「each」は単数?複数?|「every・either・all」との違いと単数・複数のルール総まとめ

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更新日:2026年5月10日 英語コラム

「each」は単数?複数?|「every・either・all」との違いと単数・複数のルール総まとめ

英語学習をしていると、「each」を単数で使うか、それとも複数で使うか、必ず一度は迷います。

「each が主語のとき、動詞は三単現を使うの?」

「each of の後ろは単数? 複数?」

「each」は、見た目は複数のように感じるのに、動詞は単数扱いになります。

一瞬見ただけでわからないのが、多くの学習者を戸惑わせる原因です。

この記事では、

  • 「each」はなぜ単数扱いになるのか
  • 「each」の後ろは単数名詞
  • 「each of」の後ろはなぜ複数なのか
  • 動詞はどうなる?
  • 「each other」は単数扱いなのか
  • 「every・either・all」との違い

を例文を使ってわかりやすく整理します。

難しそうですが、ポイントはひとつだけ。

「each」は「複数の中の1つ」を見ている言葉だということです。

この感覚がつかめれば、「each」を単数・複数で迷うことはなくなります。

「each」は単数|複数の中の1つという視点

「each」の意味は「それぞれの」「一つ一つの」です。

日本語で「それぞれ」と聞くと複数のイメージがあります。

しかし英語の「each」は、複数をまとめて見るのではなく「複数の中の1つ」に焦点を当てる言葉です。

たとえば、5人の学生がいる場合を考えてみましょう。

「all」は「全員」というグループを見る感覚です。

それに対して、「each」は「一人ずつ順番に目を向けていく」イメージです。

  • all:5人をひとまとまりとして見る
  • each:1人ずつに目を向ける

例文:
All five students passed the test.
(5人の学生は全員テストに合格しました。)

Each of the five students passed the test.
(5人の学生のそれぞれがテストに合格しました。)

この2文は結果は同じでも、見ている視点が違います。

「each」のポイントは「複数の中の1つ1つ」を見ていること。

1つを見ているから、単数扱いになります。

「each」の後ろは単数名詞?|「each+名詞」のルール

「each」は複数の中の「1つ」に焦点を当てているので、後ろには単数形の名詞がきます。

例文:
Each student is ready.
(それぞれの学生は準備ができています。)

Each book has a cover.
(それぞれの本には表紙があります。)

「each+不可算名詞」はどうなる?

不可算名詞(数えられない名詞)はもともと複数形がありません。

「information」や「advice」は数えられないため、「piece of」を使って単数の形にします。

例文:
Each piece of information is important.
(それぞれの情報は重要です。)

Each piece of advice is helpful.
(それぞれの助言は役に立ちます。)

「each」の動詞はどうなる?|三人称単数で扱う

「each」は文法上、三人称単数として扱われます。

そのため、現在形では動詞に三人称単数の「s」がつきます。

意味は複数のように感じられますが、文法上はあくまで単数として考えられることに気をつけましょう。

例文:
Each answer seems correct.
(それぞれの答えは正しく思えます。)

Each member has a role.
(それぞれのメンバーには役割があります。)

主語が「複数+each」の場合はどうなる?

「each」が主語ではなく、補足的に入ることもあります。

この場合、動詞は主語に合わせて変化することに注意しましょう。

例文:
The students each have a notebook.。
(学生たちはそれぞれノートを持っています。)

They each have their own room.
(彼らはそれぞれ自分の部屋を持っています。)

ここでは主語が「students / they(複数)」なので、動詞は「have」になります。

「each of」の後は単数?複数?|「each of」のルール

「each of」で多くの人が迷うのは、「後ろは単数?複数?」「動詞はどうなる?」という点です。

ルールは次のとおりです。

  • 「each of」の後ろは複数形
  • 動詞は単数

順番に見ていきましょう。

1. 「each of」の後ろは複数名詞

「each of」の後ろには、複数名詞や複数代名詞が来ます。

  • each of the students
  • each of us
  • each of them

「students」や「them」は複数形です。

ここは単数にしません。

2. 動詞は単数として扱う

後ろが複数形でも、動詞は単数になります。

なぜなら、文の主語は「students」や「us」ではなく、複数の中の「1つ」に焦点を当てた「each」だからです。

構造は次のようになります。

each(主語)+ of ~(説明部分)

例文:
Each of the students is present.
(学生たちそれぞれが出席しています。)

Each of us has a dream.
(私たち一人一人に夢があります。)

Each of them wants success.
(彼らそれぞれが成功を望んでいます。)

「each other」は単数?複数?|単なる目的語

「each otherは単数ですか?」という質問はよく聞かれますが、結論から言うと、単数・複数を考える語ではありません。

「each other」は「お互いに」という意味の慣用表現で、主語ではなく目的語として使われます。

そのため、動詞は「each other」に合わせるのではなく、主語に合わせて変化します。

例文:
We help each other.
(私たちはお互いを助けます。)

主語が「we」なので、動詞は「helps」ではなく「help」が使われます。

「each other」自体は単数扱いでも複数扱いでもありません。

「each・every・either・all」は単数?複数?|単数扱いの違いを整理

「each」とあわせて、「every・either・all」も単数か複数かで迷いやすい単語です。

見た目は似ていますが、考え方が少しずつ違います。

ここでは、それぞれの単数・複数の扱いを整理します。

「each・every・either」は単数扱い

「each・every・either」は、いずれも単数扱いになります。

意味は違いますが、共通しているのは「1つの単位」で考えていることです。

  • each は「一つずつ」
  • every は「例外なく全部」
  • either は「2つのうちの1つ」

どれも「個別の1つ」に目を向けています。

そのため、

  • 後ろは単数名詞
  • 動詞も単数

になります。

例文:
Every student is ready.
(すべての学生は準備ができています。)

Either answer is correct.
(どちらの答えも正しいです。)

「all」は基本的に複数扱い(不可算名詞は単数)

「all」は「全部」「すべて」という意味で、対象をひとまとまりのグループとして見る語です。

「each」や「every」のように「1つずつ」に焦点を当てるのではなく、全体をまとめて扱うのが特徴です。

そのため、後ろに来る名詞の種類によって動詞の形が変わります。

1. 可算名詞(複数形)の場合|動詞は複数

可算名詞の複数形が続くとき、「all」は「そのグループ全体」を指します。

この場合、動詞も複数形になります。

例文:
All members are present.
(メンバーは全員出席しています。)

All books are useful.
(その本はすべて役に立ちます。)

2. 不可算名詞の場合|動詞は単数

「information」や「money」のような数えられない名詞(不可算名詞)が続く場合は、単数扱いになります。

不可算名詞はもともと複数形を持たないため、動詞も単数形になります。

例文:
All information is important.
(すべての情報は重要です。)

All the money is gone.
(そのお金はすべてなくなりました。)

視点

後ろの名詞

動詞

each

一つずつ(個別)

単数

単数

every

例外なく全部(網羅)

単数

単数

either

2つのうち1つ

単数

単数

all(可算名詞)

ひとまとめ

複数

複数

all(不可算名詞)

ひとまとめ

不可算(単数)

単数

 

まとめ|「each」は「1つずつ」で考える

「each」は「それぞれの」「一つ一つの」という意味を持ち、複数の中の1つに目を向ける言葉です。

そのため、

  • 「each」の後ろは単数名詞
  • 動詞も単数
  • 「each of」の後ろは複数形でも、動詞は単数

というルールになります。

ポイントは、「主語は何か」を意識することです。

また、「each」と似た語も整理しておきましょう。

  • each・every・either → 単数扱い
  • all → 基本は複数(不可算名詞は単数)

迷ったときは、「これは一つずつ見ているのか、それともまとめて見ているのか」と考えてみてください。

一つずつ見ているなら単数、まとめて見ているなら複数です。

この視点が身につけば、単数・複数で迷うことは少なくなるでしょう。

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