャーについて語るときに使える表現です。
例文:
Foreign-affiliated companies generally have a flat organizational structure.
(外資系企業は一般的にフラットな組織構造を持っています。)
Unlike Japanese companies, foreign-owned firms tend to focus more on individual performance.
(日本の企業とは異なり、外資系企業は個人のパフォーマンスをより重視する傾向があります。)
おわりに
この記事では「外資系」を表す英語表現から、ビジネスシーンで使える実践フレーズまで幅広くご紹介しました。
「foreign-affiliated company」や「foreign-owned company」など、一見似ている表現でもニュアンスが異なるため、場面に応じて使い分けることが大切です。
外資系企業で働くことは、英語力だけでなく異文化理解やコミュニケーション能力も求められます。
しかしその分キャリアの可能性が大きく広がります。
まずはこの記事でご紹介したフレーズを実際の場面で使ってみてください。















