影響を与えるは英語でなんて言う?「affect・influence・impact」の違いをわかりやすく解説

「影響を与える」は英語で何と言うか悩んだことはありませんか。
英語には「affect・influence・impact・have an effect on」など似た表現が多く、
「どれを使えば正しいの?」
「ニュアンスの違いは?」
と迷いやすいところです。
特に「affect」と「influence」の違い、「impact」の使い方は、英語学習者がよく疑問を持つ重要ポイントです。
結論から言うと、英語では影響の種類・強さ・対象によって、使い分ける必要があります。
本記事では、まず押さえるべき代表的な4つの表現を、コアイメージと例文つきでわかりやすく解説します。
- affect:最も基本の「〜に影響する」
- influence:考え方・判断に働きかける影響
- impact:強く大きな影響。ビジネス・ニュースで頻出
- have an effect on:丁寧でフォーマルな「影響を与える」
さらに、ビジネスでそのまま使えるコロケーションも紹介し、「売上に影響する」「意思決定に影響する」など実用的なフレーズもまとめています。
この記事を読めば、「影響を与える」を英語で自然に言い分けるコツがはっきり理解でき、メールや会議で自信を持って使えるようになります。
「影響を与える」英語の基本|まず押さえるべき4つの表現
「影響を与える」を英語にしたいとき、日本語のようにひとつの決まった単語はありません。
なぜなら、何に・どれくらい・どんなニュアンスで影響するか、によって使い分けが変わるからです。
代表的な表現は以下の4つです。
- affect:いちばん基本の「〜に影響する/与える」
- influence:人の考え方・価値観・行動に「感化する」
- impact:強い影響・大きな変化をもたらす
- have an effect on:結果や状態に影響を与える丁寧な表現
ここから、それぞれのコアイメージを例文つきで紹介します
1. affect|最もよく使う「(直接)影響を与える」
「affect」は「AがBに影響を与える」という意味をもつ動詞です。
天候・環境・健康・仕事・気分など、さまざまな対象に使えます。
例文:
The new law will affect many small businesses.
(新しい法律は多くの小規模企業に影響を与えます。)
Lack of sleep can affect your health.
(睡眠不足は健康に影響を与えることがあります。)
日常会話からビジネスまでよく使われるので、「とりあえず迷ったら affect」と覚えておくと便利です。
2. influence|考え方・人に影響を与える
「influence」は「人の心・考え・行動に影響を与える」というイメージが強い動詞です。
直接的な物理的影響よりも、時間をかけてじわっと感化するニュアンスがあります。
例文:
His parents greatly influenced his career choice.
(彼の両親は、彼の進路選択に大きな影響を与えました。)
The book really influenced the way I think.
(その本は、私の物の見方に本当に影響を与えました。)
「誰かの考え方に影響された」という文脈では、 「affect」よりも「influence」のほうがしっくりくることが多いです。
3. impact|強い影響を与える
「impact」は「普通より重大な影響」を伴うときに使われるのが特徴です。
ニュース・ビジネス・経済・社会問題などの文脈でよく使われます。
名詞でも動詞でも使えますが、近年は動詞の「impact」が広く使われています。
例文:
The new regulations will have a major impact on the industry.
(新しい規制は業界に大きな影響を与えるでしょう。)
Climate change is already impacting our daily lives.
(気候変動はすでに私たちの生活に影響を及ぼしています。)
4. have an effect on|結果に影響を与える(丁寧な表現)
「have an effect on ~」は、「~に影響を与える」という意味の定番表現です。
文章では「affect」よりも柔らかく、フォーマルで丁寧な印象になります。
例文:
The new policy may have a positive effect on employee satisfaction.
(その新しい方針は、従業員の満足度に良い影響を与えるかもしれません。)
Stress can have a negative effect on your health.
(ストレスは健康に悪い影響を与えることがあります。)
「effect」の前につける形容詞(positive / negative / strong / serious など)で、影響の種類や強さを細かく表現できるのもポイントです。
ビジネスシーンで使える「影響」の定番コロケーション
ビジネスでは、「影響を与える/影響を受ける」表現が頻繁に登場します。
ここでは、ネイティブがよく使う表現の組み合わせ(コロケーション)を紹介します。
そのまま会議やレポートで使える実用例文つきです。
affect sales / revenue(売上・収益に影響する)
「affect」はビジネスで最も使いやすく、売上・収益・市場動向など幅広い対象に自然に使えます。
数字で語られる分野に特に相性が良い表現です。
例文:
The price increase may affect sales next quarter.
(値上げは来期の売上に影響する可能性があります。)
The new regulations could affect revenue significantly.
(新しい規制は収益に大きく影響を及ぼす可能性があります。)
Weather conditions often affect customer traffic.
(天候は顧客の来店数にしばしば影響します。)
impact performance / operations(業績・業務に大きな影響)
「impact」は「深刻な影響」のニュアンスがあり、ビジネス文書やニュースで非常に頻繁に使われます。
課題報告・改善提案・リスク分析などの文脈でとても使いやすい語です。
例文:
The budget cuts will impact performance.
(予算削減が業績に大きな影響を与えます。)
The system outage impacted operations for three hours.
(システム障害は3時間にわたって業務に影響を及ぼしました。)
Supply chain disruptions have impacted production.
(サプライチェーンの混乱が生産に影響しています。)
influence decision-making(意思決定に影響)
「influence」は「感情・判断・価値観」に影響を与える語なので、意思決定や選択などの単語と相性が良いです。
ビジネスで「判断が変わる」「方向性が変わる」場面によく使われます。
例文:
Several factors influenced our final decision.
(複数の要因が最終決定に影響しました。)
The CEO’s opinion strongly influenced the direction of the project.
(CEOの意見がプロジェクトの方向性に強く影響しました。)
Market trends influence investment decisions.
(市場動向は投資判断に影響します。)
まとめ|「影響を与える」英語は4つを使い分ければ迷わない
「影響を与える」を表す英語はたくさんありますが、まず押さえるべきは「affect / influence / impact / have an effect on」の4つです。
どれも「影響」を表す点は同じでも、「どんな種類の影響なのか」「どれくらい強いのか」「何に作用するのか」で選ぶ表現が変わります。
- affect:最も汎用的。迷ったらまずこれ
- influence:考え方や判断にじわっと及ぶ影響
- impact:大きく強い影響・ビジネス向き
- have an effect on:結果に影響する丁寧な書き言葉
また、ビジネスでは「affect sales / impact performance / influence decision-making」のように、よく使われるコロケーションを覚えると実践で一気に使いやすくなります。
どの表現も、場面に合ったニュアンスを選ぶだけで英文の伝わり方が大きく変わります。
ぜひ、今日からメールや会議で使い分けてみてください。
英語での「影響」の表現力がぐっと広がります。
















