動作動詞と状態動詞の違いとは?見分け方5つと一覧・進行形の例外を解説

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更新日:2026年10月22日 英語コラム

動作動詞と状態動詞の違いとは?見分け方5つと一覧・進行形の例外を解説

「I knowは正しいのに、I am knowingはなぜ不自然なの?」「haveは進行形にできるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

英語の動詞には、行為を表す「動作動詞」と、知識・感情・所有などを表す「状態動詞」があります。一般的に動作動詞は進行形にできますが、状態動詞は現在形で表します。

ただし、同じ動詞でも意味によって使い方が変わるため注意が必要です。

この記事では、動作動詞と状態動詞の違い、見分け方5つ、代表的な動詞30選、進行形になる例外を解説します。確認問題も紹介するので、英作文や英会話に役立ててください。

動作動詞と状態動詞とは?違いをわかりやすく解説

英語の動詞は、意味によって動作動詞と状態動詞に分けられます。

両者の違いを理解すると、現在形と現在進行形を適切に使い分けやすくなります。

動作動詞とは?動きや行為を表す動詞

動作動詞とは、人や物の動き、行為、活動を表す動詞です。

代表的なものには、run(走る)、eat(食べる)、study(勉強する)などがあります。

I am reading a book.
(私は本を読んでいます。)

この英文では、readが本を読むという行為を表しています。

動作動詞は、動作が進行していることを表すために現在進行形を使えます。

状態動詞とは?感情・知識・所有などを表す動詞

状態動詞とは、感情、知識、所有、関係など、ある状態を表す動詞です。

know(知っている)、like(好きである)、own(所有している)などが代表例です。

I know the answer.
(私は答えを知っています。)

knowは、知識がある状態を表しています。

通常、I am knowingとは言いません。

動作動詞と状態動詞の違いを一覧表で比較

比較項目動作動詞状態動詞
主な意味動作・行為・活動感情・知識・所有・関係
代表例run、eat、studyknow、want、own
進行形一般的に使える通常は使わない
判断のポイント何かをしているある状態にある

ただし、進行形にできるかどうかだけで動詞を分類するのは不十分です。

重要なのは、その動詞が文中で何を意味しているかを確認することです。

動作動詞と状態動詞の見分け方5つ

動作動詞と状態動詞を見分けるには、次の5つのポイントを確認しましょう。

①動作や行為を表しているか確認する

走る、食べる、書くなど、実際の行為を表す場合は動作動詞です。

She is cooking dinner.
(彼女は夕食を作っています。)

cookは料理をする行為を表しています。

動作動詞は、現在進行形を使って「今していること」を表せます。

ただし、動作動詞でも習慣を表す場合は現在形を使います。

She cooks dinner every day.
(彼女は毎日夕食を作ります。)

②感情や好みを表しているか確認する

like、love、hate、wantなどは、感情や希望を表す代表的な状態動詞です。

I want a new phone.
(私は新しい携帯電話が欲しいです。)

wantは「欲しい」という状態を表すため、通常は現在形を使います。

一方、感情を表す動詞でも、特別なニュアンスを伝えるために進行形になる場合があります。

まずは基本的な使い方を覚えましょう。

③知識や認識を表しているか確認する

know、understand、believeなどは、知識や認識を表す状態動詞です。

We understand the rule.
(私たちはそのルールを理解しています。)

understandは、理解している状態を表します。

「今理解している」という日本語につられて、機械的に進行形にしないよう注意しましょう。

④所有や関係を表しているか確認する

have、own、belongなどは、所有や所属の関係を表すことがあります。

This bag belongs to my sister.
(このバッグは姉のものです。)

belongは、誰に属しているかという関係を表します。

このような意味では、通常は進行形を使いません。

⑤同じ動詞でも意味が変わっていないか確認する

動詞によっては、意味が変わると状態動詞にも動作動詞にもなります。

I have a bicycle.
(私は自転車を持っています。)

I’m having breakfast.
(私は朝食を食べています。)

最初のhaveは所有、2つ目のhaveは食事をする行為を表しています。

同じ単語でも、後ろに続く語や文脈によって判断することが大切です。

【一覧表】代表的な動作動詞・状態動詞30選

ここでは、日常英会話や英作文でよく使う動詞を30語紹介します。

動作動詞の代表例15選

動詞日本語の意味ing形
run走るrunning
walk歩くwalking
eat食べるeating
drink飲むdrinking
study勉強するstudying
read読むreading
write書くwriting
cook料理するcooking
swim泳ぐswimming
dance踊るdancing
play遊ぶ・演奏するplaying
work働くworking
clean掃除するcleaning
talk話すtalking
drive運転するdriving

これらの動詞は、一般的に進行形で使えます。

They are playing soccer.
(彼らはサッカーをしています。)

ただし、動作動詞だからといって、常に進行形を使うわけではありません。

普段の習慣や一般的な事実を表す場合は、現在形を使います。

状態動詞の代表例15選

動詞日本語の意味主な分類
know知っている知識
understand理解している認識
believe信じている認識
remember覚えている記憶
forget忘れる記憶
like好きである感情
love愛している感情
hate嫌っている感情
want欲しい希望
need必要としている必要性
own所有している所有
belong所属している関係
contain含んでいる構成
resemble似ている関係
consist構成されている構成

これらは、代表的な状態を表す用法です。

I remember his name.
(私は彼の名前を覚えています。)

ただし、一部の動詞は意味や文脈によって進行形になることがあります。

一覧を暗記するだけでなく、例文とセットで覚えましょう。

状態動詞を進行形にしない理由と基本ルール

状態動詞を理解するには、現在形と現在進行形の違いを押さえることが大切です。

現在形は習慣や状態を表す

現在形は、普段の習慣、一般的な事実、現在の状態などを表します。

I study English every day.
(私は毎日英語を勉強します。)

I like this song.
(私はこの曲が好きです。)

最初の英文は習慣、2つ目は好みという状態を表しています。

現在形は、必ずしも「今この瞬間の動作」を意味するわけではありません。

現在進行形は進行中・一時的な動作などを表す

現在進行形は、be動詞+動詞のing形で作ります。

She is studying English now.
(彼女は今、英語を勉強しています。)

また、現在進行形は、一時的な活動や近い未来の予定を表す場合もあります。

She is working from home this week.
(彼女は今週、在宅勤務をしています。)

「今この瞬間」だけでなく、一定期間続いている活動にも使える点を覚えましょう。

状態動詞は通常、進行形にしない

knowやownなどは、継続している状態を表します。

He owns two cars.
(彼は車を2台所有しています。)

所有は進行中の行為ではないため、通常は現在形で表します。

ただし、動詞の意味が変わった場合や、一時的な状況を強調する場合には、進行形が使われることもあります。

【例文比較】状態動詞でも進行形になるケース5選

状態動詞は通常、進行形にしませんが、例外もあります。

ここでは、特に間違えやすい5つの動詞を紹介します。

①have|所有している・食事をしている

haveは「持っている」という意味では状態動詞です。

I have a car.
(私は車を持っています。)

一方、食事や会議などの活動を表す場合は、進行形にできます。

We’re having a meeting.
(私たちは会議をしています。)

have lunch、have breakfast、have a meetingなどは、活動を表す表現として覚えましょう。

②think|思っている・考えている

thinkが意見や判断を表す場合は、通常、現在形です。

I think this plan is good.
(私はこの計画がよいと思います。)

一方、何かについて考えを巡らせている場合は、進行形を使えます。

I’m thinking about changing jobs.
(私は転職することを考えています。)

「〜だと思う」と「〜について考えている」の違いを意識しましょう。

③see|見える・会っている

seeが「見える」という意味の場合は、通常、進行形にしません。

I can see the mountains.
(山が見えます。)

一方、誰かと会う予定や面会を表す場合は、進行形を使えます。

I’m seeing a doctor tomorrow.
(私は明日、医師の診察を受けます。)

このseeは、視覚ではなく面会を意味しています。

④feel|感じる・体調を表す

feelは、感情や体調を表すとき、現在形と進行形の両方が使われる場合があります。

I feel better today.
(今日は体調がよくなりました。)

I’m feeling better today.
(今日は体調がよくなってきています。)

進行形では、一時的な状態や変化の途中であることを意識させる場合があります。

ただし、両方の表現がほぼ同じ意味になることもあります。

⑤be|性質を表す・一時的な振る舞いを表す

be動詞は、通常、性質や状態を表します。

He is rude.
(彼は失礼な人です。)

一方、beingを使うと、その場での一時的な振る舞いを強調できます。

He is being rude.
(彼は今、失礼な態度を取っています。)

人柄そのものを説明するのか、現在の行動を説明するのかによって使い分けましょう。

haveの使い方を整理!意味によって変わる動詞の働き

haveは、英語で特に使用頻度の高い動詞です。

複数の意味があるため、代表的な4つの使い方を確認しましょう。

①所有を表すhave

haveが「持っている」という意味の場合は、通常、現在形を使います。

She has a laptop.
(彼女はノートパソコンを持っています。)

所有している状態を表すため、この意味でShe’s having a laptop.とは通常言いません。

②食事や経験を表すhave

haveは、食事をする、楽しむ、経験するといった意味でも使われます。

The children are having fun.
(子どもたちは楽しんでいます。)

この場合は、進行中の活動を表しているため、進行形が自然です。

③have toで義務を表す

have to+動詞の原形は「〜しなければならない」という意味です。

I have to finish my homework.
(私は宿題を終わらせなければなりません。)

have toは義務や必要性を表す表現で、所有のhaveとは使い方が異なります。

④使役動詞haveの基本的な意味

haveには、人に何かをしてもらうという使役の用法もあります。

I had my hair cut.
(私は髪を切ってもらいました。)

この英文では、自分で髪を切ったのではなく、誰かに切ってもらったことを表しています。

haveは、意味と文型をセットで覚えると理解しやすくなります。

日本人が間違えやすい動作動詞・状態動詞のミス5選

動作動詞と状態動詞の違いを理解していても、実際の英作文では間違えることがあります。

よくある5つのミスを確認しましょう。

①I am knowingと表現してしまう

「今知っている」と言いたくても、knowは通常、進行形にしません。

不自然:I am knowing the answer.
(私は答えを知っています。)

自然:I know the answer.
(私は答えを知っています。)

知識がある状態を表すため、現在形を使います。

②I am wantingと表現してしまう

wantが「欲しい」という意味の場合、基本的には現在形を使います。

I want some water.
(私は水が欲しいです。)

特殊な口語表現などを除けば、I am wantingは避けるのが無難です。

③I’m having lunchを間違いだと思ってしまう

haveは常に状態動詞というわけではありません。

I’m having lunch now.
(私は今、昼食を食べています。)

食事をする行為を表すため、自然な進行形です。

④thinkは必ず進行形にできないと思ってしまう

意見を表すI thinkと、検討中の行為を表すI’m thinkingは使い分けられます。

I’m thinking about the problem.
(私はその問題について考えています。)

「考える」という日本語だけで判断せず、英語の意味を確認しましょう。

⑤現在形を「今している動作」だと考えてしまう

動作動詞でも、習慣を表す場合は現在形を使います。

I study English every day.
(私は毎日英語を勉強します。)

I’m studying English now.
(私は今、英語を勉強しています。)

普段の習慣なのか、進行中の活動なのかを区別しましょう。

【確認問題】動作動詞と状態動詞の見分け方10問

ここまで学んだ内容を、10問の確認問題で復習しましょう。

問題①〜⑤|動作動詞と状態動詞を分類する

問題①

She runs every morning.
(彼女は毎朝走ります。)

正解:動作動詞

runは走るという行為を表します。

問題②

I know his name.
(私は彼の名前を知っています。)

正解:状態動詞

knowは知識がある状態を表します。

問題③

They own this house.
(彼らはこの家を所有しています。)

正解:状態動詞

ownは所有関係を表します。

問題④

He writes stories.
(彼は物語を書きます。)

正解:動作動詞

writeは書くという行為を表します。

問題⑤

We need help.
(私たちは助けが必要です。)

正解:状態動詞

needは必要としている状態を表します。

問題⑥〜⑩|現在形と進行形を選ぶ

問題⑥

I (know / am knowing) the answer.

正解:know

I know the answer.
(私は答えを知っています。)

知っている状態を表すため、現在形です。

問題⑦

She (has / is having) lunch now.

正解:is having

She is having lunch now.
(彼女は今、昼食を食べています。)

今、昼食を食べる行為を表しています。

問題⑧

This book (belongs / is belonging) to me.

正解:belongs

This book belongs to me.
(この本は私のものです。)

所有関係を表すため、通常は現在形です。

問題⑨

He (thinks / is thinking) about his future right now.

正解:is thinking

He is thinking about his future right now.
(彼は今、将来について考えています。)

現在、考えを巡らせている行為を表します。

問題⑩

The children (play / are playing) in the garden now.

正解:are playing

The children are playing in the garden now.
(子どもたちは今、庭で遊んでいます。)

現在進行中の動作を表すため、進行形を使います。

動作動詞と状態動詞を覚える勉強法3つ

動詞の種類を理解したら、例文を使って練習しましょう。

①動詞を意味のグループで覚える

動詞を1語ずつ暗記するのではなく、意味ごとに整理すると覚えやすくなります。

たとえば、know・understand・believeは知識や認識、like・love・hateは感情に関する動詞です。

グループで覚えると、初めて見る動詞も意味から判断しやすくなります。

②現在形と進行形を例文で比較する

同じ動詞を使い、現在形と現在進行形の違いを確認しましょう。

I work every day.
(私は毎日働いています。)

I’m working now.
(私は今、働いています。)

習慣と進行中の活動を比較すると、時制の違いがわかりやすくなります。

③同じ動詞の異なる意味を辞書で確認する

have、think、seeなどは、意味によって使い方が変わります。

辞書で調べる際は、日本語訳だけでなく、英文例も確認しましょう。

特に、進行形で使われている例文を探すと理解が深まります。

動作動詞と状態動詞についてよくある質問

動作動詞と状態動詞の違いは何ですか?

動作動詞は、走る、食べる、書くなどの行為を表します。

状態動詞は、知っている、好きである、所有しているなどの状態を表します。

状態動詞はすべて進行形にできませんか?

いいえ。通常は進行形にしませんが、意味や文脈によって使える場合があります。

たとえば、haveは所有を表す場合と食事をする場合で使い方が異なります。

状態動詞を見分ける簡単な方法はありますか?

その動詞が「何かをしている」のか、「ある状態にある」のかを考えましょう。

ただし、同じ動詞でも意味が変わるため、文全体を確認することが大切です。

knowはなぜ進行形にしないのですか?

knowは、知識がある状態を表すためです。

通常はI knowのように現在形を使います。

wantを進行形にすることはありますか?

特殊な文脈では使われることもありますが、一般的には現在形を使います。

「欲しい」と言う場合はI wantが基本です。

haveは動作動詞と状態動詞のどちらですか?

意味によって異なります。

所有を表すhaveは状態動詞、食事や活動を表すhaveは動作動詞として使えます。

thinkは進行形にできますか?

はい。

意見を表す場合はI think、何かを検討している場合はI’m thinkingを使えます。

seeとseeingの違いは何ですか?

seeが「見える」という意味なら、通常は進行形にしません。

一方、seeingは人と会う予定や面会を表す場合に使えます。

feelは状態動詞ですか?

feelは感情や感覚、体調を表します。

現在形と進行形の両方が使われる場合があり、文脈によってニュアンスが変わります。

loveを進行形にすることはありますか?

はい。感情を強調する口語表現などで、I’m loving it.のように使われることがあります。

ただし、基本的にはI loveのように現在形を使うと覚えましょう。

オンライン英会話で動詞の使い方を練習しよう

動作動詞と状態動詞の違いを覚えたら、実際の会話で使ってみましょう。

QQEnglishのオンライン英会話では、教師と日常の習慣や今していること、好きなものについて話す練習ができます。

現在形と現在進行形を使い分けながら、自分の考えや行動を英語で伝えてみましょう。

まとめ|動作動詞と状態動詞は意味から判断しよう

動作動詞と状態動詞を使い分けるポイントは、動詞がその文で何を意味するかです。

  • 動作動詞は行為、状態動詞は感情・知識・所有などを表す
  • 状態動詞は通常、進行形にしない
  • haveやthinkなどは、意味によって進行形になることがある

「状態動詞だから絶対にing形にできない」と暗記するのではなく、意味と文脈を確認しましょう。

短い例文から練習すれば、現在形と進行形を自然に選べるようになります。

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