英文解釈とは?勉強法から応用法まで解説します!

英文解釈と聞いて皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?
苦手意識か、得点源か、あるいはそもそもよくわからないか。
特に英語学習に取り組む際に、英文解釈は避けては通れないジャンルではあるのですが、具体的にどうすればいいのかは悩ましく思う人も多いです。
今回は、英文解釈とは何か、どう取り組めばいいのか、そしてやり方がわかることによって何が得られるのかについて解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも、英文解釈とは?
まずは、英文解釈とは何かについて定義をハッキリさせておきましょう。
英文解釈とは、すなわち「文の構造を正確に掴む」ことを意味します。
学校で習った時は、文型をハッキリさせてから訳すまでが一つの作業で、実際それで得点もつけられていたと思いますが、本質的には和訳は単なる結果にすぎない、ということになります。
むしろ、英文解釈をするということは、何となく文の意味がわかるとかではなく、いかに正確に文の構造を理解しているか、が重要です。
よく日本語訳をする時に、なぜか意味が変になる文があったり、一つ一つの単語の意味は分かるのに、いざ訳すとなると意味不明なものになるなどは、英文解釈ができていない典型的な例となります。
次から、なぜ英文解釈に取り組むべきなのかを解説します。
英文解釈が必要な理由とは
まず、英文を読む上で、特に長文では長めの文を読む必要性が生じます。
そんな時に、うまく文の構造が捉えられないと、以下のような問題が起こります。
- 主題の取り違え
- 修飾関係の誤解
- 文の後半の意味がわからなくなる
いずれも、読解を進める上で致命傷になりえますよね。
ただ、ここで英文の構造が理解できていれば、難しめの単語の意味もある程度類推できるというメリットも出てくるため、英文解釈に取り組む意味も出てくることになります。
英文解釈でのつまずきポイント
まず、英文解釈でよくありがちなつまずきポイントを一つずつ解説していきます。
前から訳さないといけないと思い込んでいる
実際には倒置表現や強調表現もあれば、極論「Woohoo!」のように訳語を当てづらい言葉もあります。
訳をする場合は必ずしも前から順に訳す必要はないと理解しておきましょう。
全部をきれいな日本語にしようとする
先ほどの感嘆詞もそうですが、例えば「Put the cat out of the box(秘密を漏らす)」のように、そもそも知らないとどうにもならない表現もあり、一語一語が完全な日本語に対応はしないと考えましょう。
前後の文を手がかりに、意味を類推することも、意訳することも意識しておく必要があります。
文法用語だけ覚えて満足する
仮定法過去完了などの難しい文法用語を覚えた後は一定の満足感はありますが、それは使えてこそ真価を発揮するため、やはりアウトプットを意識しないと、英文解釈を完全にできるようにはなれません。
英文解釈のポイント
それでは、ここからは英文解釈において本当に押さえておくべきポイントを解説します。
本当に必要なポイントに絞って解説しますので、ぜひ押さえておきましょう。
以下の例文をもとに解説します。
少し修飾関係が複雑ですが、やることは至ってシンプルです。
文の骨格を取る
具体的には、SとVを見つけます。
主語と動詞が取れれば、少なくとも「何(あるいは誰)」が「どうしたい」のかはわかります。
ここさえ掴んでしまえば、あとは骨格に対する補足的なものになっていきます。
この例文の場合S、Vは以下のとおりです。
S:the student
V:finished
学生たちは何かを終えた、という最低限の情報はこれで得られました。
修飾の塊を見分ける
次に、主語を修飾している補足情報を捉えていきます。
ポイントは「そこが丸々なくなっても文が成立するかどうか」です。
この場合は「who were studying in the library late at night」となります。
関係詞「who」以降の部分が丸々「the student」を細かく説明しているため、早い話、なくても文の言いたいことは伝わりますよね。
意味の区切りで読む
最後に、文を大きな意味の塊に分けて読んでいきます。
この場合は以下のとおりです。
The students “who were studying in the library late at night”
というSを核とする一塊と、
finally finished the report.
Vを起点とする塊に大別できるので、英文は一気に読みやすくなります。
和訳はあくまで結果
さて、これが試験対策なのであればここから和訳も入ってくることになります。
ただ、今回は英文解釈の解説なので細かい和訳テクニックは割愛し、意味を捉えることに重きを置きます。
今回の文であれば、「夜遅くまで図書館で勉強していた生徒」が、「ようやくレポートを終えた」ことが把握できたと思いますので、それで十分です。
必要であればきれいな日本語に整えれば良いですし、必要なければ次の文に行けば良い、ということになります。
英文解釈の練習方法
ここからは、英文解釈の練習ステップをお伝えします。
短い文で文の構造を取る練習
上の例文よりも短い英文で良いので、SとVの基本構造を捉える練習をします。
骨格を作るSとV以外はスルーできるくらいになっておくと時短もできます。
和訳せずに関係性を説明する
捉えたSとVはいきなり和訳しないで、関係性だけ説明できるようにします。
先ほどの例文でやるなら、「the students」が「finish」した、くらいで構いません。
細かい補足は、後からついてきます。
(必要なら)最後に和訳して整える
意味が捉えられていれば、それを和訳するのは難しくはないでしょう。
英語の語順に捉われずに、きれいな日本語にしてしまいましょう。
英文解釈できるようになると何が変わるか
ここでは、英文解釈ができると何が変わるかについて触れていきます。
まず、長文読解の際の「当てずっぽう」が大幅に減ります。
正しく意味が理解できれば、不正確な情報はシャットアウトできますよね。
また、長文読解の時に起こりがちな「読み戻り(前の文に戻って読み直し)」も大きく減らす事ができます。
さらに、先ほども触れましたが、英作文だけでなくスピーキングにも効いてくるので、ぜひ取り組んでみてほしいところです。
まとめ
今回は英文解釈とは何か、から始まり、具体的なやり方から練習法まで解説してきました。
英文解釈を単なる試験対策と捉えると勿体無く、英作文からスピーキングまで、英語スキル全ての基本となりますので、押さえておきたいところになります。
英語の幅を広げるためにも、ぜひ取り組んでみてくださいね。














