「今何時ですか?」は英語でどう言う?尋ね方と答え方の表現を徹底解説!

新規登録・無料体験
はこちらから
CLICK
  1. オンライン英会話ならQQ English
  2. 英語ブログ
  3. 「今何時ですか?」は英語でどう言う?尋ね方と答え方の表現を徹底解説!
英語ブログ
検索
更新日:2025年6月20日 英語コラム

「今何時ですか?」は英語でどう言う?尋ね方と答え方の表現を徹底解説!

「今何時ですか?」の尋ね方や答え方の英語表現は、小・中学校で習う基礎的な表現です。

しかし、中には注意しないとうっかり間違ってしまうポイントが潜んでいるため、侮れない表現でもあります。

そこでこの記事では「今何時ですか?」の英語表現をテーマに、次のことを詳しく解説します。

  • 英語圏の時間表記と「a.m. / p.m.」の表記の仕方
  • 「今何時ですか?」と尋ねる時の英語表現
  • 「今何時ですか?」に答える時の英語表現

気をつけるべきポイントをしっかりおさえて、時間を尋ねる際も答える際も自信をもって英語で伝えられるようになりましょう。

英語圏は12時間表記!「a.m. / p.m.」の表記方法

日本の時間表示は、12時間制と24時間制の2つを選べますが、海外では12時間制で表記することが一般的です。

そこで使われるのが、「a.m. / p.m.」です。

「a.m. / p.m.」は、「ante meridiem」「post meridiem」というラテン語が由来の言葉を省略しています。

ラテン語の「meridiem」は「正午」、「ante」は「前」、「post」は「後」をそれぞれ意味するので、「a.m.」は「正午の前=午前」、「p.m.」は「正午の後=午後」を指します。

「a.m. / p.m.」の表記は、大文字であったりピリオドがなかったりと、次のような表記方法があります。

  • 小文字+ピリオドあり:a.m. / p.m.
  • 小文字+ピリオドなし:am / pm
  • 大文字+ピリオドあり:A.M. / P.M.
  • 大文字+ピリオドなし:AM / PM

基本的にはどれも使用できますが、表記を指定している大学や公式文書もあります。

フォーマルな文書を書く際は、「a.m. / p.m.」の表記についてスタイルガイドがないか確認しましょう。

また、「a.m. / p.m.」についてもう1つ注意点があります。

「a.m. / p.m.」で文が終わる場合は、文末のピリオドは不要です。

「~ 8 p.m..」とピリオドが2つ続くことは誤りなので、この点にも注意しましょう。

「今何時ですか?」と尋ねる時の英語表現

ここからは「今何時ですか?」と時間を尋ねる時に使える定型フレーズをご紹介します。

微妙なニュアンスの違いをおさえて、フレーズを使い分けましょう。

What time is it (now)?「今何時ですか?」

「今何時ですか?」と尋ねる時に使える基本フレーズが「What time is it now?」です。

この表現は、相手に聞けば現在時刻を教えてくれる前提で尋ねています。

そのため、気兼ねなく時間を聞けるような相手に対して使える表現です。

例文:
What time is it, mom?

(お母さん、今何時?)

Do you have the time?「時間がわかりますか?」

「What time is it?」よりも丁寧な語感があるのが「Do you have the time?」です。

「時間がわかるものをお持ちですか?」と尋ねているので、相手が時間を知るアイテムを持っているか定かではない場合に使えます。

例文:
Excuse me, do you have the time?

(すみません、今の時間はわかりますか?)

【注意】Do you have time?「お時間ありますか?」との違い

「Do you have the time?」は定冠詞「the」が付いているので、共通認識の具体的な時間=現在時刻のことを表しています。

しかし、定冠詞「the」の付かない「Do you have time?」は漠然とした時間について尋ねているので「時間はありますか?」と暇かどうかを尋ねる表現になります。

「the」の有無によって意味が大きく異なるので、注意しましょう。

What time is it over there?「そっちは今何時ですか?」

時差のある相手に英語で時間を尋ねる際は、「over there」を文末に置いた表現「What time is it over there?」を使いましょう。

「over there」は話者から見て距離的に遠い場所を指す時に使われる表現です。

例文:
It’s 10:30 a.m. in Japan. What time is it over there?

(日本は今10時半です。そちらは今何時ですか?)

What time is it in 国名/地域名?「〇〇は何時ですか?」

「特定の国名や地域名は何時ですか?」と英語で尋ねたい場合は、前置詞「in」を使って「What time is it in 国名/地域名?」と表現します。

例文:
What time is it now in New York?

(ニューヨークは今何時ですか?)

「今何時ですか?」に答える時の英語表現

ここからは時間の答え方についての表現を見ていきましょう。

「ちょうど〇時」の英語表現

「ちょうど〇時」を表現する最もシンプルな表現が、「It’s 〇 o’clock.」です。

「o’clock」は「of the clock」の省略された形で、「時計によると」という意味です。

例文:
It’s eight o’clock.

(今は8時ちょうどです。)

対面で時間を尋ねられた時はお互いに午前か午後かがわかっているので、基本的に時間帯を示す表現は不要です。

しかし、時差のある相手など時間帯をはっきりさせたい場合には、つけることもあります。

その場合の注意点として、「o’clock」と「a.m. / p.m.」の併用はできないので気をつけましょう。

また、日本語では「AM10時」と表記されることがありますが、英語での表記は必ず数字を先に書きます。

時間の前に「a.m. / p.m.」をつけるのは誤りなので、この点にも気をつけましょう。

例文:
It’s seven o’clock in the morning.
(午前7時です。)

It is three p.m.
(午後3時です。)

「ちょうど〇時」であることを強調したい場合は、副詞「exactly」を使いましょう。

例文:
It’s exactly five o’clock.

(5時ちょうどです。)

「昼の12時」「夜中の12時」の英語表現

「昼の12時」と「夜中の12時」の英語表現は、時間ではなく次の単語で表現します。

  • 昼の12時:noonまたはmidday
  • 夜中の12時:midnight

「midday」は「幅広く正午付近」を指しているので、「12時ちょうど」を表現したい場合は「noon」が適切です。

「だいたい〇時」の英語表現

「だいたい〇時くらい」とおおまかな時間を答える場合は、「about」または「around」を使って表現できます。

例文:
It’s about 4 o’clock.

(だいたい4時くらいです。)

「もうすぐ〇時」の英語表現

特定の時間が近づいていて「もうすぐ〇時」と答えたい場合は、「almost」を使いましょう。

例文:
It’s almost midnight.

(もうすぐ真夜中です。)

「〇時〇分」の英語表現

「〇時〇分」を時間で表す際に最も簡単な言い方が、次の例文のように数字をそのまま読み上げる言い方です。

例文:
It’s nine twenty-three.

(9時23分です。)

注意すべき点は、1分から9分の場合です。

1桁の場合は、ゼロを「ohまたはo」と表記して「オー」と発音します。

例文:
It’s nine oh seven.

(9時7分です。)

「past / to」「after / before」を使った「〇時〇分」の表現

「〇時〇分」を英語で表現する場合、前置詞を使った言い方もできます。

この言い方には、2つの特徴があります。

1つは5分単位で表現するという点、もう1つは前置詞を使い分けるという点です。

60分を半分に分けて、前半の前置詞には「pastまたはafter」、後半の前置詞には「toまたはbefore」を使います。

広く使われている「past」と「to」の組み合わせで表現を確認しましょう。

  • 〇時5分:It’s 5 (minutes) past 〇.
  • 〇時10分:It’s 10 past 〇.
  • 〇時15分:It’s (a) quarter past 〇.
  • 〇時20分:It’s 20 past 〇.
  • 〇時25分:It’s 25 past 〇.
  • 〇時30分:It’s half past 〇. 

「a quarter」の「a」や「minutes」は省略可能です。

「past」の代わりに「after」も使えますが、「It’s half after 〇.」という表現は不自然です。

15分と30分の表現は数字ではなく「a quarter」「half」がよく使われます。

後半の時間表記も確認しておきましょう。

  • 〇時35分:It’s 25 to 次の時刻.
  • 〇時40分:It’s 20 to 次の時刻.
  • 〇時45分:It’s quarter to 次の時刻. 
  • 〇時50分:It’s 10 to 次の時刻.
  • 〇時55分:It’s 5 to 次の時刻.

この表現は厳密には「◇時△分前」を表しているので、「〇時」の部分の英語は実際の時刻ではなく次の時刻を使います。

例えば、2時55分は「3時5分前」なので「It’s 5 to 3.」と表記する点に注意しましょう。

前置詞は「to」の代わりに「before」や「till」が使われることもあります。

まとめ

最後に「今何時ですか?」の英語表現で特に気をつけるべき点を復習しましょう。

「a.m. / p.m.」について

  • 「a.m. / p.m.」で文が終わる場合、ピリオドは2つ置かない

「今何時ですか?」と尋ねる時

  • 相手が時間を知っている時:What time is it?
  • 相手が時間を知っているか不明な時:Do you have the time?

「今何時ですか?」に答える時

  • 「o’clock」と「a.m. / p.m.」は併用できない
  • 「a.m. / p.m.」は数字の後に置く

これらの点に注意して、時間に関する英語表現をさまざまなシチュエーションで使ってみましょう。

こちらの記事もおすすめ

無料体験にクレジットカードの登録は必要ありません!

日本人のサポート付き無料体験レッスンはこちら