英検4級の勉強法は?合格に必要な単語・文法・リスニング対策を解説

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更新日:2026年9月7日 英語コラム

英検4級の勉強法は?合格に必要な単語・文法・リスニング対策を解説

「英検4級を受けたいけれど、何から勉強すればいい?」「単語や文法はどこまで覚えればいい?」「リスニングが苦手でも合格できる?」と悩んでいませんか。

英検4級は、中学校で学ぶ基礎的な英語力を身につけていれば十分に合格を目指せる試験です。

ただし、何となく問題集を進めるだけでは効率よく点数を伸ばしにくいため、単語・文法・問題形式・リスニング・過去問の順に対策することが大切です。

この記事では、英検4級のレベルや試験内容、合格基準を確認しながら、効率的な勉強法を詳しく紹介します。1か月で合格を目指す学習スケジュールも紹介するので、これから勉強を始める人は参考にしてください。

英検4級の勉強法を5ステップで確認

英検4級に合格するための基本的な勉強順は、次のとおりです。

ステップ勉強内容ポイント
1単語・熟語毎日少しずつ繰り返す
2文法中学1〜2年生レベルを復習する
3リーディング大問ごとの形式に慣れる
4リスニング毎日英語の音を聞く
5過去問本番形式で仕上げる

最初から難しい長文や過去問ばかり解く必要はありません。単語や文法が身についていなければ、リーディングでもリスニングでも問題を理解しにくくなります。

まずは基礎を固め、そのあとに本番形式の問題へ進みましょう。

英検4級とは?レベル・試験内容を確認

英検4級は、英検公式では「中学中級程度」とされている級です。

身近な話題について書かれた英文を読んだり、簡単な会話を聞いたりする力が求められます。

5級よりも使われる単語や文法が増え、文章も少し長くなるため、英語の基礎を一段階レベルアップさせる試験と考えるとよいでしょう。

英検4級は中学何年生レベル?

英検4級は、一般的に中学1〜2年生で学ぶ英語が中心です。

例えば、

  • 過去形
  • 未来表現
  • 助動詞
  • 比較級・最上級
  • 不定詞
  • 動名詞

などが出題範囲に含まれます。ただし、受験できる学年に制限はありません。英語学習を早く始めている小学生が受験することもできます。

英検5級との違い

英検5級と比べると、4級では語彙や文法の範囲が広がります。さらに、まとまった英文を読む長文問題も出題されるため、単語だけではなく文章全体を理解する力も必要です。

5級に合格している人でも、4級を受ける前には中学2年生程度までの内容を一度確認しておきましょう。

英検4級の試験内容

英検4級の一次試験は、リーディングとリスニングで構成されています。

試験時間は、

  • リーディング:35分
  • リスニング:約30分

です。

リーディングは、主に次の形式で出題されます。

  • 短文の語句空所補充
  • 会話文の文空所補充
  • 日本文付き短文の語句整序
  • 長文の内容一致選択

それぞれ問題形式が異なるため、単語や文法を覚えるだけでなく、大問ごとの解き方にも慣れておくことが大切です。

英検4級に英作文・ライティングはある?

英検4級の一次試験にライティング問題はありません。合否を決めるのはリーディングとリスニングです。そのため、4級合格を目指すなら、まずは語彙・文法・読解・聞き取りに集中しましょう。

3級以上になるとライティング対策も必要になるため、4級の段階では英文の語順や基本表現を身につけておくと、その後の学習にもつながります。

英検4級に面接はある?

英検4級には、3級以上で行われるような二次試験の面接はありません。ただし、希望者はスピーキングテストを受験できます。

スピーキングテストの結果は、4級そのものの合否には影響しません。そのため、4級合格だけを目標にするなら、リーディングとリスニングを優先して勉強しましょう。

英検4級の合格点・合格ラインは?

英検4級では、単純な正答数ではなく英検CSEスコアによって合否が判定されます。

一次試験の合格基準は、英検CSEスコア622です。リーディングとリスニングの結果をもとにスコアが算出されます。

「何問正解すれば合格」とは決まっていない

英検では、正答数をそのまま一定の点数に変換しているわけではありません。

そのため、「35問中○問正解すれば必ず合格」とは言えません。目安として6割程度の正答率を意識する人も多いですが、固定された合格ラインではない点に注意しましょう。

過去問を解くときは、正答率だけを見るのではなく、どの分野で間違えているかを確認することが大切です。

英検4級合格に必要な勉強時間は?

英検4級に必要な勉強時間は、人によって異なります。

特に、

  • 5級レベルが身についているか
  • 中学校の授業をどの程度理解しているか
  • 単語をどれくらい知っているか
  • リスニングに慣れているか

によって必要な学習量は変わります。まずは過去問や問題集を一度解いて、自分の現在地を確認しましょう。

例えば、

単語でほとんど意味が分からない

語彙学習を優先

文法問題で間違える

中学英文法を復習

文章は読めるが音声が聞き取れない

リスニングを重点的に練習

というように、自分の弱点に合わせて学習時間を使う方が効率的です。

英検4級の単語・熟語の勉強法

英検4級対策で最初に取り組みたいのが単語と熟語です。

単語が分からなければ、文法を理解できても英文全体の意味をつかみにくくなります。また、単語の発音を知らなければリスニングでも聞き取れません。

単語は1日10〜20語ずつ覚える

一度に大量の単語を覚えようとすると、復習が追いつかなくなります。

例えば1日10〜20語程度に決め、

1日目

新しい単語

2日目

前日の復習+新しい単語

という形で進めましょう。「一度で完璧に覚える」より、何度も見ることが大切です。

単語は意味と発音をセットで覚える

英検対策では、スペルだけ覚えるのではなく音も確認しましょう。

例えばlibraryという単語を見て意味が分かっても、音を知らなければリスニングで聞き取れません。単語帳に音声が付いている場合は、必ず活用してください。

動詞は過去形も覚える

4級では過去の出来事を扱う英文も多く出てきます。

例えば、

go → went
see → saw
buy → bought
take → took

など、不規則に変化する動詞は特に注意しましょう。現在形と過去形を別々に暗記するより、セットで覚えると効率的です。

熟語はかたまりで覚える

熟語は単語ごとに分解せず、そのまま覚えましょう。

例えば、

look for
(〜を探す)

be good at
(〜が得意である)

get up
(起きる)

have to
(〜しなければならない)

などです。英文の中で意味を確認すると、使い方も一緒に覚えられます。

英検4級で覚えておきたい文法

英検4級では、中学1〜2年生で学ぶ英文法を理解しておく必要があります。

主な内容は次のとおりです。

  • be動詞・一般動詞
  • 疑問文・否定文
  • 現在進行形
  • 過去形
  • 未来表現
  • 助動詞
  • 比較級・最上級
  • 不定詞
  • 動名詞
  • There is / There are
  • 接続詞
  • 代名詞

すべての文法用語を細かく暗記する必要はありません。

重要なのは、英文を見たときに意味と語順が分かることです。

文法は英文ごと覚える

例えば比較級なら、

Tom is taller than Ken.
(トムはケンより背が高いです。)

不定詞なら、

I want to play soccer.
(私はサッカーをしたいです。)

といった短い英文まで覚えましょう。

英文を声に出して読むと、文法だけでなく語順や発音も身につきやすくなります。

大問1|短文の語句空所補充の勉強法

短文の空欄に入る単語や熟語、文法表現を選ぶ問題です。英検4級の中でも問題数が多いため、得点源にしたい大問です。

対策として重要なのは、

  • 単語
  • 熟語
  • 文法

の3つをバランスよく勉強することです。問題集を解いたら、正解したかどうかだけでなく、ほかの選択肢の意味も確認しましょう。

分からない問題で時間を使いすぎない

知識問題は、知らない単語が出ると考えても答えが分からないことがあります。

本番では一問に時間をかけすぎず、一度答えを選んで次へ進みましょう。時間が余ったら最後に見直します。

大問2|会話文の空所補充の勉強法

会話の空欄に自然な返答を入れる問題です。この問題では、単語の意味だけでなく会話の流れを理解する必要があります。

例えば、

How are you?

I’m fine.

Would you like some tea?

Yes, please.

のように、質問と返答をセットで覚えておくと答えやすくなります。

空欄の前後を必ず読む

空欄だけを見て答えるのではなく、その前後の会話を確認しましょう。

特に、

Who
When
Where
Why
How

などの疑問詞に注目すると、相手が何を聞いているのか判断しやすくなります。

大問3|語句整序・並び替え問題の勉強法

日本語の意味に合うように、英単語を正しい順番へ並べる問題です。英語の語順が理解できているかが問われます。

まず「主語+動詞」を探す

例えば、

「私は昨日公園へ行きました。」

なら、

I went

が文の中心になります。

そのあとに、

to the park
yesterday

などをつなげます。

英語は日本語と語順が異なるため、「日本語の順番のまま英語にしない」ことがポイントです。

疑問文の語順を重点的に練習する

特に注意したいのが疑問文です。

例えば、

Where do you live?
(どこに住んでいますか?)

What did you eat?
(何を食べましたか?)

How many books do you have?
(本を何冊持っていますか?)

などの語順を繰り返し練習しましょう。

大問4|長文読解の勉強法

英検4級では、掲示・案内、Eメール、手紙、説明文などの長文問題が出題されます。

英文が長くなると「全部日本語に訳さなければ」と思うかもしれませんが、細かく訳す必要はありません。

必要な情報を探しながら読むことがポイントです。

最初に設問を確認する

長文を読む前に設問を確認すると、何を探せばよいか分かります。

例えば、

Where did Tom go?
(トムはどこへ行きましたか?)

と聞かれていたら、本文では場所に注目します。

Who・When・Where・Whatを意識する

長文では、

  • 誰が
  • いつ
  • どこで
  • 何をしたか

を整理すると内容を理解しやすくなります。

人名、曜日、時間、場所などには特に注目しましょう。

分からない単語があっても止まらない

長文の中に知らない単語が一つ出ただけで、読むのを止めないようにしましょう。

前後の文から意味を想像しながら、文章全体で何を言っているのかをつかむことが大切です。

英検4級のリスニング勉強法

英検4級のリスニングでは、短い会話や英文を聞いて答える問題が出題されます。

リスニング力を伸ばすには、問題を一度解いて終わりにしないことが重要です。同じ音声を繰り返し使いましょう。

1回目|問題を解く

最初は本番と同じように音声を聞いて問題を解きます。ここでは、どの程度聞き取れるか確認します。

2回目|スクリプトを確認する

聞き取れなかった英文を文字で確認します。

原因が、

単語を知らなかった
発音を知らなかった
音が速く感じた

のどれなのか分析しましょう。

3回目|音読する

スクリプトを見ながら、実際に声に出して読みます。自分で発音できる英語は、聞き取りやすくなります。

4回目|音声をまねする

慣れてきたら、音声のあとについて発音します。英語のリズムやイントネーションまでまねすると、リスニング力と発音の両方を練習できます。

英検4級リスニングで点を取る3つのコツ

1. 最後まで聞く

会話問題では、途中で答えを決めず最後まで聞きましょう。最後の一言が答えのヒントになることもあります。

2. 数字・曜日・時間・場所に注意する

例えば、

five
Sunday
three o’clock
station
school

などは設問の答えにつながりやすい情報です。すべての単語を聞き取るのではなく、重要な情報を拾うことを意識しましょう。

3. 分からない問題を引きずらない

リスニングでは次の問題がすぐ始まります。

一問分からなくても、前の問題について考え続けないことが大切です。気持ちを切り替えて次の音声に集中しましょう。

英検4級の過去問を使った勉強法

過去問は、英検4級対策の仕上げに欠かせません。

ただし、最初から過去問だけを繰り返すのではなく、

現在地の確認

弱点対策

本番練習

という順番で使いましょう。

1回目|時間を気にせず解く

最初は時間を測らず、どの問題が解けるか確認します。ここでは点数より、自分の弱点を見つけることが目的です。

2回目|間違えた原因を分析する

間違えた問題を、

  • 単語不足
  • 文法不足
  • 読み間違い
  • 聞き取れなかった

などに分類します。

原因が分かれば、復習すべき内容も明確になります。

3回目|本番時間で解く

基礎学習が終わったら、本番と同じ時間で解いてみましょう。

リーディングは35分で最後まで解き切れるか確認します。時間が足りなければ、どの大問に時間を使いすぎているのか見直してください。

英検4級に1か月で合格を目指す勉強スケジュール

すでに5級程度の基礎がある人なら、1か月で4級合格を目指す学習計画を立てることもできます。

ただし、現在の英語力によって必要な期間は変わります。

1週目|単語・文法

最初の1週間は、

  • 単語
  • 熟語
  • 過去形
  • 助動詞
  • 比較
  • 不定詞

など、基礎を確認します。

毎日単語学習と文法問題を組み合わせましょう。

2週目|大問別に練習

2週目は、

  • 空所補充
  • 会話文
  • 並び替え
  • 長文

をそれぞれ練習します。苦手な大問を見つけたら、重点的に取り組んでください。

3週目|リスニングを強化

毎日10〜20分程度、英検4級レベルの音声を聞きます。問題を解くだけでなく、スクリプト確認と音読まで行いましょう。

4週目|過去問で仕上げる

最後の1週間は過去問を使います。本番と同じ時間で解き、間違えた問題は必ず復習しましょう。

直前に新しい教材へ手を出すより、これまで間違えた問題をもう一度解く方がおすすめです。

英検4級におすすめの勉強順序

何から勉強すればよいか迷ったら、次の順番がおすすめです。

英検5級レベルを確認する

単語・熟語を覚える

中学1〜2年生の文法を復習する

大問別に問題を解く

リスニングを練習する

過去問を解く

間違えた問題を復習する

特に大切なのは、過去問を解くこと自体をゴールにしないことです。

できなかった問題を基礎学習へ戻して復習すると、同じミスを減らせます。

小学生が英検4級を受けるときの勉強法

英語学習を早く始めている小学生が英検4級に挑戦することもあります。

ただし、中学生向けの勉強法をそのまま使うと、文法用語が難しく感じることがあります。

文法用語だけを覚えさせすぎない

例えば「不定詞」という言葉だけを覚えるのではなく、

I want to play soccer.

のような英文を使って意味を理解する方法がおすすめです。

例文を音読しながら語順に慣れましょう。

音声を積極的に使う

小学生の場合は、読む・書くだけではなく聞く・話す練習も取り入れると学習を続けやすくなります。

単語も音声を聞きながら覚えましょう。

1回の勉強時間を短くする

長時間まとめて勉強するより、

単語10分
問題10分
リスニング10分

のように分ける方法もあります。

短時間でも定期的に英語へ触れることが大切です。

英検4級のスピーキングテストは受けるべき?

英検4級のスピーキングテストは、4級の合否には影響しません。そのため、必ず受けなければならない試験ではありません。

ただし、英語を声に出して答える経験ができるため、その後3級へ進む予定がある人にはよい練習になります。3級では二次試験で面接があるため、早い段階から人前で英語を話すことに慣れておくのもおすすめです。

英検4級の勉強法に関するよくある質問

英検4級は何年生レベル?

英検4級は中学中級程度で、主に中学1〜2年生で学ぶ英語が中心です。ただし受験に学年制限はなく、小学生でも受けられます。

英検4級の合格点はいくつ?

英検4級の一次試験は、英検CSEスコア622が合格基準です。単純な正答数だけで合否が決まるわけではありません。

英検4級は何割取れば合格?

「○割取れば必ず合格」という固定された正答率はありません。過去問では6割程度を一つの目安にしつつ、できるだけ多く正解できるよう対策しましょう。

英検4級に必要な単語数は?

英検公式が「4級には○語必要」と具体的な単語数を公表しているわけではありません。中学1〜2年生レベルの単語・熟語を中心に覚えることが基本です。

英検4級にライティングはある?

英検4級の一次試験にライティング問題はありません。リーディングとリスニングで合否が判定されます。

英検4級に面接はある?

3級以上のような二次面接はありません。希望者は別途スピーキングテストを受けられます。

英検4級のスピーキングは合否に関係する?

スピーキングテストの結果は、英検4級の級認定には影響しません。リーディングとリスニングで4級の合否が決まります。

英検4級は小学生でも合格できる?

英検4級に年齢や学年による受験制限はないため、小学生でも合格を目指せます。ただし、中学1〜2年生程度の語彙や文法を理解する必要があります。

英検4級は1か月で合格できる?

すでに5級程度の基礎がある人なら、1か月で合格を目指せる場合があります。ただし、現在の英語力によって必要な学習期間は異なります。

英検4級は何から勉強すればいい?

まず単語・熟語から始め、そのあと中学1〜2年生レベルの文法を復習するのがおすすめです。基礎が固まったら大問別問題や過去問へ進みましょう。

英検4級のリスニングを伸ばすには?

同じ音源を繰り返し使い、聞き取れなかった部分をスクリプトで確認しましょう。そのあと音読や音声のまねをすると、英語の音に慣れやすくなります。

英検4級の過去問は何回解けばいい?

回数よりも、間違いを復習することが重要です。一度解いた問題でも、間違えた理由を確認したあとにもう一度解き直しましょう。

英検4級におすすめの勉強時間は?

必要な時間は現在の英語力によって異なります。1日の勉強時間を無理に増やすより、単語・文法・リスニングを短時間でも継続することが大切です。

まとめ

英検4級に合格するためには、難しい英語を勉強するより、中学校で学ぶ基礎を確実に身につけることが大切です。

まず、

単語・熟語を覚える

中学1〜2年生の文法を復習する

大問ごとの問題形式に慣れる

リスニングを毎日練習する

過去問で本番対策をする

という順番で学習しましょう。

過去問で間違えたときも、「自分は英語が苦手」と考えるのではなく、単語・文法・読解・リスニングのどこに原因があるかを確認してください。

弱点を一つずつ直していけば、効率よく合格へ近づけます。

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