使役動詞+過去分詞の使い分けを完全マスター!have/get/makeの違いとテスト対策

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更新日:2026年5月31日 英語コラム

使役動詞+過去分詞の使い分けを完全マスター!have/get/makeの違いとテスト対策

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英語の学習をしていると、必ずと言っていいほどつまずくのが「使役動詞」です。

その中でも特に学習者を悩ませるのが、「使役動詞+目的語+過去分詞」の形ではないでしょうか。

「動詞の原形を使う場合と何が違うの?」
「have と get、make でどう意味が変わるの?」
「テストで出たときに見分けられない…」

そんな疑問や悩みを持っていませんか?

この記事では、「使役動詞+過去分詞」の用法について、基本ルールから動詞ごとのニュアンスの違い、さらにはTOEICや学校のテストで役立つ見分け方のコツまで、徹底的に解説します。

💡【この記事の結論】使役動詞+過去分詞の重要ポイント3つ

お急ぎの方のために、まずはこの記事の結論をまとめます。

  • 過去分詞を使える使役動詞は「have」「get」「make」の3つだけ(※letは直接過去分詞をとりません)。

  • 「目的語(O)」と「過去分詞(C)」の関係が「〜される(受け身)」になるのが最大の特徴。

  • have / get には「使役(〜してもらう)」「被害(〜される)」「完了(〜してしまう)」の3つの意味があり、文脈で判断する必要がある。

それでは、具体的な例文を見ながらマスターしていきましょう!

使役動詞+過去分詞(O+Vp.p.)の基本ルールとは?

使役動詞とは、本来「(人)に~させる、してもらう」という意味を持つ動詞のことです。

基本の形は【使役動詞+目的語(O)+補語(C)】の第5文型(SVOC)をとりますが、この補語(C)の部分に「過去分詞(p.p.)」がくるのが今回のテーマです。

目的語(O)と過去分詞の関係は「受け身」

なぜ動詞の原形ではなく、過去分詞を使うのでしょうか?

その理由は、目的語(O)と補語(C)の関係が「受け身(受動)」になっているからです。

  • 【原形を使う場合】能動の関係 I had the mechanic repair my car. (私は整備士に車を修理してもらった。) → 整備士(the mechanic)が、修理「する」

  • 【過去分詞を使う場合】受動の関係 I had my car repaired (by the mechanic). (私は車を修理してもらった。) → 車(my car)は、修理「される」

このように、目的語(この場合は my car)が「〜される」という関係性を持つとき、補語には必ず過去分詞を使います。ここがテストでも最も狙われやすいポイントです。

【have / get】+目的語+過去分詞の3つの意味と違い

過去分詞をとる使役動詞の代表格が haveget です。

この2つの動詞を「過去分詞」と組み合わせた場合、文脈によって3つの異なる意味(使役・被害・完了)に分かれます。例文と一緒に見ていきましょう。

意味①「〜してもらう」(使役・依頼)

1つ目は、一番オーソドックスな「(専門家や誰かに)〜してもらう」という意味です。

お金を払ってサービスを受けたり、人に依頼して何かをやってもらったりする状況で使われます。

  • I had my phone repaired by my friend. (私は友人に電話を修理してもらった。)

  • I got my hair cut yesterday. (昨日、髪を切ってもらった。)

※「I cut my hair.」と言うと「自分で自分の髪を切った」という意味になってしまうため、美容院で切ってもらった場合は必ずこの「have/get + 目的語 + 過去分詞」の形を使います。

意味②「〜される」(被害)

2つ目は、自分の意志とは無関係に「〜される」という被害を表す用法です。

文の構造は「使役」と同じですが、文脈から明らかにマイナスの出来事である場合にこの意味になります。

  • My son had his watch stolen at school. (息子は学校で時計を盗まれた。)

  • I got my foot stepped on in the train. (私は電車の中で足を踏まれた。)

「息子が時計を盗ませた」と訳してしまうと不自然ですよね。目的語(his watch)が被害に遭った対象であることを表しています。

意味③「〜してしまう」(完了)

3つ目は、少し見落とされがちな「〜してしまう」「〜し終える」という状態の完了を表す用法です。

自分自身の努力や行動によって、ある状態を完了させたことを意味します。

  • I had my homework done before dinner. (私は夕食前に宿題を終わらせた。)

  • I need to get this report finished by tomorrow. (明日までにこのレポートを完成させる必要がある。)

💡 have と get のニュアンスの違いは?

have と get は、過去分詞を伴う場合はほとんど同じ意味で使えますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

  • have:当然のこととして「してもらう」 お金を払ってプロに頼む場合や、業務として当然やってくれるべき相手に依頼する場合に使われます。(ビジネスライクで少しフォーマル)

  • get:説得や努力をして「してもらう」 相手にお願いして「なんとかやってもらう」という努力や苦労のニュアンスが含まれます。(カジュアルな日常会話でよく使われる)

【make】+目的語+過去分詞の特別な使い方

使役動詞の make(強制的に〜させる)も過去分詞をとることができますが、have や get のように自由自在に使えるわけではありません。

make + 過去分詞 の形は、「make oneself 過去分詞」という特定の熟語表現で使われることがほとんどです。以下の2つの表現を丸暗記してしまうのが、最も効率的な学習法です。

① make oneself understood(自分の言葉を理解してもらう)

直訳すると「自分自身を(相手に)理解された状態にする」となり、「自分の言っていることを相手にわからせる」「言葉が通じる」という意味になります。

  • I couldn’t make myself understood in English. (私の英語は通じなかった。/英語で自分を理解してもらうことができなかった。)

② make oneself heard(自分の声を聞かせる)

直訳すると「自分自身を(相手に)聞かれた状態にする」となり、騒音などで声が届きにくい状況で「自分の声を届かせる」「声を聞いてもらう」という意味になります。

  • She spoke loudly to make herself heard above the noise. (彼女は騒音の中でも自分の声が聞こえるように、大声で話した。)

【要注意】let は過去分詞と一緒に使える?

使役動詞といえば have get make に加えて let(〜させてあげる、許可する)がありますが、「let は過去分詞を一緒にとることができるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。

let は直接「過去分詞」をとらない

結論から言うと、原則として let + 目的語 + 過去分詞 という形は使いません。

目的語と補語が「受け身」の関係になる場合、let は直接過去分詞を置くのではなく、間に be を挟んで let + 目的語 + be + 過去分詞 の形をとります。

  • 【誤】 Don’t let the door left open.

  • 【正】 Don’t let the door be left open.

    (ドアを開けっぱなしにしておかないで。)

ただし、この表現は少し古風であったり、文語的(ことわざや命令文など)であったりすることが多く、日常会話ではあまり頻繁には登場しません。テスト対策としては「letは直接過去分詞をとらない」と覚えておけば、ひっかけ問題もクリアできます。

TOEIC・テスト対策!使役動詞の「原形 / to不定詞」と「過去分詞」の見分け方

TOEICや大学受験、学校の定期テストで頻出するのが、「空所に動詞の原形を入れるか、過去分詞を入れるか」を選ぶ問題です。

この見分け方は、実はたった一つのルールを知っているだけで劇的に簡単になります。

目的語(O)が「する」側か「される」側かを見極めるコツ

空所の前にある「目的語(O)」に注目してください。 目的語がその動作を「自らする(能動)」なら原形(※getの場合はto不定詞)、動作を「される(受動)」なら過去分詞を選びます。

  • 能動(〜が…する)

    I had the mechanic(整備士が)+ repair(修理する)my car.

  • 受動(〜が…される)

    I had my car(車が)+ repaired(修理される).

【練習問題】どっちが入る?

実際に以下の問題を解いて、感覚を掴んでみましょう。

Q1. I had my personal computer (   ) yesterday.

A: fix

B: fixed

Q2. My mother got my brother (   ) his room.

A: clean

B: to clean

C: cleaned

【解答と解説】

Q1:B (fixed)

目的語は my personal computer(私のパソコン)です。パソコンは自ら修理「する」のではなく、修理「される」側なので、過去分詞の fixed が正解です。(訳:私は昨日パソコンを修理してもらった)

Q2:B (to clean)

目的語は my brother(私の弟)です。弟は部屋を自ら掃除「する」側(能動)です。能動の場合、使役動詞が havemake なら原形ですが、get の場合は「to不定詞」をとるのがルールです。したがって B が正解です。(訳:母は弟に部屋を掃除させた)

使役動詞+過去分詞に関する「よくある質問(FAQ)」

ここでは、使役動詞と過去分詞について学習者がよく抱く疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. I had my hair cut. は自分で切ったの?美容師に切ってもらったの?

美容師(他の誰か)に切ってもらった、という意味になります。

cut は現在形・過去形・過去分詞がすべて同じ形(cut-cut-cut)のため混乱しやすいですが、この文の cut は過去分詞です。

「自分の髪が(誰かによって)切られる状態を持った」という使役の意味になります。自分で前髪などを切った場合はシンプルに I cut my hair. と言います。

Q. get O 過去分詞have O 過去分詞 はテストでどう使い分ける?

「過去分詞」をとる場合、両者の意味はほぼ同じ(〜してもらう、〜される)なので、テストの穴埋め問題で両方が同時に選択肢に並んで迷わせることはほぼありません。

ただし、「能動態」になったときは形が変わるため注意が必要です。(have 人 原形 / get 人 to不定詞

Q. 使役動詞の文を丸ごと受動態(受け身)にすることはできる?

make のみ受動態にすることが可能です。

ただし、受動態になると隠れていた to が復活し、be made to do(〜させられる)という形になります。

例:I was made to wait for an hour.(私は1時間待たされた。)

なお、havelet は原則として受動態の文を作ることはできません。

まとめ:使役動詞+過去分詞の比較一覧表

最後に、今回解説した使役動詞(have / get / make / let)と過去分詞の組み合わせについて、一覧表で整理します。復習に役立ててください。

使役動詞 過去分詞との組み合わせ 意味・ニュアンス 例文
have 〇(よく使う)

①〜してもらう(当然・業務)

②〜される(被害)

③〜してしまう(完了)

I had my bag stolen.

(カバンを盗まれた)

get 〇(よく使う)

①〜してもらう(努力・説得)

②〜される(被害)

③〜してしまう(完了)

I got my hair cut.

(髪を切ってもらった)

make △(熟語のみ) 自分の言葉を理解させる、声を聞かせるなど、限られた慣用表現でのみ使用

I couldn’t make myself understood.

(私の言葉は通じなかった)

let ×(直接は不可) 原則として使わない。(受動態にする場合は let O be p.p. の形になる)

Don’t let the door be left open.

(ドアを開けっぱなしにするな)

「使役動詞+過去分詞」は、目的語と動詞の「受け身の関係」を見抜くことが最大の鍵です。

このルールさえしっかり押さえておけば、英会話での表現力アップはもちろん、TOEICや各種英語試験のスコアアップにも直結します。ぜひ何度も例文を読み返して、マスターしてくださいね!

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