【金融・投資】今だからこそ知っておくべき英語フレーズ!お金に関する話題に挑戦しよう!
社会で生きていくためには「お金の動き」をしっかりと理解しておくことが必要です。
最近は新NISAやiDeCoの普及により、多くの方が金融や投資に興味を持つようになりました。
ニュースにおいても仮想通貨やロボアドバイザーなど、金融に関する話題が尽きませんよね!
しかしながら、金融用語を英語で伝えられるかというと…なかなかパッと答えられる方は少ないはず。
お金の運用に関する言葉は専門的なものが多く、しっかりと勉強をしておかないとなかなか上手に対応できません。
そこで本記事では、金融や投資にまつわる英単語を詳しくご紹介していきます。
お金は万国共通の話題なので、知っておくと海外でのコミュニケーションや意見交換で役立つこと間違いありません!
「money」や「invest」に留まらず、より便利で実践的なフレーズを身につけましょう!
金融&投資にまつわる基本的な英単語
1.finance(名詞:金融、財政)
「金融」と聞けば具体的に何を意味するのか分かりづらいですが、簡単に言うと「企業や個人の資金調達・運用に関する活動」を指します。
幅広い意味を含むので、お金が絡む行動全般を示すときに使われます。
形容詞は「financial(金融の、財政の)」で、こちらもビジネスシーンでよく耳にします。
よく使われるフレーズ
- financial market(金融市場)
※資金の取引が行われる場のこと。
期間や種類によっていくつかの市場に分かれています。
- corporate finance(コーポレートファイナンス、企業金融)
※企業が事業を行うにあたって資金を調達したり、返済したりしていくこと。
- financial inclusion(金融包摂)
※だれもが金融サービスを手軽に使うことができ、その恩恵を受けられるようにするための取り組みのこと。
日本では無料で銀行口座を開設・維持することができますが、実はアメリカでは口座に維持費がかかることが多いです。
そういったハードルを下げるための活動でもあります。
例文:
I will build my career in international finance.
(私は国際金融市場でキャリアを積んでいきます。)
The financial market is stable now.
(ただいま金融市場は安定しています。)
2. investment(名詞:投資)
お金にお金を稼いでもらうためには「investment(投資)」が必要です。
この単語ひとつで、株式投資から不動産投資まで幅広い投資活動を表現することができます。
動詞形は「invest(投資する)」、投資家は「investor(インベスター)」です。
よく使われるフレーズ
- long-term investments(長期投資)
※株価が上昇することを前提に、長期的に商品を保有して収益を狙う方法のこと。
- portfolio investment(ポートフォリオ投資)
※複数の金融商品に投資し、リスクを分散しながらリターンを期待する方法のこと。
例文:
I invested in renewable energy stocks.
(再生可能エネルギー株へ投資しました。)
Diversification is key to effective investment strategies.
(分散投資は効果的な投資戦略の鍵です。)
3. stock(名詞:株式、株券)
株式会社は事業を継続するために、証券を発行して投資家に買ってもらうことが一般的です。
その証券のことを株式と呼び、英語では「stock」と表現します。
よく使われるフレーズ
- large-capitalization stocks(大型株)
- small-capitalization stocks(小型株)
Alex got rich by selling stocks.
(アレックスは株を売って設けました。)
4. bond(名詞:債券)
国や企業が資金調達をするために「債券」を発行し、それを購入した投資家にとってはお金を貸し出したことを証明するものになります。
株式と異なり、債券はあくまで貸し出したお金になるため、発行側は負債として扱わなければならず、後日返済しなければなりません。
購入側にとって、一般的に株式よりリスクが低いですが、その分リターンも少ないです。
「bond」は「絆、保証」の意味もあります。
よく使われるフレーズ
- government bonds(国債)
- bond yield(債券利回り)
例文:
Treasury bonds are considered one of the safest investments.
(アメリカ国債は最も安全な投資先のひとつとして考えられています。)
I’m considering buying government bonds as an investment.
(私は投資で国債を購入しようと考えています。)
5. exchange rate(名詞:為替レート)
金融市場では、自国だけでなく海外のお金も取り扱われます。
そして為替レートとは、ある国の通貨を別の国の通貨に交換するときの交換比率のこと。
海外旅行に行く際には覚えておかなければならないものです。
ちなみに為替は「かわせ」と読みます。
よく使われるフレーズ
- floating exchange rate(変動為替レート)
例文:
According to today’s exchange rate, it is 160 yen to the dollar.
(今日の為替レートによると、1ドル160円です。)
What is the exchange rate for America?
(アメリカの為替レートはどうですか?)
周りと差がつく!金融・投資の応用英単語
1. return(名詞:リターン、収益)
投資によって得られる利益や収益を意味し、金融の世界ではよく飛び交う英単語です。
よく使われるフレーズ
- annual return(年間純益)
- an expected return(期待利益)
例文:
My father is only interested in high-risk high-return investments. It’s just gambling.
(父はハイリスクハイリターンの投資にだけ興味があります。まさにギャンブルだ。)
The fund generated a 12% return last year.
(そのファンドは昨年12%のリターンを生み出しました。)
2. risk(名詞:リスク)
投資の世界で避けて通れないのがリスクです。
資産を破産させないためには自身の「risk tolerance(リスク許容度)」を決めて、「risk management(リスク管理)」をしながら行いましょう!
よく使われるフレーズ
- price fluctuation risk(価格変動リスク)
- credit risk(信用リスク)
No investment is completely risk-free.
(完全にリスクフリーの投資は存在しません。)
3. portfolio(名詞:ポートフォリオ)
投資家が保有する金融商品の組み合わせを指します。
株式、債券、不動産など様々な資産をどのくらいの割合で保持しているかをパーセンテージで表したものを視覚化することで、資産運用を客観的に把握することが可能です。
よく使われるフレーズ
- importance of portfolio diversification(分散投資ポートフォリオの重要性)
- portfolio management(ポートフォリオ管理)
例文:
My portfolio consists of 70% stocks and 30% bonds.
(私のポートフォリオは株式70%、債券30%で構成されています。)
You need to review your portfolio at least once a year.
(少なくとも年に一回はポートフォリオを見直すべきです。)
4. yield(名詞:利回り)
投資額に対してどれくらいの利益がでているのかの割合を示す指標です。
1年間ごとに計算するのが一般的です。
よく使われるフレーズ
- current yield(直接利回り)
The 10-year Treasury yield has risen to 4.5%.
(アメリカ10年国債利回りは4.5%まで上昇しました。)
おわりに
本記事では金融・投資に関する英単語と使えるフレーズをご紹介しました。
資産運用の流れが世界的に高まっているこの世の中で、基本的な語彙だけでなく専門的な表現を知っておくことで、より有意義なコミュニケーションを図ることができるでしょう!
世界のトレンドは日々変わっていくので、ぜひあちこちにアンテナを張り巡らせて様々なものを吸収していってください!