バイク便も活躍!?仰天トレーニング | QQ English創業物語 | オンライン英会話ならQQ English

新規登録・無料体験
はこちらから
CLICK
  1. オンライン英会話ならQQEnglish
  2. バイク便も活躍!?仰天トレーニング
QQ English創業物語

第1章 オンライン英会話編

第15話 バイク便も活躍!?仰天トレーニング

ライダーと先生

どうやってオンライン英会話のデモ生徒を集めたかを説明する前に少しバイク便の話をさせてください。
バイク便では高卒は高学歴、中学をでて直ぐに働いているライダーも多いです。
東京にあこがれてどうしても東京で働きたいのですが特に特技なないので好きなバイクに乗って働く。また地方のバイク好きがバイク便にあこがれて上京すると言った感じです。
田舎の若いライダーが多かったのでよくご両親、いいえ母親から電話がくることが多かったです。
「うちの息子は東京でちゃんと働いているのでしょうか? 私の言う事は何にも聞かない子なのです。お役に立てているのでしょうか?」
とても心配なのでしょう。季節ごとによく頂きものを貰いました。ライダーの実家から送られて来るのです。ミカンなどの果物が多かったのですが生のサンマが氷漬けで送られてきた時にはびっくりしました。事務所に戻って来たライダーと一緒に食べるのですがサンマを焼いた後一週間匂いが取れなかったのを覚えています。
田舎のやんちゃ者ほど良く働きました。好きなバイクに乗ってライダーの先輩と一緒に働いているのでモチベーションが高いのです。またバイク好きが集まっているわけですからバイク談義やツーリングなど通して「絆」も強いです。

面接も面白いです。だいたい地方出身なので地理はわかりません。いきなり「僕は方向音痴なのですが」と言って来るのまでいるので「お前は何屋に面接にきたんだ」と言いたくなることも多いです。しかしバイク好きなら方向音痴では不採用にはしません。
質問で「なんでバイクが好きなの?」「どうやって乗りたいの?」「バイクについてどう思っているの?」などを聞いていきます。
あとで面接を終えて話題になるのは「今度の奴はダメだね。あんなのバイクを好きな理由になんないよ」とか「あのバイクにこのマフラーで乗りたいって言うのは性格良いんじゃないか」などです。
採用基準は好きなバイクとマフラーや改造計画で判断して「バイク乗りの魂があるかないか」で決めていました。見返りを求めずに助け合っていけるかが重要視されていたのです。
実はオンライン英会話やフィリピン留学の先生面接にも通じるものがあります。
もちろん好きなバイクの事は聞きませんが「なんで英語が好きなの?」「英語をどうやって教えたいの?」「英語を教えるってどう思っている?」などと聞いています。
私達は終身雇用で考えているので教える経験がなく上手に教えられなくても不採用にしません。こちらも「人情で助け合っていけるか、絆を作れるか?」と言った基準で採用しているのです。
一つ大きく違うのはオンライン英会やフィリピン留学の採用では基礎学力テストや大卒が義務付けられていて毎回数百人の応募の中から選ばれたエリートですが、バイク便にそういった基準がないこと言うことです。

人情で助けろ、バイク便が英会話の勉強

なんとバイク便が「人情」を発揮しました。
バイク便のライダーがオンライン英会話のデモクラスを6ヶ月間手伝ったのです。「バイク乗りの魂」でフィリピンチームを助けなくてはとの心意気です。
まだオープン前なのでデモの生徒を集めるのも大変でした。知り合いから親戚の子供、昔セブで出会った仲間。最後はバイク便のライダーまで参戦したのです。
どうしても昼間は生徒が集まらないのでバイク便のライダーが交代で授業を受けました。自慢じゃないのですがバイク便のライダーは走ると早いのですが、勉強ができません。
だいたいが地方出身のやんちゃな若者が東京で働きたくてバイク便になるのです。学歴は関係ありません。
英語で挨拶もできず、「リピートプリーズ」ですらわかりません。返事もろくすっぽできず、聞いていると半分、いいえ、9割以上日本語を話していました。
私の使っていた部屋が勉強部屋になっていて、いつも大きな声が外まで聞こえます。
「ハロー。え? なんだっけ? だめだ、全然わからないよ。なに言っているのかな。もう一度言ってプリーズ。どうしよう。とりあえずもう一度ハロー」と言った感じで日本語がまったくわからないフィリピンの先生と英語の勉強をしたのです。まあ勉強と言えたかは別ですがね。
バイク乗りとして仲間は助けなくてはならないと思って頑張るのですが内心「変な仲間がセブにできてしまって大変だ」と思っていたと思います。それでも新たにできた「縁」を大切にしたのです。
バイク便のライダーがオンライン英会話のスキルアップに役立ったかは別にして毎日がんばりました。