「リクルート」は英語で「recruit」!? 採用・就活で使える英語表現を解説!

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更新日:2026年7月13日 ビジネス英語

「リクルート」は英語で「recruit」!? 採用・就活で使える英語表現を解説!

採用や就活・転職の文脈で度々出てくる言葉が、「リクルート」です。

カタカナ表記されていることから、「リクルート」は英語でも「recruit」だと思っていませんか?

じつは、日本語と英語では言葉の持つ意味が違うため、そのまま英語として使うと誤解を招く可能性があります。

また、就活関連のカタカナ表現には和製英語も潜んでいるため、ネイティブに通じる自然な表現を知っておくことも大切です。

そこでこの記事では、次のポイントを詳しく解説します。

  • 日本語「リクルート」の2つの意味
  • ビジネスで使う英語「recruit」の2つの意味
  • 「recruit・hire・employ」の違いと使い分け
  • 「リクルート」に関連する英語表現

記事を読み進めて、日本語と英語の意味の違いをおさえ、採用・就活に関する英語表現に強くなりましょう。

日本語「リクルート」の2つの意味

日本語で使う際の「リクルート」には2つの意味があります。

一つ目の意味は、「企業などが行う採用活動」です。

例えば、「今年は積極的にリクルートを行う予定です」と企業側の視点で述べるような使い方です。

「リクルート業界に転職した」といった名詞的な使い方も、同様です。

リクルートのもう一つの意味は、「学生などが行う就職活動」です。

例えば、「そろそろリクルートの時期だから、履歴書と証明写真を用意しなくちゃ」というような使い方です。

このように、リクルートには企業視点の採用活動と学生視点の就職活動の2つの意味があります。

ビジネス・日常で使う英語「recruit」の2つの意味

英語の「recruit」には、名詞と動詞の使い方があります。

それぞれの用法で意味が異なるため、使い方の違いをしっかりおさえましょう。

なお「recruit」には、「新兵」「新兵を補充する」などの軍事的な意味もありますが、使用場面はやや限定的です。

そのため、この記事ではビジネスや日常会話の文脈で使われる「recruit」の意味と使い方を解説します。

名詞の意味:新入社員、新メンバー

名詞として使う場合、ビジネスの文脈では「新入社員」を指します。

新しく雇用された人を指すので、日本語の「リクルート」とは意味や使い方が異なる点に注意しましょう。

例文:
Our team assigned a mentor to each recruit to help them settle into the workplace.
(チームは新入社員が職場に馴染めるよう一人ずつメンターを割り当てた。)

Recruits are evaluated after their probation period to determine their long-term roles.
(新入社員は、試用期間終了後に評価を受け、長期的な配置先が決定される。)

「新入社員」だけでなく、「チームやグループなどに新しく加わった人」という意味で使われることもあります。

例文:
Our project welcomed three new recruits with excellent technical skills.

(私たちのプロジェクトには、高い技術力を持つ3名の新メンバーが加わった。)

動詞の意味:採用する、募集する

動詞として使う場合、「採用する」または「募集する」という意味になります。

日本語の「リクルート」は、企業が行う採用活動全体を指す場合があることを解説しましたが、動詞の「recruit」は、人材を募集・採用する行為そのものを表します。

例文:
Our company is recruiting part-time staff to support the launch of our new service.
(当社は新サービスの開始に伴いパートスタッフを募集しています。)

We recruited 30 workers this year to expand our business.
(今年は事業拡大のため30名の従業員を採用しました。)

「recruit・hire・employ」の違いと使い分け

「recruit」同様、採用の場面で使われる単語が「hire」や「employ」です。

これら3つの単語の使い分けにつまずく英語学習者も多いのではないでしょうか。

ニュアンスの違いは次の表のとおりです。

英単語

意味やニュアンス

recruit

採用活動を行う

hire

主に短期間・特定の目的で雇う、採用する

employ

継続的・正式に雇用する、雇用している

「hire」は、雇う行為そのものを指しており、イギリス英語では主に短期・スポットで雇うことを意味します。

例文:
We plan to hire three software engineers this summer.
(今年の夏はソフトウェアエンジニアを3名雇う予定です。)

The event organizer hired a photographer for the weekend.
(イベント主催者は、その週末だけのためにカメラマンを雇った。)

「employ」は、雇用している状態を表すフォーマルな単語で、正式で長期的な雇用関係を表します。

例文:
Our company employs over 600 people worldwide.
(当社では世界中で600名以上を雇用しています。)

I’m employed as an in-house interpreter.
(私は社内通訳者として雇用されています。)

「リクルート」に関連する英語表現4選

ここからは、「リクルート」に関連する言葉の自然な英語表現を見ていきましょう。

1.recruitment(採用活動)

「recruitment」は、「人材を見つけるプロセス、採用活動」のことを指します。

日本語の「リクルート」を「採用活動」の意味で英語にしたい場合は、この表現が自然です。

例文:
Our recruitment efforts this year focus on candidates with strong English skills.
(今年の採用活動では、英語力の高い候補者を重点的に募集しています。)

The company improved its recruitment process to shorten the overall hiring timeline.
(会社は採用全体の期間を短縮するため、採用プロセスを改善した。)

2.  job hunting(就職活動)/ looking for a new job(転職活動)

「就職活動」を表す一般的な英語表現が「job hunting」です。

「転職活動」を英語で表現したい場合は「looking for a new job」が自然です。

これは現在働いている人や職務経験のある人が「新しい仕事を探している」というニュアンスを含みます。

例文:
He updated his ID photo for job hunting.
(彼は就職活動のために証明写真を更新した。)

I’ve been looking for a new job for a month, and I’m finally hearing back from companies.
(1カ月転職活動をしてようやく企業から返事が来るようになった。)

3. job interview suit(リクルートスーツ)

前述したとおり、日本語の「リクルート」と英語の「recruit」は意味や使い方が異なります。

そのため、「リクルートスーツ」という表現は、英語圏では基本的に通じない和製英語です。

英語で表現する場合は、「job interview suit」や「a suit for a job interview」などの表現が自然です。

どちらも「面接用のスーツ」を指します。

例文:
She finally found a job interview suit that fit her perfectly.
(彼女はついに自分に合うリクルートスーツを見つけた。)

I bought a new suit for a job interview yesterday.
(昨日、面接用の新しいスーツを買った。)

4. recruiter(採用担当者、人材紹介担当者)

「recruiter」には、「採用担当者」や「人材採用を行う人」という意味があります。

これは、企業の人事部門(HR)で採用業務を行う人を指すこともあれば、外部の人材紹介業者や転職エージェントで候補者を紹介する担当者を指すこともあります。

意味を明確にしたい場合、「企業内の採用担当者」は「corporate recruiter」や「in-house recruiter」と表現することもあります。

対して、「人材紹介会社の採用担当者」の場合は「agency recruiter」と表現することがあります。

例文:
The corporate recruiter explained the company’s expectations before my final interview.
(最終面接の前に企業の採用担当者が会社の求める人物像について説明してくれた。)

The agency recruiter reached out with a job opening that matched my background.
(人材紹介会社の担当者が、私の経歴に合った求人情報を紹介してくれた。)

まとめ

日本語の「リクルート」には、「採用活動」と「就職活動」の2つの意味があります。

一方で英語の「recruit」は、「新入社員」という名詞の意味と、「採用する、募集する」という動詞の意味があります。

もし日本語の「リクルート」の意味を英語で表現したい場合は、「recruitment(採用活動)」や「job hunting(就職活動)」といった表現が自然です。

この記事で解説した間違えやすい点に気をつけて、正しく英語を使い分けましょう。

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