外国人に話しかけられたら?とっさに使える英語フレーズ30選

駅や街中で突然外国人に英語で話しかけられると、「何を言っているのか分からない」「答えは分かるのに英語が出てこない」と焦ってしまうことがあります。
しかし、とっさの英会話では難しい英文を作る必要はありません。
聞き取れなければ聞き返し、分かる範囲で短く答えるだけでも十分にコミュニケーションできます。
この記事では、外国人に話しかけられたときの対処法をはじめ、聞き返す表現、道案内、駅や電車の案内、写真を頼まれたときなどに使える英語フレーズを紹介します。
英会話初心者でも使いやすい短い表現から覚えていきましょう。
外国人に話しかけられたときの対処法を4ステップで確認
外国人から突然英語で話しかけられたら、次の4ステップで対応すると落ち着きやすくなります。
- 相手が何を知りたいのか確認する
- 聞き取れなければ聞き返す
- 分かる範囲で短く答える
- 分からない場合は無理に答えない
よく使うフレーズを先に確認しておきましょう。
| 状況 | 英語表現 | 意味 |
|---|---|---|
| 用件を聞く | How can I help you? | どうしましたか? |
| 聞き返す | Sorry? | すみません、もう一度お願いします |
| もう一度頼む | Could you say that again? | もう一度言っていただけますか? |
| ゆっくり頼む | Could you speak more slowly? | もう少しゆっくり話してください |
| 確認する | Let me check. | 確認しますね |
| 分からない | I’m not sure. | ちょっと分かりません |
| 英語が苦手 | I don’t speak much English. | 英語はあまり話せません |
| 道案内 | Go straight. | まっすぐ進んでください |
| 右へ案内 | Turn right. | 右に曲がってください |
| 別の人へ案内 | You could ask the station staff. | 駅員さんに聞いてみてください |
相手が話した内容をすべて聞き取る必要はありません。
station、train、hotel、restaurantなど、目的地や場所を表す単語が分かれば、そこから内容を確認できます。
突然英語で話しかけられても焦らなくていい
外国人から話しかけられると、「正しい英文で答えなければ」と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、実際のコミュニケーションでは短い英語でも十分に伝わります。
例えば、駅への行き方を聞かれた場合なら、
Go straight.
(まっすぐ進んでください。)
Turn left.
(左に曲がってください。)
It’s near the convenience store.
(コンビニの近くです。)
のような短い英文でも案内できます。
長い英文を作ろうとして黙り込むより、知っている表現を使って一つずつ伝えることが大切です。
また、聞き取れなかった場合は、分かったふりをせず聞き返しましょう。
まず相手が何を聞いているか確認しよう
相手が困っている様子なら、こちらから用件を確認することもできます。
How can I help you?
(どうしましたか?/何かお手伝いできますか?)
幅広い場面で使いやすい表現です。
相手からExcuse me.と声をかけられたあとに使ってもよいでしょう。
Can I help you?
(何かお手伝いしましょうか?)
地図を見ながら困っている外国人観光客などに、自分から声をかけるときにも使えます。
Do you need any help?
(何かお困りですか?)
相手が困っていることが明らかな場合に便利です。
英会話初心者なら、まずCan I help you?を覚えておくとさまざまな場面に対応できます。
英語が聞き取れないときの聞き返しフレーズ
外国人に話しかけられたとき、「答え方」より先に困るのがリスニングです。
相手の英語が聞き取れなかったら、そのまま会話を進めず聞き返しましょう。
Sorry?
(すみません、もう一度お願いします。)
非常に短く、日常会話で使いやすい聞き返し方です。
語尾を上げて発音すると、「もう一度お願いします」という意味になります。
Pardon?
(もう一度お願いします。)
こちらも聞き返しに使える表現です。
短いため、とっさの場面でも使いやすいでしょう。
Could you say that again?
(もう一度言っていただけますか?)
丁寧で分かりやすい表現です。
初心者にもおすすめできます。
Could you repeat that?
(もう一度言っていただけますか?)
repeatは「繰り返す」という意味です。
相手の発言全体をもう一度聞きたい場合に使います。
Sorry, I didn’t catch that.
(すみません、聞き取れませんでした。)
catchには「聞き取る」という意味があります。
相手の英語が速かった場合にも自然に使えます。
「ゆっくり話してください」は英語で?
相手の発音は聞き取れるものの、スピードについていけない場合は、ゆっくり話してもらいましょう。
Could you speak more slowly?
(もう少しゆっくり話していただけますか?)
丁寧で使いやすい表現です。
Could you speak a little more slowly?
(もう少しゆっくり話してもらえますか?)
a littleを加えると柔らかい印象になります。
「英語が苦手だから聞き取れない」と感じても、必要以上に謝る必要はありません。
聞き返したり、スピードを調整してもらったりすることも会話の一部です。
一部分だけ分からないときの英語
相手の英語をすべて聞き直さなくても、分からなかった部分だけ確認できる場合があります。
例えば「駅について質問している」ことまで分かったら、
Which station?
(どの駅ですか?)
と聞けます。
電車なら、
Which train?
(どの電車ですか?)
と確認できます。
目的地が分からない場合は、
Where do you want to go?
(どこへ行きたいですか?)
と聞きましょう。
聞き取った場所が正しいか確認するなら、
Do you mean Tokyo Station?
(東京駅のことですか?)
と聞けます。
すべての英文を理解しようとせず、必要な情報だけ確認するのも、とっさの英会話では重要です。
とっさに英語が出ないときに時間を稼ぐフレーズ
相手の質問は理解できても、答えを考えるのに時間がかかることがあります。
そんなときは、無言になるのではなく短い一言を使いましょう。
Let me see.
(ええと。)
少し考えるときに使える表現です。
Let me think.
(ちょっと考えさせてください。)
答えを思い出そうとしているときに使えます。
Just a moment.
(少々お待ちください。)
相手に少し待ってもらいたいときに便利です。
Give me a second.
(ちょっと待ってください。)
カジュアルな言い方です。
Let me check.
(確認しますね。)
スマートフォンや地図で調べるときに非常に使いやすい表現です。
例えば、
Let me check the map.
(地図を確認しますね。)
と続けられます。
「英語があまり話せません」はどう言う?
英語に自信がない場合は、それを正直に伝えても問題ありません。
I don’t speak much English.
(英語はあまり話せません。)
「まったく話せない」のではなく、「あまり得意ではない」と伝えられます。
My English isn’t very good.
(英語があまり得意ではありません。)
自分の英語力に自信がないことを柔らかく伝える表現です。
I only speak a little English.
(英語は少ししか話せません。)
a littleで「少し」という意味になります。
さらに、
But I’ll try.
(でもやってみます。)
と付け加えれば、相手を手伝おうとしている気持ちも伝わるでしょう。
分からないときは無理に答えなくていい
道や電車について聞かれても、正しい情報が分からないことがあります。
その場合は、推測で教えるより正直に伝えましょう。
I’m sorry, I’m not sure.
(すみません、ちょっと分かりません。)
I’m not sure.は「確信がありません」「よく分かりません」という意味です。
Sorry, I don’t know.
(すみません、分かりません。)
I don’t know.だけでも意味は通じますが、Sorryを付けると柔らかくなります。
I’m not from around here.
(この辺の者ではないんです。)
旅行先など、自分もその地域に詳しくない場合に使えます。
You could ask the station staff.
(駅員さんに聞いてみるといいですよ。)
分からない場合でも、次にどうすればよいか提案すると親切です。
You could ask at the information desk.
(案内所で聞いてみるといいですよ。)
観光地や商業施設などで使えます。
外国人に道を聞かれたときの英語
外国人から話しかけられる場面として多いのが道案内です。
相手から、
Excuse me, how do I get to Shibuya Station?
(すみません、渋谷駅へはどう行けばいいですか?)
Where is the nearest convenience store?
(一番近いコンビニはどこですか?)
などと聞かれることがあります。
全文が聞き取れなくても、
Shibuya Station
convenience store
といった目的地が分かれば対応できる場合があります。
分からなければ、
Where do you want to go?
(どこへ行きたいですか?)
と確認しましょう。
道案内で最低限覚えたい英語フレーズ
道案内では、短い定番表現をいくつか覚えておくと便利です。
Go straight.
(まっすぐ進んでください。)
最も基本的な道案内表現です。
Turn right.
(右に曲がってください。)
Turn left.
(左に曲がってください。)
Turn right at the corner.
(その角を右に曲がってください。)
Turn left at the traffic light.
(信号を左に曲がってください。)
traffic lightは「信号」です。
It’s on your right.
(右側にあります。)
目的地が進行方向の右側にある場合に使います。
It’s on your left.
(左側にあります。)
It’s next to the convenience store.
(コンビニの隣にあります。)
next toは「〜の隣」です。
It’s across from the station.
(駅の向かいにあります。)
across fromは「〜の向かい」という意味です。
It’s about a five-minute walk.
(歩いて5分くらいです。)
距離ではなく所要時間で伝えると分かりやすい場合があります。
地図やスマホを使って案内する英語
複雑な道順をすべて英語で説明する必要はありません。
スマートフォンの地図を使えば、簡単な英語でも案内できます。
Let me check the map.
(地図を確認しますね。)
You are here.
(現在地はここです。)
地図の現在地を指しながら使えます。
It’s around here.
(この辺りです。)
正確な場所ではなく、おおよその位置を示す表現です。
Let me show you on the map.
(地図でお見せしますね。)
説明するより、画面を見せた方が早い場合に便利です。
I can show you the way.
(道を案内できますよ。)
目的地が近く、自分が場所を知っている場合に使えます。
英語力だけで解決しようとせず、地図や案内表示を活用することも大切です。
「一緒に行きましょう」は英語で?
目的地が近い場合や、自分も同じ方向へ行く場合は、一緒に移動しながら案内することもできます。
I’ll show you the way.
(道を案内します。)
Follow me.
(ついてきてください。)
短く分かりやすい表現です。
I’m going that way too.
(私もそっちへ行きます。)
自分も同じ方向へ向かっていることを伝えられます。
I can take you there.
(そこまで案内できますよ。)
takeには「連れて行く」という意味があります。
ただし、自分の予定や状況に無理がある場合は、同行する必要はありません。
駅で外国人に話しかけられたときの英語
駅では、行き先や乗り換え、ホームについて質問されることがあります。
This train goes to Shinjuku.
(この電車は新宿へ行きます。)
You need to change trains.
(乗り換える必要があります。)
change trainsで「電車を乗り換える」という意味です。
Change at Shibuya Station.
(渋谷駅で乗り換えてください。)
It’s on platform three.
(3番ホームです。)
platformは「ホーム」です。
The ticket gate is over there.
(改札はあちらです。)
over thereは「向こう」「あちら」という意味です。
Ask the station staff.
(駅員さんに聞いてください。)
自分で正確に説明できない場合に使えます。
電車について聞かれたときに役立つ確認フレーズ
鉄道案内では、まず目的地を確認することが大切です。
Where are you going?
(どこへ行きますか?)
シンプルで使いやすい質問です。
What’s your destination?
(目的地はどこですか?)
destinationは「目的地」という意味です。
Are you going to Tokyo Station?
(東京駅へ行くんですか?)
聞き取った駅名が正しいか確認できます。
Do you have a map?
(地図はありますか?)
Let me check.
(確認しますね。)
日本の鉄道路線は複雑な場合もあるため、分からなければスマートフォンや路線図を確認しましょう。
観光地やお店について聞かれたときの英語
外国人観光客から、お店や観光地について聞かれることもあります。
It’s near here.
(この近くです。)
It’s a little far from here.
(ここから少し遠いです。)
It’s about ten minutes from here.
(ここから10分くらいです。)
徒歩なのか電車なのかによって時間は変わるため、必要なら、
It’s about ten minutes on foot.
(歩いて10分くらいです。)
と伝えましょう。
It’s closed today.
(今日は休みです。)
It opens at 10.
(10時に開きます。)
I’m not sure about the opening hours.
(営業時間はちょっと分かりません。)
営業時間や休業日は変わることがあるため、確信がなければI’m not sure.を使いましょう。
外国人から写真を頼まれたときの英語
観光地では、写真撮影を頼まれることもあります。
相手から、
Could you take a picture of us?
(私たちの写真を撮ってもらえますか?)
と聞かれたら、
Sure.
(もちろん。)
Of course.
(もちろんです。)
と答えられます。
撮影場所を確認したいなら、
Where should I stand?
(どこに立てばいいですか?)
撮った写真を見せながら、
How’s this?
(こんな感じでどうですか?)
とも言えます。
もう一枚撮る場合は、
Would you like another one?
(もう一枚撮りましょうか?)
が便利です。
外国人からおすすめを聞かれたときの英語
レストランや観光スポットについておすすめを聞かれることもあります。
例えば、
Do you know any good restaurants around here?
(この辺でおすすめのレストランはありますか?)
と聞かれた場合です。
おすすめがあるなら、
I recommend this place.
(ここがおすすめです。)
There’s a good restaurant near the station.
(駅の近くにいいレストランがあります。)
と答えられます。
分からない場合は、
I’m not sure, but you can check online.
(分かりませんが、ネットで調べられますよ。)
などと伝えましょう。
無理におすすめを考える必要はありません。
自分から外国人観光客に声をかける英語
困っている外国人を見かけたら、自分から声をかけることもできます。
Can I help you?
(お手伝いしましょうか?)
最も覚えやすく、幅広い場面で使えます。
Do you need any help?
(何かお困りですか?)
Are you looking for something?
(何かお探しですか?)
相手が地図やスマートフォンを見ながら何かを探している場合に使えます。
Are you lost?
(道に迷っていますか?)
意味は通じますが、少し直接的な聞き方です。
迷っているか確信がない場合は、Can I help you?の方が使いやすいでしょう。
外国人に話しかけられたときにやってはいけないこと
突然の英会話では、次のような対応を避けるとコミュニケーションがしやすくなります。
聞き取れたふりをする
聞き取れなかったまま適当に返事をすると、相手が求めている情報と違う答えをしてしまう可能性があります。
分からなければ、
Could you say that again?
(もう一度言っていただけますか?)
と聞き返しましょう。
分からない道を推測で教える
道案内では、間違った情報が相手をさらに迷わせることがあります。
自信がなければ、
I’m not sure.
(ちょっと分かりません。)
と伝えて構いません。
長い英文を作ろうとする
日本語で考えた文章をそのまま英語にしようとすると、とっさに言葉が出にくくなります。
Go straight.
Turn right.
It’s over there.
のように短く区切って伝えましょう。
文法ミスを気にしすぎる
完璧な文法を考えて無言になるより、必要な単語や短文を使う方がコミュニケーションにつながります。
伝えたあとで必要に応じて言い直せば問題ありません。
まず覚えたい「とっさの英語」10フレーズ
たくさんの英語を一度に覚えるのが難しい場合は、次の10フレーズから始めましょう。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| How can I help you? | どうしましたか? |
| Sorry? | もう一度お願いします |
| Could you say that again? | もう一度言っていただけますか? |
| Could you speak more slowly? | もう少しゆっくり話してください |
| Let me check. | 確認しますね |
| I’m not sure. | ちょっと分かりません |
| Go straight. | まっすぐ進んでください |
| Turn right. | 右に曲がってください |
| It’s over there. | あちらです |
| You could ask the station staff. | 駅員さんに聞いてみてください |
この10個が使えるだけでも、「聞き取れない」「道を聞かれた」「分からない」といった代表的な状況に対応できます。
外国人に話しかけられたときの英語に関するよくある質問
外国人に英語で話しかけられたら最初に何と言えばいい?
相手の用件が分からない場合はHow can I help you?が使えます。
「どうしましたか?」「何かお手伝いできますか?」という意味で、さまざまな状況に対応できます。
英語が聞き取れないときは何と言う?
簡単に聞き返すならSorry?が使えます。
丁寧に聞き直すならCould you say that again?がおすすめです。
「もう一度言ってください」は英語で?
Could you say that again?と言えます。
Could you repeat that?も同じように使えます。
「ゆっくり話してください」は英語で?
Could you speak more slowly?と表現できます。
more slowlyで「もっとゆっくり」という意味です。
「英語があまり話せません」は英語で?
I don’t speak much English.が使えます。
I can’t speak English.よりも、「少しは話せるけれど得意ではない」というニュアンスを伝えやすい表現です。
外国人に道を聞かれたら何と言えばいい?
基本的な道案内ならGo straight.、Turn right.、Turn left.の3つを覚えておくと便利です。
複雑な場合は地図を見せながら案内しましょう。
「まっすぐ行ってください」は英語で?
Go straight.と言います。
道案内で頻繁に使う基本表現です。
「右に曲がってください」は英語で?
Turn right.と表現します。
左ならTurn left.です。
「ここから5分です」は英語で?
It’s about five minutes from here.と表現できます。
徒歩ならIt’s about a five-minute walk.も自然です。
「駅員さんに聞いてください」は英語で?
You could ask the station staff.と言えます。
分からない鉄道情報を無理に説明せず、駅員へ案内するときに便利です。
「ちょっと調べます」は英語で?
Let me check.が使えます。
スマートフォンや地図を確認するときに便利な表現です。
分からないときにI don’t know.と言ってもいい?
I don’t know.でも意味は伝わります。
ただし、Sorry, I don’t know.やI’m not sure.とすると柔らかい印象になります。
外国人観光客に自分から話しかけるには?
Can I help you?が使いやすいでしょう。
相手が困っている様子ならDo you need any help?も使えます。
まとめ
突然外国人から英語で話しかけられても、難しい英文で答える必要はありません。
まずは、次の流れを覚えておきましょう。
相手の用件を確認する
↓
How can I help you?
聞き取れない
↓
Could you say that again?
英語が速い
↓
Could you speak more slowly?
答えを確認する
↓
Let me check.
道を案内する
↓
Go straight.
Turn right.
Turn left.
分からない
↓
I’m not sure.
別の人に聞いてもらう
↓
You could ask the station staff.
とっさの英会話で重要なのは、相手の英語を100%理解することではありません。
必要な情報を確認し、短い英語やジェスチャー、地図なども使いながら伝えることを意識しましょう。
















