直接話法と間接話法って何?注意点や使い方について解説します!

直接話法と間接話法と聞くと、何をイメージするでしょうか?
多分会話が絡むかな?くらいのイメージの方も多いかもしれませんが、それだけではないですよね。
今回は、会話が絡む際は必ず意識することになる、直接話法と間接話法について解説します。
英会話の際はほぼ必ず意識することになるため、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
直接話法と間接話法とは?
それではまず、直接話法と間接話法とは何かから見ていきましょう。
結論から言うと、「話者とは違う誰か」が発したセリフを、話者が伝えるための手段、というのが直接話法および間接話法、となります。
日本語でいう「◯◯さんが〜と言っていたよ」という話し方の英語版、というわけです。
細かい文法表現なしでまずは感覚的にいうと、以下のような理解で問題ありません。
- 直接話法:第三者が話していた内容をそのまま伝える
例:〇〇さんが「私は〜だと思う」って言ってたよ。
- 間接話法:第三者が話していた内容を要約して伝える
例:〇〇さんが〜って言ってたよ。
日本語で見てみると、おおよその感覚は掴めるのではないでしょうか。
次からは、英語の例と、具体的な解説に移っていきます。
直接話法と間接話法の例文と解説
具体例
ここからは、具体的な例文を用いて解説していきます。
簡単な例文として、「彼」が「I’m busy today.(今日は忙しいです。)」と言っていたという前提で、それをあなたが誰かに伝えるという場面を考えます。
直接話法
例文:He said, “I’m busy today.”
(彼は「今日は忙しいんだ」と言った。)
間接話法
例文:He said that he was busy that day.
(彼はその日忙しかったと言った。)
直接話法は、「彼」が発した言葉をそのまま伝えているのに対し、間接話法では、「彼がその日忙しかった」という要約を伝えています。
重要なのは、伝え方が変わっているだけで、伝えようとしている内容は同じであるということです。
例文は簡単のため非常にシンプルなモノになっていますが、実際の場面では「不機嫌な上司に捕まって変な仕事を押し付けられて〜」といったディテールが含まれることも想定されますね。
間接話法の場合は、このようなディテールも要約して「上司に捕まった」くらいに簡略化してしまう事が多いです。
文法解説
それでは、ここからは上の例文をもとに、直接話法と間接話法の文法解説をしていきます。
例文を再掲します。
直接話法
例文:He said, “I‘m busy today.”
間接話法
例文:He said that he was busy that day.
色付けした所が、文法上のポイントとなります。
まず、赤で書いた箇所は「I」が「he」になってますよね。
指している人物は同じですが、セリフの直引用である直接話法の場合はそのまま記載されるのに対し、間接話法の場合は話者の視点で語られるため、「I」が「he」に変わります。
そして、会話を引用している時点で、「I’m busy today.」と「彼」が発したのは「過去」ということになります。
そのため、「am」は「was」に、「today」は「that day」に変化していますよね。
” “と、その前の, は、直接話法の時のみ使うため、間接話法の時は消すのが通例です。
このような形で、人称と時制を合わせ、記号を適切につけたり消したりすることで、直接話法と間接話法を自由に書き換える事ができます。
文法以上に意識すること
文法上は上で書いたような解説になるわけですが、文法以上に意識しておくべきは「誰の視点で、どう伝えるか」となります。
時制、代名詞、指示語が今回の例でも変わっており、実際変化させる事がほとんどとはなるのですが、ここを機械的に覚えてしまうと、例えば以下のような時に間違えます。
直接話法
例文:She said, “I like coffee.”
これを機械的に時制をずらして無理やり間接話法に直すと、
She said that she liked coffee.
となります。
これって、訳してみると、「彼女は昔はコーヒーが好きだったと言った。」となりますが、直接話法のセリフを見るに、「今は嫌いだ」というニュアンスは無いですよね。
この場合は、時制はセオリーとは違い、合わせに行かないのが正解です。
She said that she likes coffee.
また、以下のような例も、時制でミスをする典型例となります。
直接話法:The teacher said, “The earth is round.”
間接話法(誤答):The teacher said that the earth was round.
間接話法(正答):The teacher said that the earth is round.
地球は今も昔も丸いので、やはり時制はそのままです。
時制を変えるかどうかは、今も成り立っているのかどうかを元に判断する必要があります。
また、例では全て「that」を入れていますが、実際の会話では「that」が省略されることも多々あります。
文法上はどちらも正解で、口頭で「that」を言ってしまっても何も問題はありませんが、会話の都度何でもかんでも「that」を入れすぎると、やはりくどい印象を与えてしまう場合がありますので、意識して「that」を会話中は抜くようにしてみてもいいでしょう。
ただ、この辺は独学でやると混乱しやすいポイントでもあり、誤解したまま覚えてしまうと、いざ本番の会話の時に相手に何とも言えない違和感を抱かせてしまう原因にもなりえます。
では、どうするべきなのか、次から解説します。
直接話法と間接話法1番の練習法
ここまでで直接話法と間接話法について見てきましたが、英語学習者がこの場面で1番迷うのは、「結局のところ何をどう使えば良いのか」「どういう手順で練習をすればいいのか」ではないでしょうか。
直接話法も間接話法も、いずれも人のセリフが絡む内容なので、意識して練習をするとしても場面を思い浮かべるのが難しいケースもあります。
そんな時は、文法書を見て鉛筆を走らせるよりも、実際の会話を通じてトレーニングをしてしまうのが圧倒的に効率的かつ早いです。
何かしらの手段で話し手に聞いてもらいながら、直接話法と間接話法を自然に言い換える練習をするのが良いでしょう。
オススメは、隙間時間に枠を入れやすいオンライン英会話で、忙しいビジネスパーソンにも取り組みやすくなっています。
今回の場合であれば、例えば講師の発言をそのまま引用する形で、直接話法や間接話法の練習ができますし、今日起きた出来事や同僚友人に言われた一言を元に練習する事ができます。
間違いはその場で講師に指摘してもらえば、誤解のあるまま学習が進むこともないでしょう。
最初は戸惑う点も多いでしょうが、回数を重ねるにつれて、文法項目から反射にまで持ち込めます。
「was」が「is」のままでいいパターン、そうではなく時制の変更を伴うパターン、いずれも紙に書いて覚えていても限界がありますので、ぜひ検討してみましょう。
QQEnglishには、目的別、レベル別の独自カリキュラムが多数用意されていますので、ぜひ検討してみてください。
もう少し負荷をかけた練習がしたい時や、英語習得まであまり時間がないという時は、4倍速の英語習得メソッドとも言われるカランメソッドもオススメです。
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まとめ
今回は直接話法と間接話法について、使い方や注意点について解説してきました。
英会話を行う上ではまず避けては通れない項目なので、ぜひ練習に取り組んでみてくださいね。














