英語の聞き取りが突然できるようになる!?リスニングのブレイクスルーについて解説します!

英語学習をしていると、中々聞き取りができるようにならない、と常に悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
ところが、普段から地道に努力を積み重ねていると、ある時突然英会話や英作文のレベルが上がった、という経験をする方が少なからずいらっしゃいます。
このような現象はブレイクスルーと呼ばれているのですが、これはなぜ起こるのでしょうか。
そして、ブレイクスルーを経験するためにやるべきことは何でしょうか。
今回は英語学習におけるブレイクスルーについて解説します。
英語学習者は全員関心のあることだと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
英語のブレイクスルーとは
まず、「Breakthrough」という単語の意味は「突破口」「大きな進展」「壁を破って進む瞬間」となります。
このことから、英語学習におけるブレイクスルーとは、繰り返しになりますが「今まで停滞をしていたのが、急にスッと理解できる(話せるようになる)瞬間」を指します。
英語学習が長い方は、やってもやっても伸びない、と悩む期間の後、突然理解レベルが深まるという経験をした方もいらっしゃるかもしれません。
ブレイクスルーにはもう一つの解釈の仕方があり、「心の壁を壊す」という側面もあります。
- 英語を間違えても恥ずかしくない
- 「文法的に完璧な英語を話さなきゃ」から「伝わればいい」に意識が変わる
- 今まで苦手意識のあった英語が楽しく感じる
このような状態も「ブレイクスルー」と表現できます。
英語学習者からすれば、これは理想的な状態とも言えそうですが、これを体験するためにはどうすれば良いのでしょうか。
次からは、そのためにやるべきことについて書いていきます。
英語でブレイクスルーを経験するためにするべきこととは
さて、英語学習でブレイクスルーを経験するためには、何をすればいいのでしょうか。
一つずつ見ていきましょう。
マインドセット
まず、生まれつき海外で過ごす時間が長いとかでない限り、日本人が英語のネイティブスピーカーレベルまで英語を喋れるようになるには、かなりの時間を要します。
ここを目指す方はそれ相応の目的意識やリソースを割く必要があるのですが、ただ話をするだけ、友達を作ってコミュニケーションを取る、ビジネスレベルで日々のやり取りをするだけであれば、そこまでのレベルの英語力は実は必要なかったりします。
まずは、完璧な英語を喋るよりも、必要なことを確実に伝えることに焦点を当てるという意識を持ちましょう。
細かい時制や三単現などは、もちろん完璧に話せればそれに越したことはないですが、それはあなたが伝えたい内容に比べれば些細なこと。
後から間違えた点を意識して、また練習すればいい。
伝える勇気を持つことで、一つの壁は超えたと言えるでしょう。
また、語学は英語に限らず、長期戦が前提であることは頭に入れておきましょう。
一説には、流暢に新しい外国語を喋れるようになるためには、最低でも1000時間の学習がマストと言われています。
一朝一夕には伸びないことは誰でも一緒であることを念頭におきながら、腰をじっくりと据えて取り組む姿勢でいきましょう。
インプット
インプットの量と質の両方を上げることが重要になってきます。
まずは、自分の好きなメディアでいいので(例:Youtube、本、ネットニュースなど)、英語に触れる時間を毎日必ず最低10分でもいいので、無理のない範囲で作りましょう。
英語に日々触れることで、英語への抵抗感が少なくなっていきます。
最初は耳を鳴らすことが目的なので、わからない表現や単語は、前後の文脈から推測する程度でいいでしょう。
このような習慣をつけることで、「全部を完璧に理解しないと」から「7割分かればOK」とシフトできれば、英語を話す上での抵抗感の低減にもつながります。
慣れてきたら、英語の本でも新聞でもいいので、何かを音読してみるといいでしょう。
耳に入れるだけでなく、口にも出すことで、後に書くステップにもつながります。
アウトプット
インプットだけではどうしても、英語能力の向上には限界があります。
そこで、インプットの習慣のついでに、英語を強制的に使う時間、すなわちアウトプットの時間を作ってしまいましょう。
簡単なところでのオススメは、日々の生活の中での英語での独り言です。
例えば、夜寝る前にシャワーを浴びる時、「給湯器のスイッチを入れてお湯を張って、タイマーが鳴ったらシャワーを浴びて湯船でゆったり」というシーンは日常でもよくあることかと思いますが、みなさん英語でこれをとっさに表現することはできますか?
できない方が大半だと思いますが、それはすなわちそれだけ英単語やフレーズが頭に入っていない証拠となります。
一つ一つ拾って、最初は短いフレーズからで良いので、取り組んでみましょう。
1〜2ヶ月もすると、自分でもびっくりするくらい色々なフレーズが出てくるようになると思いますよ。
もう一つ、独り言以外にもアウトプットの機会は持ちたいところ。
社会人の英語サークルや対面の英会話教室に通ってもいいですし、目的によってはそれでもいいと思います。
ただ、忙しい現代人の方が、普段の勉強や仕事の時間に追加して教室や会場に通う時間を作るのは簡単ではありません。
そして、週1回程度の教室通いでは、効果はそこまで出ないという報告もあります。
理想は週3回以上、最低でも週2回は時間を確保したいところ。
そこで、オススメのアウトプット方法は、オンライン英会話に通うことです。
QQEnglishはすべての教師が正社員で、かつ目的別のカリキュラムが充実していますので、色々な目的に沿った講座を選んでアウトプットの機会を作り出すことができます。
また、先ほど1000時間と一例を出しましたが、カリキュラム次第ではかかる時間を短くすることができるかもしれません。
例えば、4倍速の英語習得メソッドとも呼ばれる、英国生まれのカリキュラム、カランメソッドであれば、独学でやるよりもより短く効率的に英語が習得できると言われています。
>>https://www.qqeng.com/callan_method/
気づきを大切にする
インプットとアウトプットをセットで実施してコツコツと努力していれば、ブレイクスルーを経験することはできます。
ここでもう一つ上のレベルを目指すのであれば、日々の英語のアウトプットの中で得られた気づきに対してのアプローチが重要になってきます。
具体的には、よく間違える箇所、言いたいのに必ずつっかえてしまう単語やフレーズを、気づいた時にメモなどしておき、翌日以降学習して練習する。
最初のうちは話すことに夢中で、何ができなかったのかを振り返る余裕はないかもしれません。
例えば、オンライン英会話の時に教師にどこを間違えたのかをしっかり指摘してもらい、そこを重点的に日々学習することで、苦手を潰していく。
このような姿勢で学習をすることで、英語の成長スピードも早くなるでしょう。
まとめ
今回は、英語学習におけるブレイクスルーの意味、及びブレイクスルーを起こすための具体的なステップについて解説してきました。
英語のレベルアップやスキルアップは、直線的ではなく階段上に発生すると思っておくと、実態には近いのではと思います。
伸び悩む時期は確実に発生するので気楽に構えておく、くらいの感覚で学習に日々取り組むことができればいいかもしれませんね。
















