【洋楽を使った英語学習法】今よりも楽しく英語スキルを磨こう!

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更新日:2025年9月18日 英語コラム

【洋楽を使った英語学習法】今よりも楽しく英語スキルを磨こう!

英語学習には様々なアプローチがありますが、なかでも音楽を使った学習方法は人気です。

最近は情報技術の発達のおかげで、スマートフォン1つで音楽を聴くことができます。

サブスクリプションに登録して通勤中や休日に音楽を楽しんでいる方も多いでしょう!

こうした手軽さもあり、洋楽を活用した学習法は多くの方が実践しています。

しかしながら、ただ闇雲に好きな音楽を聴いているだけでは英語スキルの向上は見込めないのが現実です。

そこで本記事では洋楽に焦点を当て、英語スキルを効率的にアップさせるための方法をご紹介します。

ただ単に音楽を聴くのではなく、適切な楽曲の選び方から学習効果を最大化するコツまで幅広くお伝えしていきます。

これから洋楽を英語学習に取り入れようと考えている方はもちろん、すでに洋楽好きの方も、ぜひ一読していただけると幸いです!

洋楽を用いた英語学習がもたらす3つの効果

1. モチベーションUPにつながる

英語教育に力を入れている小林敏彦は、2002年の論文「洋楽を活用したリスニング活動」において、「洋楽の数ある効用の中で、もっとも顕著なのは、洋楽に学習者を楽しませる要素があるという点である。(p.85)」と述べています。

つまり、洋楽は学習者のモチベーションを高めてくれるということ!

洋楽でなくとも音楽はもはや日常生活で欠かせないものの一つです。

英詞の音楽を聴くことで感情を揺さぶられ、自然とやる気が溢れてきます。

そして英語を学ぶことが楽しくなります。

2. リスニングスキルの向上につながる

洋楽は多聴に向いています。多聴とは「容易に理解できるレベルの英語を大量に聴く学習法」のこと。

完全に理解しようとせずに、8割程度の理解で内容全体を捉えることで、ストレスを感じることなく大量のインプットができます。

つまり洋楽を聴いているうちに耳が英語に慣れ、だんだんとスキルアップにつながっていくのです。

実際に、外国語の研究者である柊元弘文は、2022年の論文「第二言語習得における洋楽使用の意義及び授業実践報告:洋楽でTOEICスコアアップを目指す授業実践」において、洋楽を英語学習に取り入れることはTOEICスコアUPにつながると報告しています。

3. 語彙力の向上につながる

洋楽には、教科書では学べない生きた英語表現が豊富に含まれています。

例えば「gonna(going to、~するつもり)」や「wanna(want to、~したい)」「gotta(have got to、~しなければならない)」などのスラングも頻出します。

昔の洋楽はどうしても表現が古くなってしまいますが、最近の洋楽を聴くことでイマドキのフレーズをインプットすることができます。

さらに音楽はメロディーがついているため、フレーズが耳に残り記憶に定着しやすいのです。

さらに芸術である音楽には比喩的な表現も多く用いられているため、あなたのセンスに磨きがかかること間違いありません。

音楽好きがオススメする洋楽10選

それでは、洋楽好きの筆者がオススメする洋楽を10つご紹介します。

1. Paul Young「Everytime You Go Away」

元々はダリル・ホールが1980年のアルバム「Voices」で発表した曲です。

それをポール・ヤングがカバーして大ヒットしました。

Hey, if we can’t solve any problems, then why do we lose so many tears?
(もし僕らが何も解決できないなら、なぜ僕らはこんなにも多くの涙を流すのだろう?)

と、恋の切なさを歌っています。 彼の声は聞き取りやすいので、英語学習用に向いています。

またアルバム「The Secret of Association(1985)」は名曲ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=nfk6sCzRTbM

2. Michael Jackson「I just Can’t Stop Loving You」

1987年に全米1位を獲得した名曲。

「夜が明ける」を意味する「dawn」が、比喩的に愛の始まりを告げているのがオシャレなポイントです。

I just can’t stop loving you. We can change all the world tomorrow.
(君を愛さずにはいられない。私たちは明日、世界をまるっきり変えることができる。) 

のなかに登場する「cannot stop -ing」は「〜せずにはいられない」を意味する慣用表現です。

https://www.youtube.com/watch?v=GAmVuYEeSSg

3. Bon Jovi「I’ll Be There for You」

冒頭の

I guess this time you’re really leaving. I heard your suitcase say goodbye.
(君は本当に行ってしまうんだ。君のスーツケースがそう告げていた。)

では、スーツケースを使って別れを比喩的に表現しています。

また「I guess(〜と思う)」は日常生活で自分の考えを控えめに言いたいときに使えるフレーズです。

https://www.youtube.com/watch?v=mh8MIp2FOhc

4. Mariah Carey「Without You」

マライア・キャリーは1990年代を代表するアメリカンポップシンガー。

この曲はハリー・ニルソンが制作した曲のカバーです。

日本のCMにも起用された過去があり、名前を知っている方も多いと思います。

I can’t give anymore.
(私が与えるものは何もない。)

に込められた寂しさと愛情の深さが特徴です。

https://www.youtube.com/watch?v=Hat1Hc9SNwE

5. Madonna「American Pie」

世界の音楽シーンに旋風を巻き起こし、今なお大人気を誇るマドンナの名曲。

A long, long time ago, I can still remember how that music used to make me smile.
(随分と前のことだけれど、私は未だにあの音楽のおかげで、笑顔でいられたことを思い出す。)

のなかにある「used to(以前は〜だった)」は日常生活でも使えるフレーズです。

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=X4RDB-mMDJg&t=175s

6. The Beatles「Help!」

こちらはジョン・レノンの不安定な心境が吐露されている楽曲。

When I was younger, so much younger, then today, I never needed anybody’s help in any way.
(僕がもっと若かったころ、今日よりずっと若かったころ、誰のどんな助けも全く必要ではなかった。)

は耳に残るメロディーです。

ちなみに形容詞の「原級(young)」を強めるには基本的に「very」を使いますが、「比較級(younger)」を強める際は「much」もしくは「far」を用います。

https://www.youtube.com/watch?v=2Q_ZzBGPdqE

7.  Carly Rae Jepsen「Call Me Maybe」

2012年のデビューアルバム「Kiss」に収録された人気曲。

But here’s my number. So call me baby.
(でもここに私の電話番号があるの。だから電話して。)

は、恋する乙女のドキドキ感と勢いを表現しています。

難しい単語が使われていないので聞き取りやすいです!

https://www.youtube.com/watch?v=fWNaR-rxAic

8. Billie Eilish「ocean eyes」

ビリーアイリッシュが2017年に発表した楽曲。

この曲は詩的な表現が散りばめられていて、例えば「a world gone blind(先の見えない世界)」と「diamond mind(ダイヤのような心)」と聴いて、どのような場面を想像するかは人それぞれ異なるでしょう。

こういった解釈の余地が残されている楽曲も聞き応えがありオススメです。

https://www.youtube.com/watch?v=viimfQi_pUw

9. Olivia Rodrigo「vampire」

2023年のアルバム「GUTS」の代表曲。

サビの昂り「bloodsucker, famefucker(血に飢えて、名声に飢えた男)」が特徴的で、楽曲を通してだんだんと高まってくる怒りが見事に表現されています。

https://www.youtube.com/watch?v=RlPNh_PBZb4

10. Justin Bieber「GO BABY」

2025年に公開されたジャスティン・ビーバー7作目のアルバム曲です。

前作「Justice」のポップさとは異なり浮遊感あるものになっています。

And, oh my days, she keeps ‘em talkin’, it’s comedy, just block it out, my baby
(勘弁してくれよ、彼女はみんなに言わせっぱなしで、コメディーだろ?ただブロックしたらいいんだよ)

は過剰になっているSNS社会について意義を唱えています。

また「’em」は「them」、「talkin’」は「talking」を意味しています。

https://www.youtube.com/watch?v=R8TwB6c5xr4

洋楽を用いた効果的な英語学習法【5ステップ】

 続いて洋楽を用いた勉強法をご紹介いたします。

こちらを参考にぜひチャレンジしてみてください。

STEP1.

まずは、じっくりと楽曲を聴いて楽しみましょう。

もちろん歌詞が聞き取れなくても大丈夫です。

感情の動きを重視してください!

ただし、聞き取れない英語は自分で想像してみることが大切です。

STEP2.

歌詞を見ながら一緒に歌ってみましょう。

自分が発声できる音は自然と聞き取れるようになります。

リスニングスキルの向上につながるのでオススメです。

STEP3.

和訳された歌詞を見て、意味を確認し、楽曲全体のメッセージを理解してください。

語句・文法・構文が分かると、より深い内容理解へと発展します。

そのうえで歌ってみると、感情を込めて歌うことができるでしょう!

STEP4.

インターネットを通じて、アーティストや時代背景について調べてみましょう。

あなたも音楽ファンの仲間入りです。

STEP5.

気に入った楽曲があれば、自分の宝物として大事に聴き続けていきましょう。

カラオケで披露するのも楽しいですよ!

知らない間に発音も上手くなっています。

おわりに

洋楽を聴くことで、楽しみながら英語スキルを向上させることができます。

自然とモチベーションが高まり、今以上に英語学習への意欲が高まってくるはずです。

重要なのは、ただ音楽を聴くだけでなく、歌詞と向き合い全体を理解することです。

加えて発声練習をすることで、英語力が大幅に上昇していきます。

ぜひ明日から洋楽を聴いてみてください。

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