「ひとまず」「とりあえず」を意味する英語表現!フレーズと例文を覚えてスキルアップしよう!

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更新日:2025年5月8日 英語コラム

「ひとまず」「とりあえず」を意味する英語表現!フレーズと例文を覚えてスキルアップしよう!

for-now

英語で「ひとまず」と言いたいとき、どのような表現を思い浮かべますか?

ごく簡単な日本語に限って、ピッタリの英単語がなかなか見つからない…といった場面はよくありますよね。

そもそも日本語の「ひとまず」には2通りの意味が挙げられます。

1.今後のことを後回しで考えて、物事が進むなかである程度の区切りをつける。
(例文:新年会の準備がひとまず終わって、今は休憩しています。)

2.なにはさておき、まず第一に。ほかにすることをさしおいて、すぐに。
(例文:忘年会のお会計は、ひとまず私が支払っておきます。)

これらのニュアンスの違いを英語でどう伝えるべきか迷ったあなた、どうぞご安心ください。

本記事では「ひとまず」に焦点を当て、文脈・場面に応じて実践的なフレーズをご紹介していきます。

さらに「とりあえず」や「取り急ぎ」「当面は」などもあわせてご紹介!

これから英語を勉強しようと考えている方も、日常会話で使えるフレーズを増やしたい方も、ぜひ一読いただけると幸いです!

「ひとまず」「とりあえず」を意味する英語表現

for now(ひとまず、今のところ)

「ひとまず」を意味する「for now」 は、日常生活でもビジネスシーンでもよく耳にするフレーズです。

ただし使い方によっては「今後のことを考えずに投げやり」なイメージもあるため、マイナスのイメージを持たれることがあることに注意しましょう。

例えば下記のような会話では「将来的に仕事に対して満足できそうにない」「少し懸念点がある」といったネガティブなイメージを含ませることになります。

例文:
A: How is your work going?
(最近の仕事はどう?)

B: I’m good for now.
(ひとまずいい感じだよ。)

続いて、よく使われる例文をご紹介します。

例文:
I’ll have a cup of coffee for now.
(ひとまずコーヒーをいただきます。)

I like this plan the best. Let’s do that for now.
(このプランが一番好きです。とりあえずこれにしてみましょう。)

 I have no idea for now, but I’ll let you know if I have any questions.  
(ひとまず何も思いつきません。でも質問が見つかればすぐにお伝えします。)

I’m not sure about dinner plans yet, but let’s meet at the cafe for now.
(夕飯の予定はまだわからないけど、ひとまずカフェで会いましょう。)  

for the moment(とりあえず、さしあたって)

ややフォーマルなシーンでは「for the moment」を使うと好印象です!

ビジネスメールでも多く登場するフレーズなので、ぜひ覚えてみてください。

例文:
We should wait here for the moment.
(さしあたり、ここで待つべきだと思います。)

For the moment, my dream is to be an English teacher. 
(今のところ、私の夢は英語の教師になることです。)

For the moment, I would like to report this year’s financial statement.
(とりあえず、今期の決算をご報告させていただきます。)

for the time being(ひとまず当面のところは)

こちらもややフォーマルな表現ですが、日常でも使えます。

新聞やネットニュースのタイトルでも見かけることも。

「for now」と同様に「ひとまず」「当面は」の意味があり、一時的な措置や対応を説明するときに便利なフレーズです。

ほんのひとときではなく、まとまった時間というニュアンスがあります。

例文:
I will work part-time in Chicago for the time being.
(ひとまずシカゴでアルバイトをするつもりです。)

We have to use the old system for the time being.
(当分の間、私たちはその旧システムを使わなければなりません。)

We’ll stay at this hotel for the time being.
(とりあえずこのホテルに泊まるよ。)  

We don’t have the final report yet, but this draft will do for the time being.
(最終報告書はまだできていないけど、ひとまずこの下書きで間に合うでしょう。)  

Let’s call it a day.(ひとまず今日は終わりにしましょう)

お仕事やアクティビティを切り上げる時に使えるカジュアルな表現です。

「Let’s call it a day」は直訳すると「それを今日と呼びましょう!」です。

区切りをつける意味合いから「ひとまず終えましょう」として使われるようになりました。

また「“Let’s finish up here for today.」や「We’ll leave off here for today.」と言うこともできます。

例文:
It’s getting dark outside, so let’s call it a day.
 (外が暗くなってきたから、ひとまず今日は終わりましょう。)  

Let’s finish up here for today and go home.
(とりあえず今日はここで終えて、家に帰りましょう。)※ finish up で「しまいにする」

It’s already this time? We’ll leave off here for today.
(もうこんな時間?ひとまず今日はここまでにしましょう。)※ leave offで「やめる」

first(まず)

物事の手順を示す「まず、第一に」を表すフレーズです。

同様の表現を下の表にまとめました。

会社での打ち合わせやプレゼンテーションでも使えるほか、英語論文でも用いられる重要表現です。

Firstly

first of all

to begin with

at the beginning

in the first place

例文:
First, you may not enter this room.
(まず、あなたはこの部屋に入ってはいけません。)

First of all, the population of the world has been increasing rapidly.
(第一に、世界の人口は急激に増加しています。)

なお、「次に、第二に」を表すには「Second」や「second of all」、「Next」を使い、「最後に」は「finally」や「Last of all」と表現します。

セットで覚えておきましょう!

I just wanted to let you know~(取り急ぎ〜)

「急遽会議の時間が変更になった!」

このような場面では、ひとまず関係者に迅速に情報を伝えなければなりません。

その際、日本語では「取り急ぎ、ご報告させていただきます。」と言いますが、英語では会話でもメールでも次のような表現を使います。

ぜひ暗記してみてください! 

ちなみに、あまり見かけたことはありませんが「as a quick note」「取り急ぎ~」という表現もあります。

例文:
I just wanted to let you know we confirmed your payment today.
(お客様の入金が確認できたことをお伝えします。取り急ぎご報告まで。)

As a quick note, today’s online meeting has been canceled.
(取り急ぎ、オンライン会議がキャンセルになりました。)

おわりに

「ひとまず」を英語で表現するなら、「for now」 や 「for the moment」 が自然で使いやすいフレーズです。

それだけでなく状況によっては「for the time being」や「Let’s call it a day.」なども選択肢になるため、シーンにあわせて上手く使いこなしてください。

英語を使ったコミュニケーションがより円滑となり、より良い人間関係を築くことができるでしょう!

あなたの英語ライフがより有意義なものとなるよう、陰ながら応援しています。

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