英語で丁寧に断るフレーズ30選!誘い・依頼・ビジネスで使える断り方と例文

「英語で誘いを断りたいけれど、失礼にならないか心配」「No, thank you.だけで断っても大丈夫?」と悩んでいませんか?
英語で丁寧に断るときは、断る意思を明確にしながら、感謝や相手への配慮を伝えることが大切です。
例えば、友達からの誘いには「Thanks for inviting me, but I can’t make it.」、ビジネスでの依頼には「I’m afraid I can’t.」など、場面に応じた表現を使い分けます。
また、断る理由や代替案を添えることで、相手との関係を大切にしながら自分の意思を伝えられます。
この記事では、英語で丁寧に断るフレーズ30選を、誘い・依頼・申し出・ビジネスなどの場面別に紹介します。No, thank you.のニュアンスや自然な会話例、断るときの注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
英語で丁寧に断るには?基本の考え方
英語で断るときは、相手に自分の意思が伝わるよう、わかりやすく表現することが大切です。
ただし、はっきり断ることと、冷たい言い方をすることは同じではありません。
英語にも、感謝や謝意を添えて柔らかく断る表現が数多くあります。
英語では断る意思を明確に伝えることが大切
相手から誘いや依頼を受けたとき、断りたいのに曖昧な返事をすると、相手に期待を持たせてしまう場合があります。
例えば、参加するつもりがないのにMaybe.とだけ答えると、相手は「まだ参加する可能性がある」と受け取るかもしれません。
断ることが決まっている場合は、参加できないことや引き受けられないことを伝えましょう。
一方で、No.だけでは、状況によって素っ気なく聞こえる場合もあります。
そこで役立つのが、感謝や謝意を添えた断り方です。
Thanks for asking, but I can’t make it.
(誘ってくれてありがとう。でも参加できません。)
このように伝えると、相手の気持ちに配慮しながら、参加できないことを明確にできます。
なお、断り方は相手との関係や状況によって異なります。英語圏だから必ず直接的な言い方が好まれる、というわけではありません。
感謝+断る意思+ひと言が基本
英語で丁寧に断るときは、次の3つを意識すると自然な表現を作りやすくなります。
- 感謝や謝意を伝える
- 断る意思を明確にする
- 必要に応じて理由や代替案を添える
例えば、友達から食事に誘われた場合です。
Thanks for inviting me, but I can’t make it. I already have plans.
(誘ってくれてありがとう。でも参加できません。すでに予定があります。)
最初に感謝を伝え、その後で参加できないことと理由を説明しています。
ただし、理由や代替案を必ず付ける必要はありません。
相手との関係や状況に応じて、短く断るだけでも十分な場合があります。
丁寧な断り方とカジュアルな断り方の違い
英語の断り方には、カジュアルな表現から改まった表現までさまざまな種類があります。
| 英語表現 | ニュアンス | 主な使用場面 |
|---|---|---|
| No, thanks. | カジュアルで簡潔 | 友達・家族 |
| No, thank you. | 丁寧で簡潔 | 飲食物・サービスの申し出 |
| I’m sorry, but I can’t. | 謝意を添えて断る | 誘い・依頼 |
| I’m afraid I can’t. | 控えめで丁寧 | 仕事・改まった場面 |
| I appreciate the offer, but… | 感謝を強調する | 申し出・ビジネス |
大切なのは、どれか1つの表現だけを使うのではなく、相手や場面に合わせて選ぶことです。
No, thank you.は失礼?断る英語のニュアンスを比較
英語で断るときによく使われるのが、No, thank you.です。
しかし、「直接的すぎて失礼なのでは?」と心配する方もいるでしょう。
結論からいうと、No, thank you.は基本的に失礼な表現ではありません。
ただし、似た表現でも丁寧さや使う場面が少し異なります。
No, thank you.は基本的に失礼な表現ではない
No, thank you.は、相手の申し出を丁寧に断る基本表現です。
例えば、レストランで追加の飲み物を勧められた場合に使えます。
Would you like some more coffee?
(コーヒーをもう少しいかがですか?)
No, thank you.
(いいえ、結構です。)
このような場面では、No, thank you.だけでも自然です。
Noで断る意思を示し、thank youで相手の申し出に感謝しています。
フォーマルな場面だけでなく、日常会話でも使える表現です。
ただし、声のトーンや表情によって受け取られ方は変わるため、穏やかに伝えることを意識しましょう。
No, thanks.との違い
No, thanks.は、No, thank you.よりも少しカジュアルな表現です。
例えば、友達からお菓子を勧められたときに使えます。
Do you want some cookies?
(クッキーを食べる?)
No, thanks.
(ううん、大丈夫。ありがとう。)
No, thanks.も失礼な表現ではありません。
友達や家族など、親しい相手との日常会話でよく使われます。
一方、少し丁寧に伝えたいときは、No, thank you.を選ぶとよいでしょう。
I’m good, thanks.との違い
I’m good, thanks.は、「大丈夫です、ありがとう」という意味で使われるカジュアルな表現です。
飲み物や食べ物を勧められたとき、手助けを申し出られたときなどに使えます。
例えば、次のような会話です。
Do you need any help?
(何か手伝いましょうか?)
I’m good, thanks.
(大丈夫です、ありがとう。)
この場合のI’m good.は、「自分は良い人です」という意味ではありません。
「今のところ助けは必要ありません」というニュアンスです。
ただし、比較的カジュアルな表現なので、改まったビジネスの依頼を断る場合は別の表現が適しています。
Thank you, but no thank you.を使うときの注意点
Thank you, but no thank you.は、「ありがとう。でも結構です」という意味で使われます。
ただし、必ずしも柔らかい断り方になるとは限りません。
状況や言い方によっては、断る意思を強調したり、相手の提案を強く拒否したりする印象になる場合があります。
そのため、英会話初心者は、まず次のような表現を覚えると使いやすいでしょう。
No, thank you.
(いいえ、結構です。)
Thanks, but I’m okay.
(ありがとう。でも大丈夫です。)
相手への感謝を示しながら、自然に断れます。
英語で丁寧に断るフレーズ30選【場面別】
ここからは、英語で丁寧に断るフレーズ30選を紹介します。
友達からの誘い、頼み事、食べ物やサービスの申し出、ビジネスなど、6つの場面に分けて確認しましょう。
同じ「断る」でも、相手や状況によって適切な表現は異なります。
① 友達からの誘いを断る英語フレーズ5選
友達から食事やイベントに誘われたときは、誘ってくれたことへの感謝を伝えると自然です。
1. Thanks for inviting me, but I can’t make it.
Thanks for inviting me, but I can’t make it.
(誘ってくれてありがとう。でも参加できません。)
can’t make itは、約束やイベントなどに参加できないときによく使われます。
2. I’d love to, but I already have plans.
I’d love to, but I already have plans.
(ぜひ行きたいけれど、すでに予定があります。)
I’d love toで前向きな気持ちを示しながら、参加できない理由を伝えています。
3. Sorry, I’m busy that day.
Sorry, I’m busy that day.
(ごめん、その日は忙しいんだ。)
友達同士で使いやすい、シンプルな断り方です。
4. Maybe another time.
Maybe another time.
(また別の機会に。)
今回は断りたいものの、別の機会なら参加したいときに使えます。
ただし、本当に今後も参加するつもりがない場合は、期待を持たせない表現を選びましょう。
5. Can we do it another day?
Can we do it another day?
(別の日にできるかな?)
別の日に予定を変更したい場合に使います。
誘いを完全に断るのではなく、日程を調整したいときに便利です。
② 頼み事・依頼を断る英語フレーズ5選
相手から何かを頼まれたときは、できないことを明確にしながら、必要に応じて謝意を添えましょう。
6. I’m sorry, but I can’t help you today.
I’m sorry, but I can’t help you today.
(申し訳ないけれど、今日は手伝えません。)
依頼を断るときの基本的な表現です。
7. I’m afraid I can’t do that.
I’m afraid I can’t do that.
(申し訳ありませんが、それはできません。)
I’m afraidは、残念な内容を控えめに伝えるときに使われます。
8. I wish I could, but I can’t.
I wish I could, but I can’t.
(できればそうしたいのですが、できません。)
手伝いたい気持ちはあるものの、実際には対応できないときに使えます。
9. I’m not available at that time.
I’m not available at that time.
(その時間は都合がつきません。)
会議や仕事の依頼など、時間の都合で断るときに便利です。
10. I’m unable to take that on right now.
I’m unable to take that on right now.
(今はその仕事を引き受けることができません。)
take onは、仕事や責任を引き受けるという意味です。
すでに仕事を抱えている場合などに使えます。
③ 食べ物・飲み物・サービスを断る英語フレーズ5選
食べ物や飲み物、サービスの申し出を断る場合は、短い表現でも自然です。
11. No, thank you.
No, thank you.
(いいえ、結構です。)
丁寧で使いやすい基本表現です。
12. No, thanks.
No, thanks.
(ううん、大丈夫。ありがとう。)
親しい相手との会話に適した、少しカジュアルな言い方です。
13. I’m good, thanks.
I’m good, thanks.
(大丈夫です、ありがとう。)
追加の飲み物や手助けが必要ない場合などに使えます。
14. I’m fine, thank you.
I’m fine, thank you.
(大丈夫です、ありがとうございます。)
手助けや申し出を断る際に使える表現です。
ただし、文脈によっては体調を尋ねられたときの返事にもなるため、状況に合わせて使いましょう。
15. Thanks, but I don’t need anything else.
Thanks, but I don’t need anything else.
(ありがとうございます。でも、ほかには何も必要ありません。)
店員から追加注文を勧められたときなどに使えます。
④ ビジネスで丁寧に断る英語フレーズ5選
ビジネスでは、相手への配慮だけでなく、何を断るのかを明確にすることが重要です。
16. I’m afraid we can’t accept your request.
I’m afraid we can’t accept your request.
(申し訳ありませんが、ご依頼をお受けできません。)
取引先や顧客からの依頼を断るときに使えます。
17. Unfortunately, we’re unable to accommodate that.
Unfortunately, we’re unable to accommodate that.
(残念ながら、そのご要望には対応できません。)
accommodateには、要望や事情に対応するという意味があります。
18. Thank you for your proposal, but we’ll have to decline.
Thank you for your proposal, but we’ll have to decline.
(ご提案ありがとうございます。しかし、今回は辞退させていただきます。)
提案に感謝しながら、受け入れられないことを伝える表現です。
19. I appreciate the offer, but I must decline.
I appreciate the offer, but I must decline.
(お申し出には感謝していますが、辞退しなければなりません。)
declineは、申し出や招待などを丁寧に断るときに使われます。
20. I’m sorry, but we won’t be able to meet that deadline.
I’m sorry, but we won’t be able to meet that deadline.
(申し訳ありませんが、その期限には間に合わせられません。)
仕事の納期や締め切りについて、対応が難しい場合に使えます。
ビジネスでは、必要に応じて理由や代替案を添えると、次の対応につなげやすくなります。
⑤ 相手を傷つけずにやんわり断る英語フレーズ5選
相手の好意や提案を尊重しながら断りたい場合は、柔らかい表現を使いましょう。
21. I’d rather not.
I’d rather not.
(遠慮しておきます。)
「できればしたくない」という自分の希望を控えめに伝える表現です。
22. I don’t think I can.
I don’t think I can.
(できないと思います。)
直接的なI can’t.よりも、少し控えめな印象を与える場合があります。
ただし、状況によっては可能性が残っているように聞こえることもあります。
23. That’s very kind of you, but I’ll pass.
That’s very kind of you, but I’ll pass.
(ご親切にありがとうございます。でも今回は遠慮します。)
相手の親切に感謝しながら、申し出を断る表現です。
24. I appreciate it, but I’m okay.
I appreciate it, but I’m okay.
(お気遣いありがとうございます。でも大丈夫です。)
手助けや申し出を断るときに使えます。
25. I’d prefer not to.
I’d prefer not to.
(できれば遠慮したいです。)
自分の希望として断る表現です。
丁寧な言い方ですが、状況によっては拒否の意思がはっきり伝わります。
⑥ 理由や代替案を添えて断る英語フレーズ5選
断るときに理由や代替案を伝えると、相手が状況を理解しやすくなります。
26. I already have something planned.
I already have something planned.
(すでに予定があります。)
別の予定があるため、誘いを断るときに使えます。
27. I have another commitment.
I have another commitment.
(別の予定があります。)
commitmentは、すでに引き受けている約束や予定などを表します。
28. I’m not feeling well today.
I’m not feeling well today.
(今日は体調がよくありません。)
体調が理由で誘いや依頼を断る場合に使えます。
29. How about next week instead?
How about next week instead?
(代わりに来週はいかがですか?)
別の日程を提案したいときに便利です。
30. Could we reschedule for another day?
Could we reschedule for another day?
(別の日に予定を変更していただけますか?)
rescheduleは、予定を変更するという意味です。
ビジネスでも日常会話でも使えます。
相手に失礼にならず英語で断る4ステップ
英語で丁寧に断るには、フレーズを暗記するだけでなく、伝える順番を意識することも大切です。
ここでは、自然な断り方を4ステップで紹介します。
ステップ① まず感謝を伝える
相手が誘ってくれたり、何かを申し出てくれたりした場合は、最初に感謝を伝えると自然です。
例えば、次の表現です。
Thank you for thinking of me.
(私のことを考えてくれてありがとうございます。)
また、誘いに対しては次のように言えます。
Thanks for inviting me.
(誘ってくれてありがとう。)
感謝を伝えることで、相手の気持ちを尊重していることが伝わります。
ステップ② 断る意思を明確にする
次に、参加できないことや依頼を引き受けられないことを伝えます。
I’m sorry, but I can’t make it.
(申し訳ありませんが、参加できません。)
I can’t make it.は、イベントや約束に参加できないときに使いやすい表現です。
一方、仕事の依頼などを断る場合は、次のように表現できます。
I’m afraid I can’t take that on.
(申し訳ありませんが、その仕事は引き受けられません。)
断る対象に合わせて、適切な表現を選びましょう。
ステップ③ 必要に応じて理由を添える
断る理由を伝えると、相手が状況を理解しやすくなります。
例えば、次の英文です。
I already have plans that day.
(その日はすでに予定があります。)
また、仕事で忙しい場合は次のように言えます。
I’m currently working on another project.
(現在、別のプロジェクトに取り組んでいます。)
ただし、理由を詳しく説明する必要はありません。
個人的な事情を伝えたくない場合は、無理に説明せず、丁寧に断るだけでも構いません。
ステップ④ 可能なら代替案を提案する
相手との予定を調整したい場合は、別の日程や方法を提案するとよいでしょう。
How about next Friday instead?
(代わりに来週の金曜日はいかがですか?)
仕事の場合は、次のような表現も使えます。
Could we discuss this next week?
(この件について来週お話しできますか?)
ただし、代替案を提案するのは、実際に対応する意思がある場合に限りましょう。
断ることが決まっているのに曖昧な提案をすると、相手に期待を持たせてしまう可能性があります。
4ステップを使った完成例
4つのステップを組み合わせると、次のようになります。
Thanks for inviting me, but I can’t make it on Saturday because I already have plans. How about next Friday instead?
(誘ってくれてありがとう。でも土曜日はすでに予定があるので参加できません。代わりに来週の金曜日はどうですか?)
感謝・断る意思・理由・代替案を自然につなげています。
ただし、毎回4つすべてを伝える必要はありません。
相手や場面に合わせて、必要な要素を選びましょう。
【会話例4選】英語で断るときの自然なやり取り
ここからは、英語で断るときの自然な会話例を4つ紹介します。
実際の会話の流れを確認しながら、どのように断る表現を使うのか覚えましょう。
① 友達から食事に誘われたとき
A:
Would you like to have dinner with us on Friday?
(金曜日に私たちと夕食を食べませんか?)
B:
Thanks for inviting me, but I already have plans.
(誘ってくれてありがとう。でもすでに予定があります。)
A:
No problem. Maybe next time!
(大丈夫だよ。また今度ね!)
B:
I’d love that. Thanks!
(ぜひそうしたいです。ありがとう!)
この会話では、Bが感謝を伝えたうえで、予定があることを説明しています。
また、次の機会には参加したいという気持ちも伝えています。
② 同僚から仕事を頼まれたとき
A:
Could you help me finish this report today?
(今日、この報告書を仕上げるのを手伝ってもらえますか?)
B:
I’m sorry, but I can’t help today. I’m working on another deadline.
(申し訳ありませんが、今日は手伝えません。別の締め切りに向けた仕事をしています。)
A:
I understand. Thanks anyway.
(わかりました。それでもありがとう。)
B:
I might be able to help tomorrow morning.
(明日の午前中なら手伝えるかもしれません。)
この会話では、Bが対応できない理由を説明し、別の時間なら手伝える可能性があることを伝えています。
ただし、実際に対応できる見込みがない場合は、無理に代替案を出す必要はありません。
③ 店員から追加注文を勧められたとき
A:
Would you like another cup of coffee?
(コーヒーをもう一杯いかがですか?)
B:
No, thank you. I’m fine for now.
(いいえ、結構です。今は大丈夫です。)
A:
Of course. Let me know if you need anything.
(かしこまりました。何か必要でしたらお知らせください。)
B:
Thank you.
(ありがとうございます。)
この会話では、No, thank you.を使って丁寧に断っています。
飲食物やサービスの申し出に対しては、このような短い表現でも自然です。
④ 取引先からの提案を断るとき
A:
Would your company be interested in our new proposal?
(弊社の新しいご提案にご興味はございますか?)
B:
Thank you for your proposal, but we’ve decided not to move forward at this time.
(ご提案ありがとうございます。しかし、今回は進めないことにいたしました。)
A:
I understand. Thank you for considering it.
(承知しました。ご検討いただきありがとうございます。)
B:
We appreciate your time and effort.
(お時間とご尽力に感謝いたします。)
この会話では、提案への感謝を伝えたうえで、今回は受け入れないことを明確にしています。
ビジネスでは、相手の提案を否定するのではなく、自社の判断として断る表現を使うと自然です。
英語で断るときに間違えやすいポイント5つ
英語で丁寧に断るには、表現の意味だけでなく、相手に与える印象も意識する必要があります。
ここでは、特に間違えやすい5つのポイントを紹介します。
① No, thank you.を失礼だと思い込む
No, thank you.は、基本的に失礼な表現ではありません。
飲み物や食べ物、サービスの申し出などを丁寧に断るときに使えます。
例えば、次の英文です。
No, thank you. I’m full.
(いいえ、結構です。お腹がいっぱいです。)
相手の申し出に感謝しながら、断る意思を伝えられます。
ただし、相手との関係や場面によっては、もう少し説明を添えた方がよい場合もあります。
② No, I don’t like it.で相手の好意まで否定する
食べ物を勧められたときに、No, I don’t like it.と答えると、「それが嫌いです」という意味になります。
事実として嫌いな場合に使うことはできますが、相手が用意してくれたものに対しては、強い印象を与える可能性があります。
単に断りたいだけなら、次のように表現すると自然です。
No, thank you. I’m full.
(いいえ、結構です。お腹がいっぱいです。)
また、食べられない事情がある場合は、その理由を簡潔に伝えてもよいでしょう。
③ Maybe.だけで断ったつもりになる
Maybe.は「たぶん」「もしかしたら」という意味です。
そのため、断るつもりでMaybe.と答えても、相手は参加する可能性があると受け取る場合があります。
参加できないことが決まっている場合は、次のように伝えましょう。
Sorry, I can’t make it.
(ごめんなさい、参加できません。)
まだ予定が決まっていない場合は、次のように言えます。
I’m not sure yet. I’ll let you know tomorrow.
(まだわかりません。明日お知らせします。)
曖昧な返事をする場合も、いつ返答するかを伝えると親切です。
④ I’m afraidを「怖い」と訳してしまう
I’m afraidには「怖い」という意味もありますが、I’m afraid I can’t.のような表現では、謝意や残念な気持ちを添える働きがあります。
例えば、次の英文です。
I’m afraid I can’t attend the meeting.
(申し訳ありませんが、会議には出席できません。)
この場合、会議が怖いという意味ではありません。
「残念ですが、出席できません」というニュアンスです。
ビジネスや改まった場面でも使いやすい表現なので、覚えておきましょう。
⑤ 理由を詳しく説明しすぎる
丁寧に断ろうとして、長い理由を説明する必要はありません。
例えば、友達からの誘いに対しては、次のような短い表現でも十分です。
Thanks for asking, but I can’t make it.
(誘ってくれてありがとう。でも参加できません。)
理由を伝える場合も、簡潔に説明するとわかりやすくなります。
I already have plans.
(すでに予定があります。)
また、断るために事実と異なる理由を作る必要もありません。
自分が話せる範囲で、誠実に伝えることが大切です。
英語の丁寧な断り方に関するよくある質問
英語で「丁寧にお断りします」は何と言いますか?
「丁寧にお断りします」は、状況によって表現が異なります。
申し出や招待を辞退する場合は、次のように言えます。
I appreciate the offer, but I must decline.
(お申し出には感謝していますが、辞退させていただきます。)
日常会話では、No, thank you.やI’m sorry, but I can’t.なども使えます。
No, thank you.は失礼ですか?
No, thank you.は、基本的に失礼な表現ではありません。
食べ物や飲み物、サービスの申し出を断るときに使える、丁寧で一般的な表現です。
ただし、口調や場面によって印象が変わるため、穏やかに伝えましょう。
英語で「今回は遠慮しておきます」は何と言いますか?
「今回は遠慮しておきます」は、次のように表現できます。
I’ll pass this time.
(今回は遠慮しておきます。)
I’ll pass.は比較的カジュアルな表現です。
改まった場面では、次のように言うこともできます。
Thank you, but I’ll have to decline this time.
(ありがとうございますが、今回は辞退させていただきます。)
英語で誘いを断るときは何と言えばよいですか?
友達からの誘いを断る場合は、感謝と断る意思を組み合わせると自然です。
Thanks for inviting me, but I can’t make it.
(誘ってくれてありがとう。でも参加できません。)
別の日なら参加できる場合は、代替案を添えてもよいでしょう。
ビジネスで依頼を断るときの丁寧な表現は?
ビジネスでは、次のような表現が使えます。
I’m afraid we can’t accept your request.
(申し訳ありませんが、ご依頼をお受けできません。)
また、対応が難しい場合は、次のように言えます。
Unfortunately, we’re unable to accommodate that.
(残念ながら、そのご要望には対応できません。)
相手への配慮を示しながら、対応できないことを明確にしましょう。
I’m good, thanks.はどんな場面で使いますか?
I’m good, thanks.は、飲み物や食べ物、手助けなどの申し出を断るときによく使われるカジュアルな表現です。
例えば、次のような会話です。
Would you like some more water?
(お水をもう少しいかがですか?)
I’m good, thanks.
(大丈夫です、ありがとう。)
改まったビジネスの依頼を断る場合には、別の表現を選ぶとよいでしょう。
断る理由は必ず説明しなければいけませんか?
いいえ。断る理由を必ず説明する必要はありません。
No, thank you.やI’m sorry, but I can’t.だけでも、状況によっては十分です。
ただし、仕事の依頼や約束の変更など、相手の予定に影響する場合は、説明できる範囲で理由や代替案を添えると、理解を得やすくなります。
まとめ|英語で丁寧に断るフレーズを使い分けよう
英語で丁寧に断るときは、断る意思を明確にしながら、相手への感謝や配慮を伝えることが大切です。
今回紹介したポイントを整理しましょう。
- No, thank you.は、基本的に失礼な表現ではない
- No, thanks.は、少しカジュアルな断り方
- I’m good, thanks.は、飲食物や手助けの申し出を断るときに使える
- 誘いを断るときは、感謝と参加できない意思を伝える
- 依頼を断るときは、対応できないことを明確にする
- ビジネスでは、丁寧な表現で断る対象を具体的に伝える
- 必要に応じて理由や代替案を添える
- 断る意思が決まっている場合は、曖昧な返事を避ける
英語で断ることは、相手を否定することではありません。
自分の意思を正しく伝えながら、相手との関係を大切にするためのコミュニケーションです。
まずは、No, thank you.やThanks for inviting me, but I can’t make it.など、使いやすいフレーズから覚えてみましょう。
日常会話やビジネスなど、実際の場面を想定して練習すると、自然な断り方が身につきやすくなります。
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