英語で「右」は何て言う?「right」の使い分け・左右の覚え方・例文を紹介
「右って英語で何て言うの?」「rightとleft、いつもごちゃごちゃになっちゃう…」
そんな経験はありませんか?
英語を学び始めた方はもちろん、ある程度話せる方でも、左右の表現には意外と迷うものです。
この記事では、「right(=右)」という基本の意味から、「正しい」「権利」としての「right」の意味、さらに「右折する」「右から何番目」といった実用的なフレーズまで、わかりやすく解説します。
左右をスムーズに覚えるためのコツも紹介しているので、「いつも混乱する…」という方にもぴったりの内容です。
これを読めば、「right」の基本から応用までマスターでき、英語表現の幅がぐんと広がります。
「右」は英語で何て言う?基本の意味とスペル
「右」は英語で 「right(ライト)」 と言います。
「gh」が入っていて難しそうに見えますが、この部分は発音しません。
※「light(光)」とは綴りが違うので注意しましょう(どちらも「ライト」と発音しますが、意味が異なります)。
対になる「左」は left(レフト)。
この2語は、道案内や位置の説明で非常によく使われます。
例文:
Turn right at the next traffic light.
(次の信号で右折してください。)
Keep left after the bridge.
(橋を渡ったら左側に寄ってください。)
right は「右」だけじゃない!他の意味も覚えよう
「right」 には「右」以外にも、さまざまな意味があります。
ひとつの単語に複数の意味があるため、英語学習者にとっては混乱しやすいところです。
しかし、ここでしっかりと意味を整理しておけば、英語表現の幅がぐんと広がります。
今回は、日常会話でよく使われる表現をわかりやすく紹介します。
「正しい」という意味の right
「あなたは正しいです」「正解です」と言いたいときに使います。
日常会話でもよく使われる表現です。
例文:
You are right.
(あなたは正しいです。)
That’s the right answer.
(それが正解です。)
It feels like the right thing to do.
(それが正しいことのように思えます。)
「権利」という意味の right
社会・法律・人権に関する話題で使われることが多く、名詞として使います。
複数形の 「rights」 で出てくることもあります。
human rights(人権)
All people have human rights.
(すべての人に人権があります。)
civil rights(市民の権利)
Civil rights help people live freely and fairly.
(市民の権利は、人々の自由と公平を守ります。)
the right to vote(投票権)
Adults have the right to vote in elections.
(大人は選挙で投票する権利があります。)
上級者向け|rightの品詞別の意味
「right」 は形容詞・名詞・副詞・動詞と、さまざまな品詞で使える単語です。
ここでは、品詞別にそれぞれの用法を簡単に紹介します。
品詞 |
意味 |
例文 |
形容詞 |
正しい、適切な |
That’s the right answer. It’s not the right time to talk. |
名詞 |
権利、右側 |
Everyone has the right to play. Look to your right. |
副詞 |
ちょうど、すぐに |
The ball hit me right on the head. I’m coming right now. |
動詞 |
正す、是正する |
He tried to right the chair after it fell. We should right our mistakes. |
すぐに使える「right」の英語フレーズ
「right」は道案内や位置の説明など、日常生活のあらゆる場面で使われる基本単語です。
旅行先やビジネスの現場、英会話のやりとりでも頻出なので、使い方をフレーズごとに覚えておくと非常に便利です。
ここでは、「right」を使った実際に役立つ例文をまとめて紹介します。
方向を示す表現
地図の説明や道案内でよく使われる定番表現です。
例文:
Turn right at the corner.
(角を右に曲がってください。)
It’s on the right side of the building.
(建物の右側にあります。)
Take the second street on the right.
(右側の2本目の通りを進んでください。)
The exit is to your right.
(出口はあなたの右手にあります。)
「右から何番目」「いちばん右」などの表現
集合写真の説明、受付や席順、展示物の案内などでは、「右から何番目」といった表現もよく使われます。
The third person from the right
(右から3番目の人)
「from the right」で「右側から数えて」を意味します。
人数や物の位置を説明するときに便利です。
例文:
The chair on the far right
(一番右の椅子)
He’s standing on the far right.
(彼は一番右に立っています。)
「far right」は「最も右端」の意味で、写真や会場などでの説明に使います。
「ちょうど」を意味する表現
「right」は「just(今ちょうど)」の意味合いで副詞的に使われることがあります。
例文:
I’ll call you right now.
(今すぐ電話します。)
Please sit right here.
(ちょうどここに座ってください。)
確認をとるときのフレーズ
会話の中では「right?」と語尾につけて、相手に確認を取る表現としてもよく使われます。
例文:
You’re coming to the party, right?
(パーティーに来るよね?)
That’s what she said, right?
(彼女がそう言ったんだよね?)
これは日本語の「〜だよね?」「〜でしょ?」に相当します。
話し相手との同意や確認をとる際に、非常に便利な表現です。
英語で右と左を間違えない!覚え方のコツ
英語を学ぶ中で、「right」 と 「left」 を混同してしまうことはよくあることです。
ここでは、英語圏の子供たちが教わる左右の覚え方を紹介します。
right(右)の覚え方
Right is the hand you write with.
(右は字を書く手です。)
日本語で言う「お箸を持つ手」と同じニュアンスです。
「write」と音が似ているので覚えやすく、右利きの人には効果的です。
left(左)の覚え方
L for Left
(LはLeft(左)のLです)
両手を前に出し、手のひらを下にして、親指と人差し指で「L」の形を作ってみましょう。
左手が正しい「L」になります。
「Lの形ができた方が left」と覚えるとすぐに判断できます。
まとめ|「right」を知ると英語がもっと楽しくなる
「右」は英語で right。
とても基本的な単語ですが、「右折する」「右から何番目」など日常で頻繁に使います。
さらに、「正しい」「権利」など、「right」 には多くの意味があり、英語の幅をぐっと広げてくれます。
「right」 と 「left」 の違いをしっかり身につければ、道案内や会話での表現力がアップし、自信にもつながります。
まずは、身の回りで 「right」 を意識して使ってみましょう!