無料で学べるオススメの英語リスニング教材5選!選び方から勉強法まで徹底解説

「英語のリスニングはどうやって勉強したらいいかわからない」と悩む英語学習者は少なくありません。
さらに、数多く存在する英語教材の中から「無料で学べるオススメのサイトや番組を知りたい」と思う方も多いでしょう。
本記事では、リスニングスキルに悩みを持つ英語学習者に向けて、教材の選び方や、オススメの無料リスニング教材、効果的なリスニングの勉強法について解説します。
この記事を読んで、自分に合ったリスニング教材を見つけましょう。
リスニング教材を選ぶ時の4つのポイント
まずは、英語のリスニング教材を選ぶ際におさえておきたい4つのポイントを確認しましょう。
1. 自分の英語レベルに合っているか
気になる教材が見つかったら、試しに耳だけを頼りに聴いてみましょう。
その際に、だいたい7割程度は理解できる教材を選ぶのがオススメです。
ほとんど聞き取れない教材を使うと、負荷が大きすぎてしまい、継続して学習することが難しくなってしまいます。
話のテーマや展開などの大枠を理解できるレベルであれば、適度な負荷を感じながらも達成感を得られ、楽しみながら英語学習を進めることができます。
2. 学習目的や意図に合っているか
TOEICや英検®などのリスニングスコアを伸ばしたい場合は、試験形式に沿った試験対策用の参考書や問題集を選ぶのが効果的です。
一方で、日常英会話を聞き取れるようになりたい方は、会話形式で展開されているポッドキャストやYouTubeなどのリスニング教材がオススメです。
自然なスピードや抑揚、会話の受け答えに触れることで、実際の英会話に活かすことができます。
さらに、イギリス英語を学びたいのかアメリカ英語を学びたいかによっても、選ぶ教材は変わってきます。
結局のところ、どんな場面で英語を聞き取れるようになりたいのかを明確化することが、適切なリスニング教材を絞り込むための第一歩です。
3. スクリプトやトランスクリプトがあるか
YouTubeやポッドキャストなどのwebコンテンツをリスニング教材に活用する場合は、スクリプト(台本)やトランスクリプト(書き起こし)が付いているものを選びましょう。
聞き取れなかった部分を文字で確認することで、理解できなかった原因を容易に特定できるため、学習効率が高まります。
4. 継続しやすい長さのもの
学習に費やせる時間と教材のボリュームが合っているものを選ぶことも大切です。
学習を始めたばかりの頃はやる気があり、時間をかけて取り組めるかもしれませんが、忙しくなると学習が止まり、習慣化する前に挫折してしまうこともあります。
その点、短時間で取り組める教材であれば、すきま時間を利用しながら学習できるので継続しやすく、無理なく習慣化につなげることができます。
レベル別無料リスニング教材5選
ここからは、文字起こしや自動生成の字幕が付いているリスニング教材をレベル別にご紹介します。
【初級者向け】
1. VOA Learning English
「VOA Learning English」は、アメリカ国営放送「Voice of America(VOA)」が提供する無料の英語学習サービスです。
英語学習者が理解しやすいように、通常のニュースよりも語彙が制限されており、音声スピードも他の放送に比べてゆっくりしているため、英語力に自信のない方でも安心して学習できます。
コンテンツはBeginning(初級)・Intermediate(中級)・Advanced(上級)の3つのレベルに分かれており、自分の英語力に合わせて音源を選べます。
オススメのコンテンツは「English in a Minute」で、1分間で英語のイディオムを学ぶことができます。
英語学習者に人気のサイトですが、政治的な理由により更新が2025年3月半ばで停止し、現時点で再開の目途は立っていません。
ただし過去のコンテンツは公開されたまま残っているため、リスニング教材として利用することは可能です。
公式サイト:https://learningenglish.voanews.com/
【中級者向け】
1. TED-Ed
世界的な著名人や専門家を招いて講演会を行うTEDの代表的なコンテンツといえば「TED Talks」です。
学びの多い動画ですが、動画時間が1本あたり10〜20分ほどあり、内容によっては専門的な背景知識が必要になることもあります。
そこで、英語中級者の方にオススメするのが「TED-Ed」です。
「TED-Ed」はTEDが提供する教育動画です。
動画はアニメーションになっているため、難しいテーマであっても理解しやすく、楽しみながらリスニング力と知識の両方がつけられます。
動画の長さは平均5分程度と短いため、すきま時間の学習にも最適です。
ジャンルは、哲学・宗教・心理学・健康・科学・歴史など幅広く揃っているため、興味のある動画を見つけやすいのも特徴のひとつです。
「TED-Talks」を視聴して挫折してしまった方でも、「TED-Ed」なら気軽に視聴しやすいでしょう。
公式サイト:https://ed.ted.com/
2. BBC Learning English – 6 Minute English
イギリスBBCが提供している無料の英語学習サービス「BBC Learning English」の中で、特にオススメのコンテンツが「6 Minute English」です。
その名のとおり1エピソードあたり約6分で構成され、週に1回更新されるため、学習計画が立てやすく継続して視聴しやすいのが特徴です。
番組は、標準的なイギリス英語を話す2人のナレーターが会話形式でさまざまなテーマを取り上げます。
さらに3択クイズや重要語彙の解説も含まれているため、内容の理解を深めながら英語表現を学べます。
TOEICやIELTSでイギリス英語に苦手意識を持つ方は、ウェブサイトのトランスクリプトを確認しながらリスニング教材として活用することができます。
「BBC Learning English」では、そのほかにもビジネス英語や日常英会話に特化したコンテンツが用意されているため、目的に応じた学習も可能です。
公式サイト:https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english
【上級者向け】
1. CNN10
「CNN10」は、たった10分間でアメリカを中心とした世界のニュースを知ることができるCNNの番組です。
アメリカの高校生に向けて作られた番組であるため、知識や学びが多い点もこの番組の魅力です。
公式サイトや公式YouTubeチャンネルから動画を視聴できます。
スクリプトは以前までは公式サイトに載っていましたが、現在は動画の字幕機能で表示されるようになっています。
公式サイト:https://www.cnn10.com/
2. All Ears English
「All Ears English」はアメリカ英語を話すホスト2人が会話形式で英語表現や日常生活などさまざまなトピックを扱うポッドキャストです。
ニュース番組やリスニング専用の教材だと、明瞭に発音されていることが多いですが、この番組では自然な相槌や会話の掛け合いに触れることができます。
公式のトランスクリプトは有料ですが、YouTubeにも動画があげられているため自動生成の字幕機能を使えば、完全に正確ではないものの聴き取りにくい部分を補う際に役立ちます。
また、「Apple Podcasts」や「Spotify」アプリから聴く場合も、文字起こしを表示することができます。
リアルな英会話に触れたい方や英会話表現の幅を広げたい方にオススメです。
公式サイト:https://www.allearsenglish.com/
リスニングの勉強法3ステップ
気になるリスニング教材を見つけたら、次の3ステップでリスニングの勉強を進めてみましょう。
Step 1:大枠をつかむ
まずは文字情報を何も見ずに音声だけを聞いて、全体的な話の流れやテーマを把握しましょう。
Step 2:弱点を見つける
リスニング時に聞き取れなかった部分は、字幕や文字起こし機能を活用して、なぜ聞き取れなかったのか原因を突き止めます。
英語学習者が聞き取れない主な原因は次の3つです。
- 知らない語彙・熟語が出てきて、止まってしまう
- 音声変化(リエゾン・弱形)が起きて、知っている単語が聞き取れない
- 話者のスピードが早すぎて理解が追いつかない
自分の弱点が特定できたら、その原因に合わせて学習方法を工夫しましょう。
たとえば、語彙不足であれば、単語単体を暗記するのではなく単語が含まれている文を音読して、文脈や意味のかたまりで覚えておくと、他の場面でその単語に出会った時にも応用が利きます。
音声変化は、ある程度ルールが決まっているので、発音に特化した参考書で学ぶのも一つの手です。
英語を話すスピードが速い場合は、速度を調整したりレベルを下げたりしてみて、徐々に耳を慣らしていきましょう。
Step 3:音読やシャドーイングでアウトプットする
音読やシャドーイング(流れてくる音声を数秒遅れで影のように追いかけて真似る学習法)は、リスニング力を効果的に高めてくれます。
英語を発声することで、発音・リズム・イントネーションが自然に身につき、聴き取る力が強化されます。
さらに、リスニング力だけでなくスピーキング力の向上も期待できます。
まとめ
リスニング教材の選び方、レベル別の無料リスニング教材、勉強の進め方について解説しました。
英語学習で大切なことは、挫折せずに継続することです。
この記事でご紹介したリスニング教材を活用して、楽しく続けられる英語学習を始めてみましょう。


















